2011年11月18日金曜日

「ケイト・ブッシュにしかできない技」: シカゴ・トリビューン

シカゴ・トリビューンでの音楽評論家、グレッグ・コットの3/4評価とエルトン卿とフライ氏に対する疑問:

70年代後半から、ブッシュはアートロックの世界の中で 自分の世界を築いてきた人です。 そのみずみずしい音楽は堂々たる音楽家の域に達し、 妖精のようなボーカルは先進的なエレクトロニクスの綾に届いています。 その歌詞の世界はユニコーンや悪魔が去来する物語の世界から、 より女性的で成熟した世界を表現するようになりました。 商業的にはあまり成功していないように見えますが、ブッシュは 作曲家-歌手-音楽家-プロデューサーとして、 確固とした個性を築き上げ、数知れぬミュージシャンに影響を与えています。 … 賞賛やセレブリティを求めず、純粋な自己表現を大事にしています。 雪のための50の言葉は、まさに、魅惑の雲の上に浮かび、氷点下の世界の家篭りに ぴったりです。 どの曲も羽毛の布団の上に被せる毛布、暖炉にくべる薪、冬が近づくとやってくる 夢物語の世界を思い起こさせます … ブッシュはそのような広がりを持った稀有なボーカリストです … そして聞くものを押さえつけるのではなく、驚くほど親密に聞かせてくれるのです。 ピアニストとしても、決して弾き過ぎることなく素晴らしい音を聞かせてくれ、 さざなみのような音で、13分にも渡る長い曲には必要な道しるべを点しています。 また、キーボードも駆使して遠くにまたたく光を思い起こさせるような効果を出しています。 …」

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