2014年8月31日日曜日

UKチャートでケイトが新記録

ビフォー・ザ・ドーンのパブリシティーの余波で、 ケイトのアルバム8枚がトップ40に返り咲くことになりました。 そして、トップ50には11枚のアルバム全てがエントリーしています。 今週は、トップ50アルバムチャートの22%を ケイトが占めていることになります。

そして、トップ10の中にはケイト・ブッシュ・ストーリーが6位、 愛のかたちが9位と2枚が入っています。 このような記録を歴代で上回るのは、その不運の死にあたって トップ40に12枚がエントリーしたエルヴィスと 2009年のアルバムのリイシューでトップ40に11枚が同時ランクインした ビートルズだけです。

トップ40にランクインしたその他のアルバムは: 雪のための50の言葉 20位、天使と小悪魔 24位、センシャル・ワールド 26位、 ドリーミング 37位、魔物語 38位、らいおんハート 40位 です。 この先には、43位にエアリアル、44位にディレクターズ・カット、 49位にレッド・シューズが入っています。

今までもケイトはチャートでの記録を作ってきました。 1978年には公式シングルチャートで、自作の曲嵐が丘で 初めてUKのナンバー1を取った女性アーティストとなりました。 嵐が丘4週にわたって1位を守り、ケイトの26曲のトップ40ヒット の最初の作品となりました。

またシングルチャートでは、 神秘の丘嵐が丘ディス・ウーマンズ・ワークの 3枚がそれぞれ51位、58位、80位に返り咲きました。 バブーシュカ少年の瞳を持った男と合わせて、 トップ100には5曲がランクインしています。


公式チャートカンパニーの社長のマーティン・タルボットはこう語っています: 「ケイト・ブッシュが素晴らしい結果を出しました。 彼女のライブ公演がこの動きを作ったのは間違いありませんが、 じっさいにこのように驚くほどのセールスにつながるということは、 英国の人々がいかに世代を超えてケイトの音楽を愛しているか、ということですね。」

(Via Daily Mirror)

The official Charts CompanyBBCThe IndependentNMEDaily Mirror and againITVYorkshire PostDaily TelegraphThe GuardianMusic WeekBillboardClassic RockDaily Mail Hollywood ReporterHuffington PostGigwiseNew York Times

2014年8月26日火曜日

「壮大な冒険劇」

クレジット: 写真 ケン・マッケイ/REX ケイト・ブッシュ

KTフェローシップ・プレゼンツ ....

ケイトの公演初日のプログラムより。

ティータイムの小ネタまとめ

BBCではケイトの復帰を 祝い、トーヤにインタビューしています。 ◆ デイリー・ミラーはいまだにチケットの狂騒を書き、「知っておくべき11の事実」を並べています。 ◆ インデペンデントには、チケット価格の高騰 と出ています。 ◆ITNにはハラリ/マンコヴィッツの写真展のレビューが。 ◆ デイリー・テレグラフケイトのシングルのレビューとランキングケイトのアルバムが再チャートインしたことを 伝えています。 このことは、公式チャートのサイトスコティッシュ・デイリー・レコードにも出ています。

リバプール・エコーは、まだ アーカイブ記事 をあさっていて、インデペンデントケイトへのデリアのインタビューを回想しています。

ケイトがUKの公式アルバムチャートとiTunesチャートを席捲!

Kate Bush album covers

今週のUK公式アルバムチャートにケイトの5枚のアルバムが 入っています。そしてUKのiTunesチャートにはその2倍以上が! 彼女のライブと先週金曜日のBBC4でのドキュメンタリーで、 一気に関心が盛り上がり、旧作を買い求める動きにつながったようです。 詳しくは公式チャートのサイトのこちらで。 すばらしいです! UKのトップ100チャートでの順位は:

#15 ケイト・ブッシュ・ストーリー
#29 愛のかたち
#83 雪のための50の言葉
#87 天使と小悪魔
#93 センシャル・ワールド

お昼の小ネタまとめ

デイリー・ミラーではケイトのステージ復帰を祝い、ファンがチケットを手に入れ損ねた理由 … を解説しています。 ◆ ヴォーグケイトのファッションへの影響について触れています。 ◆ ガーディアンのコメンテーターのヴァノラ・ベネットは、 ロシアを例に挙げて ケイトの曲で開かれた視界 について語っています。 ◆ グラツィア期待すること。 ◆ メトロには祝うべき理由。 ◆NMEでは、 嵐が丘についての10の秘密(最近のレビューじゃない記事でなく)

タイムアウトには ケイト・ブッシュ関連イベントの一覧が。 ◆ デイリー・マッシュではケイトのギグの本当の意味を 探っています。

過去の記事を探し出しているメディアもあります: ガーディアン/オブザーバーテレグラフRTE

小ネタひとさらえ...

注:ケイトのライブについての情報については、私たちのFacebook ページツイッター もぜひフォローしてください。 水曜日は特にたいへんなことになると思います!

明日、アポロでビフォー・ザ・ドーンの初日を迎える直前のニュースをまとめておきましょう。

BBCのエセックスさんがブライアン・サウソールのインタビューを受けています。 この人はEMIの役員としてケイトの契約をした人です。 こちらで。 ◆ BBCラジオ4のウーマンズ・アワーでは、 こちらで、 「ケイト・ブッシュの変わらない魅力」を語っています。 ◆ 著名な作家のジャネット・ウィンタソンは、 彼女の「ヒーロー」のケイトについてガーディアンで このように書いています: 「ケイト・ブッシュは、自らを使いこなしている ― 人生においても芸術においても通じる 戦術として私に訴えるのだが、曲はミニチュアの演劇のようで、 主人公や舞台設定、そして言葉のぶつかりあい(oh to be in love and never get out again)があり、 ボーカルのポリフォニーが痛みや疑念から開放までを描き切っている。 … その彼女にまだ会うことができる。私は来週彼女のそのパフォーマンスをもう一度観にいくのだ。」

NPG x126911; Kate Bush by Thomas Patrick John Anson, 5th Earl of Lichfieldホームグラウンドは この秋、ケイト・ブッシュのファンジンのスペシャルPDFダウンロード号を、 ビフォー・ザ・ドーンの公演を記念して出します。 皆さんの意見、レビュー、想い出などを募集します。 ◆ ナインス・ウェイブについてのとても素晴らしい投稿が ‘ohbytheway’ のブログのこちら に出ています。 これから何週間か、ナインス・ウェイブのことをいっぱい話題にするように思います。 ◆ ガーディアンとオブザーバーのケイトに関係するもろもろの飽くなき追求は、 ついに ケイト・ブッシュな瞬間ベスト10まで たどりつきました。こちら。 「ブッシュの手にかかれば、洗濯機でも泣けます」とあります。 ◆ パトリック・リッチフィールドのケイトのポートレイト(右写真)が ロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーで、 「今週のポートレイト」に選ばれています。 詳しくはこちらで。 ◆ 歌手のジェシ・ウェアーが先週BBC6ミュージックでケイトについてコメントした 内容が、NMEのサイトのこちらに出ています。 ◆ 同じ番組の中で聞ける話と言えば、ジョン・カーダー・ブッシュがBBCの サイトのこちらキャシーの 写真集の新版や、ビフォー・ザ・ドーンについての思いについて しゃべっているのを聞けます。

ガーディアンはこのところのケイトのコンサートについての狂騒をこんな見出しで書いています: 「 復帰公演を前にブッシュ狂が全国に蔓延  ケイト・ブッシュの35年ぶりの 公演は、記念品を作る家内工業業界を燃え上がらせているようです。」 この記事の中には、ホームグラウンドのアンソロジーについての 好意的なコメントもあります。 こちら。 ◆アイリッシュ・インデペンデントは、 こちら で、 「ケイト・ブッシュ: 決して消えてはいなかった世捨て人」と書いています。 エド・パワー: 「ロンドンでのブッシュの舞台がどんなものであろうとも、 ファンたちにとってはきっと、孫の代まで伝えなければならない出来事になることでしょう。 ポップスターのことでも家族のようにつぶさに知ることができるような時代にあって、 ブッシュは特殊で、スポットライトから外れればそれだけ魅力がかきたてられる ような謎の人です。」

私たちの得た情報によれば、BBC4での2つのケイトの番組が BBC4のような局にとっては画期的な数字を叩きだしたそうです。 ドキュメンタリーの方は番組終わり頃にピークの93万視聴者を数え、 番組全体を通しても50万人程度の固定視聴者がいたようです。 ◆アンカットでは、2012年の記事を再掲しています。「ケイト・ブッシュ – 全アルバムレビュー」は こちら

◆ ガーディアンでは過去のケイトのファッションについて こちら で書いています。「スパンデックスとフワフワ: ケイト・ブッシュのスタイリッシュな 瞬間」 ◆ ガーディアンでは、ゾー・ウィリアムズが 支配の時代でのケイト・ブッシュの天才性という タイトルの記事で、自己表現と女性の創造性のロールモデルとして ケイトのことを書いています。 「ケイト・ブッシュは空前絶後の天才で、 特異種のようなものです。 圧倒的に成功を収め、だれも真似ができません。」 ◆ ロンドンのケイトファンにはこちら。 ホームグラウンドのデイブ・クロスソングス・オブ・プレイズというゲイクラブで 9月6日にDJをします。 3つの部屋でクールなポップ・ミュージックを流し、その中に デイブとHGパーティーでもプレイしたフィル・マリオットがプレイするケイトの部屋が あります。 ケイトのファンには割引が出そうです。詳しくは追って。 これがフライヤーです。

ハマースミス・アポロにビフォー・ザ・ドーンの看板が堂々の登場

Hammersmith Apollo August 25th 2014

「KTフェローシップ・プレゼンツ …ビフォー・ザ・ドーン”…素晴らしい。 25日月曜日の会場の様子です。

ケイトとクルーのメンバーにグッドラック! – そして楽しんでください! 我々からの気持ちです。ついにこの日がやってきたとは!

Sean, Peter, Krys and Dave xx

2014年8月24日日曜日

9月6日にロンドンのクラブ「ソングス・オブ・プレイズ」でケイト・ブッシュの部屋が

Songs of Praiseソングス・オブ・プレイズ 9月6日(土) 午後10:30 – 朝6時まで
M.O.メンツ・オブ・プレジャー

来週土曜日の夜、ホームグラウンドのデイブ・クロスと ホームグラウンドのパーティーでここ2回プレイしているフィル・マリオットが、 EC1 シティー・ロード、イーストブロック(最寄り駅はオールド・ストリート)の ソングス・オブ・プレイズでプレイします。

ソングス・オブ・プレイズは最高のポップ・ミュージック専門のゲイクラブで、 その3つの部屋のうち1つが来週土曜日には 100%ケイトになります。 他の部屋では、ニール・プリンス、シュガロウ・ボーイズ、デビッドがポップス をプレイします。 また、新結成のガールバンドのM.O.によるライブもあります。

11:30までに受付で「ホームグラウンドで」と言えば入場は5ポンドになります。 一般は10ポンドです。

さらには、先着20名様にはエアリアル、キング・オブ・ザ・マウンテン、 ザ・マン・アイ・ラブを題材にしたポストカードセットを、 受付で申し出た人にプレゼントします。

このイベントの詳細は、フェースブックで。こちらです。

 

2014年8月22日金曜日

ジョン・カーダー・ブッシュの「キャシー」の新版が11月に発売に!

John Carder Bush and Kate from the 2014 "Cathy" book

このニュースを他に先がけてお伝えできるのを嬉しく思います。

スフィアからケイトのお兄さんのジョン・カーダー・ブッシュによるキャシーの 新版を発行します。 これは、長い間絶版だった、ジョンさんがケイトの少女だった頃を撮った 伝説の写真集の再発になります。

今朝のプレスリリースより:

「ジョン・カーダー・ブッシュのキャシーの新版の刊行を 発表できるのを嬉しく思います。 発売はは2014年11月20日で、ハードカバーで40ポンドになります。

'Cathy' by John Carder Bush キャシーは1986年に500部限定で発売されましたが、 ジョン・カーダー・ブッシュによる写真集で、妹のケイトの少女の姿の写真に テキストが添えられています。 この新版は、オリジナル版以来初めての出版になり、 ジョン・カーダー・ブッシュによる新しい序文と 8葉のみ発表写真が付きます。

オリジナルのキャシーは、それを手にした人から特別な宝物のように扱われてきました。 この宝物がもっとたくさんの人の手に渡ると思うとワクワクします。 この新版に込められた細部にわたる注意は、 このデジタルな世界の中でも美しい本はまだ価値があるんだということを思わせてくれます。ジョン・カーダー・ブッシュ

箱入りの特別版も併せて発表されます。 詳しくはwww.cathybook.co.ukでご覧ください。

ジョン・カーダー・ブッシュは、写真家、作家として定評を得ています。 妹はシンガーソングライターのケイト・ブッシュでジョンによる詩の朗読やバックボーカルは 彼女のアルバムの中のいくつかの曲で聞くことができます。 彼はまたケイト・ブッシュのマネジメントチームのリーダーを何年にもわたって 務めており、彼女の姿を幼少期からスナップからセッティングした写真までいろいろな 形で撮影しています。 彼の作品は何枚かのアルバム、シングル、雑誌の表紙などにも世界中で使われています。

ジョン・カーダー・ブッシュはこの出版について、メアリー・アン・ホブズのインタビューで 話しています。 このインタビューはBBC6ミュージックで8月24日(日) 午前9:00から放送予定です。

2014年8月21日木曜日

ホームグラウンドのアーティスト、スティーブン・ブラウンの美麗な絵

Before the Dawn fine art print by Steven Brown

アーティストのスティーブン・ブラウンの素晴らしい絵の新作 についてお知らせします。 いつもサイトを見てくださる人は、ホームグラウンドのページに スティーブンさんのギャラリーを設けていて、 彼の絵がホームグラウンド・アンソロジーの本の両巻の表紙を飾っていること をご存知でしょう。 ケイトの「ビフォー・ザ・ドーン」のライブにインスパイアされた アートワークが、限定版プリントのかたちで購入できるようになりました。

プリントは 13.5”x19” (ジークレー) で、 100部限定の上質アートペーパーの光沢仕上げです。 価格など詳細と在庫の確認はメールでスティーブンさん stevenbrown12@btinternet.com まで。 彼のほかの作品はこちらの アーティストブログで見ることができます。

小ネタひとさらえ...

ニュースが多すぎて、ついていくのがやっとです。ざっとさらいます。

Big Issue kate cover featureUKのビッグ・イシューの最新号が、ケイトをカバーに 取り上げています。 「長い間待ち望まれていたケイト・ブッシュのライブのチケットは、秒速で売り切れました。 この待望のライブに先駆けて、私たちはインタビューをして来ました。 ケイトの嵐が丘を撮影したジェレド・マンコヴィッツ、ケイトにもっともたくさんインタビューした マーク・ラドクリフ、熱狂的なファンのジョー・ブランド、 ホリブル・ヒストリーでブッシュを新しい世代に紹介した女優のサラ・ハドランド、 ケイトの詩作について語る詩人のポール・マルドゥーン。 素敵な特集です。」 ビッグ・イシューとその支援活動については、 こちらで。 ◆ ガーディアンでは、サイモン・レイノルズが こちらで、ケイトのキャリアを通じて、玄人筋に受ける理由を検証しています。 ◆ スティーブン・フライは、ツイッター で、ファンに22日金曜日の午後9:10からのBBC4のドキュメンタリーを見逃さないよう伝えています #8230; UK在住の方は、こちらの BBC iPlayerで ドキュメンタリーの一場面を見ることが出来ます。

ケイトは、MNEの現在活躍中の最も影響力のある100人の アーティストの8位にランクインしています。 「ケイト・ブッシュは神秘的なシンガーソングライターの典型を作りました。 このところ、ラジオをつけると、彼女の残響があらゆるところで聞こえます。 ワイルド・ビースツの過剰なプロダクション、 ビョークやPJハーヴィーのエレクトロ・ケルト、 ゾラ・ジーザスの浮遊感、 フローレンス・アンド・ザ・マシーンやロンドン・グラマーの肺活量の大きなボーカルなど。」 詳しくはこちらで。 ◆ 歌手のトーヤ・ウィルコックスは、ケイトのコンサートのゲストリストに 名を連ねています。ツイートで: 「やった~。@KateBushMusic がゲストリストに入れてくれました。 最高のプレゼント! ケイト最高xxx」 ◆ ロンドン・イブニング・スタンダードでは、「ケイト・ブッシュを愛するわけ」という タイトルで連載をしています。 有名なファン、たとえば ボーイ・ジョージアナ・カルヴィホリー・ジョンソンルーマーなど。ボーイ・ジョージ: 「ケイト・ブッシュはいつも、ルネサンスにおけるタイプライターみたいな存在でした。 どこからともなく現れ、パンクムーブメントの最後の時期に 自分自身の個性だけでパンクの精神を体現してしまいました。 ジョニー・ロットンも彼女のことを好きなんですよね。 神秘の丘のような曲でポップの伝統をことごとく破ってしまいました。 ユニークで、グレタ・ガルボみたいな人です。そこがまた面白い。 大事なのは、私と同じく、南東ロンドンの出身なんですよ。」 記事の全文はこちらで。 ◆ ゲイル・ウォーカーはケイトが持っていた意味をベルファスト・テレグラフで振り返っています。 こちら。 ◆ テレグラフではケイトの1985年のクラウドバスティングのビデオを 取り上げています: 「ケイト・ブッシュ、ドナルド・サザーランド、そして奇妙な科学の道具達が クラウドバスティングの映像で美しい共演を見せています。 これは完璧なミュージックビデオでは? とバーナデット・マクナルティは問います。」 こちらで。 ◆ ブラッドリー・ブレイディーは、自身のブログ 「ディーバ達: 女性ボーカルのパワー」で ケイトの公演を取り上げた50記事カウントダウンを続けています。 50から始めて彼と一緒にカウントダウンするのをおすすめします。 ◆iTunesではケイトのオンラインストアをリニューアルして UKでは公演に合わせて彼女のアルバムのスペシャルディスカウントを行っています。

Kate on iTunes ロンドン・イブニング・スタンダードでは、 こちらで チケットを手に入れられなかった人のために、ロンドンで行われている ケイト・ブッシュ関連イベントを取り上げています。 ◆ インデペンデントでは、こちら で、ケイトの公演のことを思い描いています ◆ インデペンデントではまた、 ハラリ/マンコヴィッツの写真展とステージへの復帰をカバーフィーチャーで取り上げています。 こちらのkbarchivesサイトでスキャンをご覧ください。 ◆ インデペンデント・オン・サンデー・マガジンでは、 ケイトについての長い記事が出ています: 「英国音楽会の偉大な存在の一人1979年以来はじめての ライブステージに立ちます – さて、何が起こるのでしょう? 4人のライターが ケイト・ブッシュのとらえどころのない本質を抽出しようと試みます。」 こちらで。 ◆ テレグラフはグレーム・トムソンのケイトの1977年の KTブッシュ・バンドとの最初の演奏を振り返った記事を載せています。 こちら。 ◆ ロンドンでの写真展示会スナップ・ギャラリー(と、いくつかの作品))が インデペンデントで紹介されました。 ◆ ラジオ・タイムズはスチュワート・マコニーによる 素晴らしいケイトについての記事を載せています。kbarchives のこちらにスキャンがあります。 ◆ マリー・クレールは8月号でケイトの特集を出しています。 こちら で読めます。 ◆ 「カッティング・オフ・ケイト・ブッシュ」のレビューがこちら にも出ています。 ◆ テレグラフでヘレン・ブラウンがケイトステージに 期待することを書いています: 「35年ぶりのケイト・ブッシュのコンサートのポスターには、彼女が暗い海に浮かんでいる姿が 写っています。 長い髪が鮮やかなオレンジのライフジャケットにかかり、 腕は広く伸ばされ、カメラをじっと見つめています。 これが彼女です。 ある部分はか弱い人間で、ある部分は人魚のようです。 この56才のアーティストは、ほぼ40年にもわたってポピュラー音楽の潮流に 抗ったり漂ったりしながら、ほかに影響をされずに素敵でいっぷう変わった音楽を 綴り、セレブリティの世界に身をおくことを拒否してきました。」 記事の全文はこちら。 ◆ アーティフィスのブログでは、「ケイト・ブッシュの音楽の物語性」について こちらで論を展開しています。 ◆ ダブリン・シティーFMアートビートではケイトのステージへの復帰を 20日の水曜日に取り上げました。 ◆ イブニング・ヘラルドの貴重なチケットの記事はこちら。 ◆ ラジオ・タイムズのiPad版では、写真家のドン・スミスが撮った未公開の 写真を紹介しています。 BBCに嵐が丘で出演した時のものです(下写真)。 この出演は放送されたのでしょうか? Kate Bush - rare 1978 photo from Radio Times Kate at the BBC in 1978 Kate at the BBC in 1978

BBCラジオ6ミュージックが3時間のケイト・ブッシュスペシャル。 ジョン・カーダー・ブッシュも出演

BBC 6Music 8月24日(日)、UKのBBCラジオ6ミュージックではケイトを取り上げた 3時間の特別番組を、メアリー・アン・ホブズの司会で 朝7時から放送します。 その中ではケイトのお兄さんのジョン・カーダー・ブッシュさんとの おしゃべりも聞けます。 こちらで生で聞くことができます。 ウェブより:

「このケイト・ブッシュの特別番組では、ケイトの曲、カバー曲を取り上げ、 ゲストにはケイトファンのジェシー・ウェアさん、 ケイトのお兄さんのジョンさんもお招きします。 彼女はどんな人なのか、どうして特別なのか、 長く待ち焦がれていたハマースミス・アポロでの復帰公演に 先立って、ブッシュの全てを探ります。

John Carder Bush 一人目のゲストのジョン・カーダー・ブッシュは詩人であり写真家ですが、ケイト・ブッシュの 長兄で、アーミー・ドリーマーやジグ・オブ・ライフといったケイトの曲で歌っているのを 聞くこともできます。 1986年には8才のころのケイトの姿をとらえた素晴らしい写真集(‘キャシー’)を 発表していますが、 その写真からは、音楽の天才が繰り出す魔法の力を示しているようでもあります。 ジョンさんは妹のことを「静かで控えめな才能」の「仲のいい友達みたい」と称しています。 二人目のゲストは、ケイト・ブッシュの大ファンのジェシー・ウェアーさんです。 ジェシーさんはレビューでケイト本人に例えられることも多く、 ファーストアルバムのデボーションは2012年にマーキュリー・ミュージック・プライズに ノミネートされています。 2枚目のタフ・ラブは10月にリリースされます。 SBTRKT やサンファ・アンド・ディスクロージャーとの共演もあります。」

インデペンデントの記事に出たグレッグ・カルトンのケイト・ブッシュの絵を買えます

グレッグ・カルトンがこの週末、UKのインデペンデントで ケイトのライブステージへの復帰をイラストにしています。 記事の全文はこちらで読めます。 ファンからの強い要望に応えて、 アートワークのプリントの販売を始めました。 購入する方法は、こちらで見てください。

グレッグさんは、イラストが出来上がるまでを、 自身のサイトで公開しています。

Mojo誌でケイトが表紙特集!

Kate Bush - Mojo Sept 2014

Mojoは、ケイトのライブステージへの復活を祝って、 表紙と20ページに渡る記事で特集しています。 UKでの発売は8月26日(火)からです。 Mojoのサイトより:

たとえ一緒に夕食のテーブルを囲んでいたとしても、 プリンス、トリッキー、デイブ・ギルモア、そしてスティーブン・フライが 全員賛成する話題なんてあまりないでしょう。 しかし、この人たちはみんな、ケイト・ブッシュを素晴らしいと言っています。

36年にわたるキャリアを通じて、ケイトは常に衝撃を呼びました。 デビュー曲の嵐が丘は1978年1月にトップ・オブ・ザ・ポップスを見ていた人の 口をあんぐりさせ、英国中を立ちすくませました。 その特徴のある声はもちろんのこと、圧倒的な存在感、 そしてこの世のものではない感じのメロディーを生む大胆で実験的な作曲。 愛と喪失、殺人に騒乱、オーストラリアの政治、数学、鳥類学、 これらを彼女は等しく魔法のように曲にしてしまいました。

MOJOの最新刊では、ケイトファンの夢を受けて、 有名な「クラウドバスティング」からちょっとマイナーな「淋しい闘牛場」まで、 ベスト50曲を選んでいます。 また、彼女の1985年の名作、愛のかたちの制作を、それに関わった人の証言を 通じて深く掘り下げています。 付録のCD、ザ・ドリーマーズでも、ケイト・ブッシュをテーマに、新作のドリームポップや オリジナルの女性ボーカル曲を15曲集めています。

このMOJOはUKで8月26日(火)に発売になりますが、 これはまさにブッシュがイヴェンティム・ハマースミス・アポロで 熱望されていたステージ復帰を果たすその日なのです。 雑誌のご注文は、こちらから。

2014年8月20日水曜日

ケイトが公演の録画や撮影をしないようファンに要望

Smartphones at concerts

公式サイト上のメッセージでケイトがファンにカメラやスマホ、タブレットなどを使って 公演の録画や撮影をしないように求め、それが世界的にメディアに取り上げられました。 どうしてでしょう?:

こんにちは
誕生日にメッセージを届けてくれた皆さん、ありがとうございます。 素敵な一日でした。
コンサートが近づいてきてワクワクしています。準備は大変ですが、 とてもうまく進んでいます。
コンサートに来てくださる皆さんにお願いがあります:
会場は大きなホールやスタジアムでなく、こぢんまりとした劇場を選びました。 公演の間、写真を撮ったりビデオを撮影したりしないようにしていただければ、 とてもとてもうれしいです。 ぜひ、iPhoneやiPadやカメラとではなく、観客の皆さんと顔を合わせたいと思います。 これは難しいお願いかもしれませんが、 これを守ることでその場に居合わせる経験を共にできると思うのです。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
それでは。
ケイト

これはもっともです! 劇場の客席全部がスクリーンでいっぱいになってしまっては 残念としか言いようがありません。

追記: メディアでは世界中で大反響でした。そして、ありがたいことに ほとんどはケイトの要望を支持しています。 ガーディアンは、ケイトが「スマホとの戦いに勇敢に立ち上がった」と伝えて います。こちらで。その他、ケイトの要望へのメディアの反応まとめ:

Irish Independent | The Telegraph | The Guardian | Rolling Stone | BBC |

2014年8月9日土曜日

エジンバラ・フリンジ・ショー「カッティング・オフ・ケイト・ブッシュ」がスタート

Cutting off Kate Bush poster

エジンバラ・フリンジ・ショーでのルーシー・ベンソン・ブラウンの一人芝居、カッティング・オフ・ケイト・ブッシュが、レビューで好評です。

「ケイト・ブッシュの35年ぶりのツアーということで、 カッティング・オフ・ケイト・ブッシュは良い時に公演になりました。 ルーシー・ベンソン・ブラウンはブッシュの音楽のゴシックな調子を、家族の問題を 表現するのに上手く使っています。 若いキャシーは自分の家に戻ることになり、父の新しい付き合いと折り合いをつけようとします。

これはトリビュートではありませんが、 ケイトを通じて、家に戻ることの悲劇と喜劇を表現しています。 ベンソン・ブラウンによれば、劇をうまく構成してくれるのがブッシュの音楽と 彼女自身の想い出だということです。 「ケイト・ブッシュのことを気にし始めたのはティーネージャーのころでした。 トップ・オブ・ザ・ポップス 2 で「嵐が丘」が流れたのと、 そのときに母が一緒に歌っていたのをとてもはっきりと覚えています。」 ボウイ、ピンク・フロイド、バナナラマ、ジェネシス、スパンダー・バレエ、あるいはマドンナでも、 親が聴いていたという意味では同じようなストーリーを綴ることが できたかもしれません。 でも、ケイト・ブッシュのような魔法みたいな効果はなかったと思います。 ケイトの音楽でドラマ性がうんと引き立ちました。」

舞台では、幻惑の歌姫のヒット曲とともに、ベンソン・ブラウンの バレエの技をケイト風のダンスルーチンで披露します。 人間ドラマを伝えると同時に、玄妙なケイト・ブッシュへの 思いを改めて掻き立ててくれることでしょう。

Gilded Balloon Teviot, 622 6552, 2?25 Aug, 1.30pm, £10?£11 (£9?£10). Previews 30 Jul?1 Aug, £6.

詳しくは: https://www.facebook.com/cuttingoffkatebush

2014年8月7日木曜日

ケイトのスペシャルファンチケットは「ビフォー・ザ・ドーン」を解く手がかりになるか?

今日、発送されたチケットがファンの手元に届き始めました。 イヴェンティムのウェブサイトからチケットを申し込むことができた 幸運な人たちは、イヴェンティムがときどき特別な アートワークつきの「ファンチケット」を作って、コンサートの記念に できるようにしていることをご存知かもしれません。

ケイトもこのアイデアを気に入ったようで、また興味深いのは そのアートワークが、イヴェンティム・アポロで開催されるビフォー・ザ・ドーン の内容に強く関係したものだと思われることです。

***Possible spoiler image after this jump***

と元のサイトではなっていますが、そのまま続けます。

 

星の輝く海にヒトデと海藻が見えます….

“The stars are caught in our hair
The stars are on our fingers
A veil of diamond dust
Just reach up and touch it

The sky’s above our heads
The sea’s around our legs
In milky, silky water
We swim further and further….”

Ticket detail

BBC4でケイトの新しいドキュメンタリー番組を放送

BBC 4 logo

ケイトのキャリアを振り返る新しいドキュメンタリー、「ケイト・ブッシュ ストーリー: ランニング・アップ・ザット・ヒル」が、 BBC4テレビで、8月26日のライブステージへの復帰まで数日という 8月22日の午後9:10から放送されます。

このドキュメンタリーでは、ケイトのキャリアと音楽を、1978年の嵐が丘から 2011年の雪のための50の言葉までを、キーとなる共作者やケイトに影響を受けたアーティストなどの 証言でつづっています。 インタビューを受けているケイトに近しい人には、 デル・パーマー、デイブ・ギルモア、リンゼイ・ケンプ、ピーター・ゲイブリエル、 エルトン・ジョン、スティーブン・フライ、ナイジェル・ケネディーがいます。

また、長年にわたりケイトに惹かれ、影響を受けたミュージシャンには、 アニー・クラーク(セント・ビンセント)、ナターシャ・カーン (バット・フォー・ラッシズ)、トーリ・エイモス、ビッグ・ボーイ (アウトキャスト)、ガイ・ガーヴィー、トリッキー。 そして作家やコメディアンのファンとしてジョー・ブランド、スティーブ・クーガン、ニール・ゲイマン がいます。

また、この番組につづいて午後10:10からは、「BBCのケイト・ブッシュ」として ケイトの曲の番組があります。 どちらの番組も、同じ日の遅くに、12:40から2:40までの間に再放送されます。

プレスリリースより: 「BBC4は、 世界的なミュージシャンをフィーチャーした内容の濃いオリジナルのドキュメンタリー の伝統にのっとって、ケイト・ブッシュ、ノーザン・ソウル、ギターリフの楽しみの ドキュメンタリーを放送します。 … ケイト・ブッシュは自分の曲に合わせて踊ることが多くて、そこがいいですね。 番組では、彼女の仲間、友人、影響を与えた人の証言を通じて、 このシンガーソングライターがユニークな存在になった経緯を追っています。」

Kate on Wogan - Rocket Man

[BBCでのケイトのロケットマン - スクリーンショット:www.katebush.pl]

2014年8月6日水曜日

ジェレド・マンコヴィッツの新しいケイト・ブッシュ写真集

これはデジャブではありません。 前のポストに書いた通り、ロンドンのスナップ・ギャラリーの展示会では 2冊の写真集が、ハマースミスのイヴェンティム・アポロで開かれる ケイトのビフォー・ザ・ドーンの公演に合わせて開かれる 展示会に合わせて発行されます。

Gered Mankowitz book cover

ジェレド・マンコヴィッツケイト・ブッシュ: ポートレイトは 48ページで、写真家本人による前書きが入っており、 サイズは 7 x 7 インチです。 カバー付きのハードカバーで、全冊マンコヴィッツによるサインが入っています。 表紙は意図的にテキストなしにしてあり、「この本のオーナーが、あの伝説の天使と小悪魔の カラー写真を邪魔なしに楽しめるよう」にしてあるということです。

Kate Bush by Gered Mankowit

ジェレド・マンコヴィッツはケイトと1978年から1979年に仕事をし、 その写真はライオンハートや天使と小悪魔のUS盤など、LPやシングルのカバーを飾りました。

Lionheart attic shoot

ギャラリーのウェブサイトより: 「ジェレドの新しい本には、ケイト・ブッシュとの フォトセッションの中からお気に入りの写真が収められています。 彼は、その良い思い出をこう振り返っています。『ケイトとは、1978年から1979年にかけて 何度も仕事をしましたが、素晴らしい被写体でした。』」

Kate by Gered Mankowitz

そして。「彼女との仕事はとても楽しく、インスピレーションがありました。 あの作品にはとても誇りを感じていますし、ケイトのような才能のあるアーティストの 長いキャリアの中のいちばん最初から関わってこれたことを とても嬉しく思います。」

ネットでのオーダーはこちら から。

2014年8月3日日曜日

ガイド・ハラリの新しいケイト・ブッシュ写真集

今年はケイト・ブッシュの本を集めるには素晴らしい年です。 大人気の2巻セットのホームグラウンド・バイオグラフィー(詳しくはこちら)に続き、 ロンドンでのケイトのビフォー・ザ・ドーンの公演期間に合わせて開かれる 展示会に合わせて、 写真家のジェレド・マンコヴィッツとガイド・ハラリが新しいケイトの写真集を 発表します。 8月26日の午後4時から、この合同の展示会はロンドンのスナップギャラリー(12 Piccadilly Arcade) で開催されます

1冊めは、 「ケイト・ブッシュ: ガイド・ハラリの写真」で、もう注文を受け付けています。

Guido Harari book cover

Kate Bush portrait

ガイド・ハラリがケイト・ブッシュを初めて撮ったのは1982年ですが、彼はその日のことを はっきりと覚えています。 – それは9月25日でした。「ケイトは、泊まっていたホテル(ホテルプラザ)で 即興の撮影セッションの申し出を受けてくれました。 私は持ち運び用のスタジオキットを持っていて、その小さなセットの中で 存分にポーズをとってくれました。 やられてしまいましたね。彼女のようなオールラウンドなアーティストに期待する ことそのままなんですが、とても望めないと思っていましたから。 空間と時間を切り詰めた足跡の劇場と言ってもいいと思います。 翌日、私たちはミラノでもう一度会って、その結果をチェックしましたが、 彼女はとても嬉しそうでした。 それいらい10年に渡る共同作業のスタートだとは、そのときには思いもしませんでした。」

Lily by Guido Harari

1993年に最後に撮影を行ったとき、ガイドはセットを後にするとき、 10年も経つまでに次の仕事をしようとケイトに声をかけました。 「彼女は何も言わず微笑んでいました。それから12年経って 2005年の11月にエアリアルをリリースし、また2011年には雪のための50の言葉 を出しました。 そしてなんと、35年ぶりに、コンサートの発表があったというわけです!」

Rubberband Girl by Guido Harari

22 x 22cm (8.6 x 8.6インチ)のソフトカバーで、 60ページあり、全冊ガイド・ハラリのサイン入りです。 ギャラリーによれば、この本を売るのは2014年の10月2日に展示会が終わるまで だということです。

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カーディフでのケイト・ブッシュのイベント「ケイト・インサイド」

Cardiff event Kate poster ジョー・ウィットビーさんが、8月16日にウェールズのカーディフでケイト・ブッシュの 作品を祝う楽しそうなイベントを教えてくれました。

「35年間のブレークを破って、ケイト・ブッシュがロンドンでの連続公演で ライブステージに戻ってきます。 ロンドンに独り占めさせていてはいけません。 エリー・メイクス・ミュージック、ドミニク・グリフィン、ローレンス・メイド・ミー・クライ、 ジャック・バーネット、メアリー・オブ・スコッツなどなどと一緒に、 ケイト・ブッシュのカバー、ダンス、映像、レオタードなどを楽しんでください。 だれが前座で誰がメインアクトということは無く、劇場のように進めますので、 時間までにおいでください。 できたらケイト・ブッシュの仮装で!!”

Cat On The Wall Music & Culture Webzine Proudly Presents…

ケイト・インサイド: ケイト・ブッシュ イベント

2014年8月16日

Four Bars @ Dempseys, Cardiff

15 Castle St, CF10 1BS Cardiff

出演: Ellie Makes Music, Dominic Griffin, Laurence Made Me Cry, Jack Barnett, Mary Of Scots, Alone and more. Doors: 8pm

チケット: 前売り £6 こちらで

レコード・コレクターがケイト特集

レコード・コレクター誌の最新号では、ケイトをカバーにフィーチャーしています。 そして、ケイトにいままで3回インタビューをしたことのあるクリス・ニーズが 記事を書いています。 記事から少し抜き出して載せておきます。 この号は、レコード・コレクターのサイト で注文できます。

「ケイト・ブッシュの35年ぶりのコンサートステージへの復帰は、 狂乱にも似た歓迎を受け、ロンドンのイヴェンティム・アポロで今年いちばん ホットなチケットになった22公演のチケットはもう完売しています。

2013年にはボウイがニューアルバムを突然発表して 話題をさらいましたが、それを思い出させるどころか打ち負かすかのように 発表されたケイトのビフォー・ザ・ドーンは、まさに大きなショックとして 受け止められました。 このようなことは全く誰も予想してなかったでしょう。

1979年の時代を先取りしたツアー・オブ・ライフから数十年、 ケイトは魅力的でありながら神秘的で人目を避けるアーティストとなっていました。 そのオーラは自らスポットライトを避ける行動によって強められました。 そんな中、マスコミがときどき推測で書く記事(ブッシュ夫人は1985年の愛のかたちを 3年かけて制作したときには体重が150キロだったとか)もありましたが、 56才でステージ復帰というのは予想されていませんでした…」