2013年12月22日日曜日

ケイトの2013クリスマスメッセージ

オフィシャルサイトにケイトが2013年のクリスマスメッセージをアップしました:

豊かな気持ちでクリスマスをお迎えのことと思います。 今年一年、皆さんが見守ってくれて、メッセージをいただいたりして、とてもありがとうございます。 すごくうれしいです。
2014年が私たちみんなにとってすばらしい年になりますように。
愛をこめて
ケイト x

 

ケイトとケイトの家族のみなさん、ケイトのファンの皆さんが 楽しいクリスマスを過ごされますように。 また、2014年が良い年になりますように。

Sean, Dave, Krys and Peter x

2013年10月28日月曜日

Mojoの20週年記念号にケイト手書きの表紙が!

Mojo 20 Years Wallet Mojoの最新号(今週後半に発売)は 発刊20周年の記念号になります。 これを記念して、ケイトに手書きの表紙を描くよう依頼されました。 インデペンデント紙では、このように書いています: 「マスコミ嫌いで有名なケイト・ブッシュに絵筆を取らせて、 記念の手書きイラストを書かせるようなことができるようなメディアは 世界にひとつしかあり得ないでしょう。 それがMojoです。」 注: ここに載せているボール紙のスリーブの中に雑誌本体が入っていて、 それにケイトのカバーがついています。

ジミー・ペイジ、ジョン・ライドン、リンゴ・スター、 アレックス・ターナー、ブライアン・ウィルソン、ジェフ・ベック、 デビー・ハリー、ポール・ウェラー、ブリンス・バスター、 レイ・デイヴィス、マーサ・リーブス、小野ヨーコ、 クリフ・リチャード、スティーブン・タイラー、デインジャー・マウス、 デヴィッド・クロスビー、ピート・シーガー、バディー・ガイ、 ボビー・ウーマック、 ジョン・ケイルといった人たちのインタビューと無料のCDもこの号には 付いています。 さらに、読者投票の歴代20大アルバムも紹介されています。 この雑誌について詳しくは、こちら のMojoのサイトで確認してください。

この雑誌を定期購読している人には、 このケイトデザインの表紙の特別バージョンとして、 金箔つきのものが発送されるそうです。 これはきっとコレクターズアイテムになりますね。 ケイトの絵には、このように言葉が添えられています:

「20年たってもずっとMojoを可愛がってくれてありがとう」

Kate's Mojo Magazine cover

2013年9月14日土曜日

ケイトを語るジェレド・マンコビッツ

UKハフィントン・ポストの9月13日版: 「ジェレド・マンコビッツは 50年の長きにわたりロックスターの写真を撮っていて、 ジミ・ヘンドリックス、ローリング・ストーンズ、ワム!、 ケイト・ブッシュ、デュランデュランなどの 代表的なポートレイトを生み出しています。 その中の代表作がロンドンで明日から始まる展示会のために 集められ、12月にハードカバーで発売されることになりました。 ケイト・ブッシュはジェレド・マンコビッツが好んだ被写体の 1人で、仕事が出来るのが嬉しいとされています。

2013年9月12日木曜日

ケイトがトゥーンに現れたとき


ニューカッスル・クロニクルで今日、 1980年9月11日にケイトが魔物語のプロモーションで現れた時のことを、 当時の新聞のインタビューとともに紹介しています:

ときどき新聞に自分が出ているのを見ますけど、 なかなかそれがケイト・ブッシュという名前と結びつけて考えられません。 その人は有名人でマックスウェルのコーヒーとかみたいに有名なブランドみたいだけど、 私自身は自分の音楽と自分の人生をやっているだけので。

2013年9月3日火曜日

エルトン卿がウィーラー街について語る

オブザーバーの9月1日の紙面でエルトン・ジョン卿が、 「ウィーラー街で雪に閉じ込められて」について、録音が大変だったと語っています:

ケイト・ブッシュの最新アルバムで、この曲のをデュエットしました。 彼女のバンドとのセッションは大変でした。まあ簡単な曲を書く人じゃないから。 ややこしい曲を書く人で、これも変な曲ですが、とても好きです。 ケイトのように自分の道を進んでいる人のレコードに参加できるのは 名誉なことですね。 並外れた感じで、ちょうどフレディー・マーキュリーの女性版みたいな感じかな。 ときどきは人付き合いの場にも出て来ますが、前に結婚式にご主人と一緒に出てもらったことがあって、 その時には部屋中いろんなスターがいるのに、ミュージシャンたちはみんな 『ケイト・ブッシュさんに紹介してくださいよ』って言ってました。 ボーイ・ジョージが『あれは、ケイト・ブッシュさん?』って言ってましたね。 『そうだよ!』って

 

2013年8月19日月曜日

センシュアル・ウォーク2013の想い出

今年のセンシュアル・ウォークイベントは直前まで決まりませんでしたが、 オーナーのポールさんがサットン・マーテロー塔 を使わせてくれるという太っ腹な申し出をしてくれたおかげで、決まりました (ポールさん、本当にありがとうございます!)。 今年もシオバーン・ケインさんと ヤング・ハーツ・ラン・フリー のすばらしいメンバーの人たちが協力してくれて、 ウォーキングと音楽とピクニックで楽しい一日を過ごしました。 塔の中で演奏を披露してくれたエイドリアン・クローリーさん、 ディエラニザウアーさん、ドナルド・ディニーンさん、ショーン・マクアーレインさん、 マイク・スティーブンスさん、ありがとうございました。 ヤング・ハーツ・ラン・フリーのブログには、6月15日に行われた このイベントの写真がアップされています。 なかなか素敵です。 こちら からご覧ください。

Sensual Walk 2013 - photo by Steve Cole

2013年8月9日金曜日

シカゴでのケイト・ブッシュ トリビュートナイト

準備はいいでしょうか: 風の街で最高のケイト・ブッシュに夢中のDJやミュージシャンが 特別なイベントを行います。

8月21日水曜日、 シカゴの中心のローガンスクエアの近くにあるウィスラーで、 ソング・オブ・サマー: ケイト・ブッシュ・トリビュート・ナイトが開催されます。 このパーティーでは伝説の英国のシンガーソングライターの 輝かしいキャリアを、 今年デビューアルバムの「天使と小悪魔」が発売35週年を迎えるのを 記念してお祝いします。

今回は少し間があいて3回めの開催になる シカゴのケイト・ブッシュ・トリビュート・ナイトですが、 カイル・グリーアやディスタント・シティーズといった アーティストのライブ演奏をフィーチャーします。 ベラゾーベリン、ジョシュア、ジョジー・ブッシュという3人のケイトマニアの DJがブッシュの音楽やそのカバー、リミックス、そしてケイトの影響を受けた アーティストの音楽をプレイします。

イベントは入場無料で、9:30からWhistler, 2421 N. Milwaukee Aveで開かれます。

以前のケイト・ブッシュ・トリビュート・ナイトについての報道から:

「ケイト・ブッシュは世間から逃げているのではなく、音楽を制作するに あたっては辛抱強さ(とおそらく完全主義)が大切だということを分かっているんだろう」— ブリット・ジュリウス、ゲイパーズ・ブロック、11/29/10

「ブッシュ本人と同じで、このパーティーはスペシャルで 独特の個性を持っている。」 — キム・ベルウェア、シカゴイスト、11/30/10

2013年7月30日火曜日

お誕生日おめでとう!

追記: ケイトが 公式サイトで誕生日のお祝いに答えてくれました: 「私の誕生日にたくさんの素敵なメッセージをいただきました。 ありがとうございます。今日は本当にすばらしい一日でした。ケイト」

ホームグラウンドとケイト・ブッシュニュースの仲間から、 ケイトさんに誕生日のお祝いです!

Sean Krys Dave Peter

2013年6月5日水曜日

真夏の夜のケイト・ブッシュパーティー

hgparty

今年のホームグラウンドと katebushnews.com の パーティーは、夏至の夜、6月21日に ヴォクソールのロイヤル・ヴォクソール・タヴァーンで 行われます。 ロンドン中央のテムズ南岸で、ビクトリア駅から10分ほどです。

スタートは午後9時で、 午前3時まで続きます。 このパーティーでは、ポール・バーストン、 フィル・マリオット、デイブ・クロス、ポール・トーマスによるケイトをテーマにしたDJ をやります。

またこの日は、 ケイトの長年のファンでホームグラウンドの読者でもある リサ・オリバーがフロントをつとめる ケイト・ブッシュのトリビュートバンドクラウドバスティング のライブパフォーマンスも楽しめます。 このバンドは特別なセットリストを組む予定で、 ファンの人達にこの日に聞きたい曲のリクエストを募集しています。 ケイトの有名曲とファンのリクエスト曲を混ぜてユニークな イベントにしようと考えています。

リクエストはこちらまで: katebushmydreamthree@yahoo.co.uk

ケイトのすごい音楽を大音量で聴いて、たくさんのケイトファンと 会うことができるとても楽しい夜になりそうです。

前売りチケットは8ポンド、 当日券も少し出るようで、10ポンドです。

前売り券の購入は、こちらのペイパルボタンからどうぞ。 チケット購入確認のメールを送りますので、 それを当日お持ちいただければ大丈夫です。




2013年5月30日木曜日

300人のケイトで新記録

NMEのレポートによると、「300人のケイト・ブッシュファン が先週末にブライトンの公園に集まって、1978年のシングル嵐が丘 の有名なビデオのそっくり再演の最高人数の記録に挑戦しました。」

こちらが最終のリハーサルです:

そしてこちらがダンス練習用のビデオです:

追記: どうやらギネスは、 これを正式な記録とするには、 ケイトは十分に象徴的存在ではないと見ているようです。 ビデオ再演の動きは、それでもまだ続いているようです。

ケイトがリアムに救いの手を ― ザ・ボイスからの旅立ち

リアム・タムニは先週土曜日のバトル・ラウンドで破れました。 公式サイトにケイトが書いています:

リアムさん、落ち込むことはありません。 あなたにはすごい才能があるし、シンガーとしてもすばらしいです。 たくさんのオーディエンスがあなたの歌を味わいながら聴いていました。 がっかりせずに前を向いて歩いてください。 おばあさんも、あなたの成し遂げたことを誇りに思っているはずです。 これからも頑張ってください。

リアムはフェイスブックでこう応えています: 「本当にすてきな人です。 うれしいですね。ケイト・ブッシュさん、ありがとうございます。

リアムはこの大会の前のラウンドでディス・ウーマンズ・ワークをカバーしましたが、 これに対してケイトは「本当にすごい」と書いています。

フレーバーワイヤーでのトム・ホーキングのコメントが、なかなかです: 「正直な話、もし、ウィル・アイ・アムが気に入らなくて、 ケイトが気に入ったのなら、きっとそれはちゃんと出来ているってことでしょう。 タムニさんはこれからのキャリアでしっかり成功を収めてゆくことでしょう。 結局のところ、アメリカン・アイドルX ファクターザ・ボイスといった 番組で、いちばん興味が持てるような部分は、番組では優勝したりしないものなのです。」

2013年4月28日日曜日

「ブルーのシンフォニー: ケイト・ブッシュとその遺産」マルタ・オリホーク・サミトフスカ

ケイトは若い音楽ファンには知られていないという人もいます。 「ブリテンズ・ゴット・タレント」や「ザ・ボイス」などの いまテレビでやっているタレント発掘番組で ケイトのカバーがどうしても登場してくる状況を考えると、 それは全く正しくありません。 さらに正確には、ホームグラウンドのエディター陣が気づいている通り、 新人ミュージシャンの多くが、女性だけでなく男性も、 ケイトからの影響やインスピレーションがあったと 語っているということがあります。 あまりに多いので、ホームグラウンド誌ではそれを時代順に並べてみたほどです。 新人女性アーティストを分類してみたい不勉強な音楽評論家や、 新人アーティストを積極的に宣伝しようとしている人達などは、 簡単に「ケイト・ブッシュの再来」などと言ってしまいます。 ちょうどケイト自身がジョニ・ミッチェルやローラ・ニーロに 比較されたように。

マルタが書いたこの新刊の本は読みやすく、 丁寧にたくさんの最近のミュージシャンたちに 実際にどのような影響を受けているか、 直接に曲作りの面で影響があったのか、間接的に自分で何か作品を 作る動機になったとかキャリアの中での変化につながっているか、 などを問いかけています。

マルタさん: 「「新時代のケイト・ブッシュ」と呼ばれて 喜んでいる人も喜んでいない人もいるし、 ケイトとよく比較されていても、ほとんど影響を受けていない人も ケイトの作品をあまり知らないという人もいます … また、ケイトに強く影響されていてもぜんぜん違う音を 作る人もいるし、ケイトの作品を好きでも影響を受けていない人もいます。

この本は大きく3つのセクションでできていて、その合間には インタビューを受けた人たちが好きなケイトの曲について語っている 記事が出ています。 最初の較べることの芸術では、 マルタは較べることそのものの意味について述べ、 インタビューを受ける人にそれぞれのストーリーを 語るよう促しています。 ヘザー・ノヴァは、ケイトはパティ・スミス、ジョニ・ミッチェルと 並んで、女性アーティストに影響を与えた3人の1人だと言っています。 エミリ・ベザールはケイトやジョニと較べられる シンガーはアレサ・フランクリンだけだと語っています。 ケイト自身はデビッド・ボウイ、エルトン・ジョン、ジェネシス、チューブス などからの影響を受けたと言っていましたが、 今の世代の女性アーティストにとってケイトはインスピレーションの 元になるアーティストです。 ポリー・スキャッターグッドはレナード・コーエンの名前を出していました。

2番目のセクション、アート・ポップでは、 マルタはミュージシャンたちとともに、 ケイトの作品の本質を、 声、歌詞、制作、イメージ、パフォーマンスなどから 分析しています。 多くの人が個性を感じるのはやはりケイトの声ですが、 感情と情熱を表現する楽器として働き、 その個性と高いキーは世間一般のソウルやR&Bのスタイルとは一線を画す ものです。 シャラ・ウォーデンが言っているように、 それは他のミュージシャンにとって、 機械のような音楽表現ではなく 声をさまざまな形で使ってみようと思う インスピレーションになりました。 テラミ・ハーシュが指摘しているのは、 ケイトの曲における物語性と、キャシーからベトコンの戦士に至る さまざまな題材が、 ケイト自身のものになって表現されていることです。 アンヤ・ガバレクはケイトの作品の完璧さで、 アルバム1枚ごとに何らかの目的が込められているということです。

3つめのセクションはケイトカバーの芸術で、 パワーメタルからダンス、フォーク、ドラッグアクトに至るまでの カバーを取り上げています。 アーティストたちが自分のやったカバーバージョンや他人の作品について 語っていますが、いままで聞いたこともないカバー作品も 見つかるでしょう。例えば、 サラ・デイリーのバブーシュカ、エルヴァ―・パルスドッティアの 愛のかたち、 ノーベンバーのクラウドバスティング、 ペーパー・クロウズやシャルロット・マーティン、 メアリー・インヴィ―のディス・ウーマンズ・ワークまで。 マルタはジェミマ・プライスとともに、 ケイトのカバー作品のアルバムや ハウンズ・オブ・ラブのトリビュートバンドの演奏、 ニキ、ロミンのキャバレー芸など、 ケイトの曲をカバーするという難しい道をたどった人たち について語り合っています。

本の最後は、雪のための50の言葉へのリアクション、 アーティストたちがいつかケイトに投げかけてみたい質問集 で締めくくっています。 すばらしい本で、ケイトのアートの本質や、 それがクリエイティブな人たちにさまざまな形で 受け止められている様子を良く見ることができるので、 お勧めです。 またこの本は、いままであまり聞いたことがないような 興味深いミュージシャンたちを紹介する本としても 役立ちます。 いますぐ手に取られることをおすすめします。

詳しい情報はこちらで。 本の購入はこちらで出来ます。

2013年4月10日水曜日

ケイトが女王陛下からCBE勲章を受章! 家族、友人、音楽仲間、そして私たちファンにも 捧げられました。

Kate receives her CBE from the QueenKate receives her CBE from the Queen

ケイトさん、今日は本当におめでとうございます! ウィンザー城での授与式で、女王陛下からCBE勲章を授けられました。

ケイトは授与式のあとの記者会見はしませんでしたが、 簡単なコメントを出しています:

「この栄誉をいただいたのはとても嬉しいことで、 家族や友だち、仲間のミュージシャンたち、そしていろいろな関わりのあった人たち みなさんと分かち合いたいと思います。 これで、クリスマスツリーのてっぺんに飾れる素敵なものができました。」

オフィシャルサイトにもコメントを発表しています:

「上のコメントの『みなさん』にはもちろんファンの方々も含んでいます。 いつも暖かい応援とご支援をありがとうございます。 今でも聴いていただける方がいらっしゃるのは本当にありがたいことです。 私の作品が単なる創作活動に終わらず、成功につながったのは、 皆さんのおかげです。
最高のファンの方々に感謝します。
ケイト x

PS 「ファン」という言葉は好きではないのですが、 他にどう言っていいか分からないので。」

ケイトさんには、すばらしい今日の日を楽しんでいただきたいと 思います。 多年にわたり世界にあなたが注いできたすばらしい才能、喜び、インスピレーション、 スリルといったものを考えると、十分に受賞する値打ちがあると思います。 万歳!

Peter, Krys, Dave and Sean x

|PA|Independent|Indendent.ie|BBC|Huffington Post|Daily Express|Yorkshire Post|Daily Telegraph|Daily Mail|ITV|Bexley Times|Daily Mirror|The Sun|Metro|Scotsman|MSN| …. and virtually every local paper in the country from Littlehampton to Galloway took the PA feed.

|NME|Gigwise|Pitchfork|Uncut|

|Rockol.it|LA.fm|NU.nl|

Investitures at Windsor Castle

2013年3月26日火曜日

ベック・サイアンの2013年のリリース

ベックさん…

こんなに早く変化が起こるとは本当に びっくりします。 そう、全ては変化です。 2週間前私は、 吸血鬼や呪われた廃墟なんかをテーマにした シンフォニックなゴシックメタルのミニアルバムをリリースするつもりでした。 ご存知の通り私は、ヴァンパイア・ロマンスの大ファンなんです。 詞と歌は自分でやって、曲は才能のある友達がいるのでお願いしようと 思っていました。 このプロジェクトをやりたいと思ったのは、「かゆいところを掻きたい」という 感じでした。 いつもやるのは暗くて気味悪いようなバラードとダークなフォークソングですが、 もっとヘビーな感じの音楽を聴くのも好きなんです。 前からずっと、叫ぶようなギターと荒々しいドラムをバックに歌ってみたいと 思っていました。 そんなダークな音の上で泣き叫ぶバンシーになりたかったんです。

そんな中、2つのことが起こって、方向性を急に変えることになりました。 これは私にとってはとってもエキサイティングなことなんですが、 皆さんにとってもそうであってほしいなと思います。 まず最初に、フェースブックと自分のウェブサイトに、 ヘビーでシンフォニックな音楽で歌いたいので連絡を下さいという広告を打ちました。 「イェ・オールド・サイレント・イン」のレコーディングエンジニアで共同プロデュースを やってくれたスティーブ・パーマーさんが、 エイイーレイディオのブライアン・デイドさんに私のことを話してくれて、 彼がUKのパガン系プログレ・シンフォニーロックバンドのレジェンドが シンガーを探しているということを知っていました。 それが始まりです。 レジェンドでボーカルをやることになりました。 ちょうどレジェンドが今年の後半にリリースする予定の新しいCD「スピリット」 のためのメインボーカルを終えたところです。 話題のすごいバンドで歌うのはすばらしい体験でした。 もう、すごいです。 「頭の声」から「腹の声」まであらゆる種類の声を使って、 その間のいろいろなややこしい移り変わりも使って歌わないといけませんでした。 エモーショナルなシンガーで、自分の声で気分や雰囲気を 解釈してつくり上げることに主眼をおいています。 そしてレジェンドの音楽で歌うのは、そのような種類の 実験をいっぱいできるところでした。 ポールのギター、スティーブのキーボード、ジョンのドラムに合わせて歌うのは 本当に楽しかった!!!!

スティーブ・ペインがレジェンドの曲を主に作っていますが、 彼はキーボードプレーヤーでもあり、サウンドエンジニアやそのた諸々のこともやって いるひとです。 スティーブさんと私は録音でもいい関係で仕事できたし、いい友達になりました。 その中で私は心地よく自分のボーカルの可能性を試して 自分を新しい方向に伸ばしてみることができました。 レジェンドが次にどこに向かっていくか、本当に楽しみです! (www.stevepaine.org).

さて、話をもとに戻すと… 私は、へヴィーでダークなプロジェクトのほうも合わせて進めるつもりでした。 そしてダン・サリバンというすばらしいギタリストの友人と相談して、 彼が曲を作ってくれることになったので、 全体の吸血鬼と呪われた家のテーマを書いていきました。 それから何回か会って、アイデアを試してみました。 それから面白いことになったんです … 曲が生命を持ったようになって、 自分の声で話せるようになりたいと言い出したんです。 歌詞は、どれだけ私が吸血鬼や満月を吹き込もうとしても、 心の底からの感情にみちた言葉になり、 失われた関係、裏切り、痛み、否定などを表わそうとします …

それで … そういう変化に逆らって曲を自分の思うようにしようと するのではなく、流れに任せてダン・サリバンと私とで作った 心の曲たちを録音するべきだと思いました。 ダンが書いた曲はかなりヘビーなものですが、 その感覚はどちらかというと「メタル・バラード」というか、「グランジ風」とも いえるぐらいかもしれません。 ギターの曲も書いたんですが、ダンと私で雰囲気のあるインストの小品に 仕上ました … そんなことで … 吸血鬼はまだ、 歌詞のどこかに潜んでいるかもしれませんが、 歌詞がなければどうしようもないですよね:)

こうして私は、 レジェンドの「スピリット」のCDと ダン・サリバンとの共作でで、「かゆいところに手が届いた」感じなのです。 少しでも早く皆さんにお届けできたらいいなと思います! この2枚のアルバムについては、またお知らせしますね。

私の4枚目のソロCDも、今年の後半にはリリースの予定です。 冬の雰囲気のアルバムです。 お分かりでしょうが、今の季節は想像力を働かせるのにぴったりで、 曲たちはきらめきながら、冷たく、雪のように育っています:)

それでは、ありがとうございます

お身体にお気をつけて

ベックより xx

 

2013年3月21日木曜日

レコード・ストア・デイでケイトが10インチピクチャーディスクをリリース! 神秘の丘(2012リミックス) b/w ウォーク・ストレート・ダウン・ザ・ミドル

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これで連続3年目になりますが、4月20日(土)にケイトが レコード・ストア・デイに合わせて特別版のアナログ版をリリースします。 愛のかたちのEP(2011)、タホ湖/天使に囲まれて(2012) に続く今年の作品は、 アナログのピクチャーディスクで、 神秘の丘(2012リミックス)と センシャル・ワールドのアルバムからウォーク・ストレート・ダウン・ザ・ミドル です。 メイントラックは新録のボーカルで、 2012年にオリンピックの閉会式で印象的に使われた後、UKでチャートの6位に入りました。 このシングルが何枚リリースされるかはまだ分かっていませんが、 情報が入ったらお知らせします。 実際のディスクのアートワークで作ったゾエトロープの アニメーションはオフィシャルサイトからのご提供です。 詳しくは、ケイトの公式サイトのこちらや、こちら のレコード・ストア・デイのサイトでご覧下さい。

RecordStoreDay2013

2013年3月20日水曜日

オランダのファンの集会はエフテリングで - 5月25日

ロンドンで6月21日に行われるホームグラウンドのケイト・ブッシュパーティー (こちらを参照)の 準備にと、フェースブックではファンたちがオランダのテーマパーク エフテリングで5月25日に気楽な集まりを企画しています。 この公園は1978年5月に放送されたオランダの ケイト・ブッシュ テレビスペシャルのロケが行われた場所としてファンの間では有名です。 この日のイベントの詳細はこちらのページか、こちらのフェースブックグループで確認してください。

このエフテリングでの集まりを企画したイリー・ヤンヤさんは、 ちかごろ、ケイトの曲「ミスティ」を題材にしたアニメーションの制作で高く評価をされた 人でもあります。 これもチェック:)

ゲイ・タイムズでの特集 「ワオ – ケイト・ブッシュの35年」

Gay Times May 2013UKのゲイ・タイムズから連絡があって、 発売中の号(2013年5月号)でケイトの特集をしているということです。 プレスリリースから: 「ケイト・ブッシュファンのみなさん! 世界で一番長く続いている ゲイのための雑誌、ゲイ・タイムズでは、 今度の号でケイト・ブッシュのデビュー35周年を祝い、 いままでのグレーテストヒットを振り返ってみようと決めました。 GTは35年前に戻って、今までの衝撃的な曲のそれぞれのストーリーを語ってみます。 そして、ブッシュのキャリアがいかに驚きに満ち、かつ喜びをもたらすものだったかを 示します。 嵐が丘で奇抜なアウトサイダーとして登場し、 1980年代には愛のかたちという名作を制作し、 1993年のレッド・シューズでは比較的批評も静かになりました。 ケイトの並外れた創作が表れた数々の曲を味わえる、この特集を組んだ今月号は、 書店でも買えますし、ダウンロードもできます。」

2013年3月10日日曜日

ホームグラウンド 真夏の夜のパーティー ~ 2013年6月21日金曜日

この真夏の夜に …

++++ ホームグラウンド 真夏の夜のケイト・ブッシュパーティー ++++ クラウドバスティングのスペシャルライブ ++++ 2013年6月21日金曜日 ++++ ロンドンのロイヤル・ヴォクソール・タバーン ++++ 夜9時~朝3時 ++++ DJはポール・バーストン ++++ フィル・マリオット ++++ デイヴ・クロス ++++ ポール・トーマス ++++

昨年のホームグラウンドの30周年パーティーの成功も記憶に新しいところですが、今年もまたケイトをテーマにしたパーティーを開くことを、 エディターのピーター、デイブ、クリスから発表します。

今年のイベントは、夏至に当たる6月21日の金曜日の開催で、 場所は名門のロイヤル・ヴォクソール・タバーンです。 このRVTは南ロンドンのヴォクソールに位置し、ウェストエンドからはテームズを 渡ったところ、地下鉄とバスのヴォクソール駅からは歩いて2分、 ヴィクトリア駅からは地下鉄で2駅というロケーションです。 RVTはディッキーという有名なクラブナイトが開かれるところでもあり、 ホット・オーガスト・フリンジ・フェスティバルなど メジャーな音楽やキャバレーのイベントやパフォーマンスが行われる場所です。

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このイベントではまた、 むかしからのケイトのファンでホームグラウンドの読者でもあるリサ・オリヴァーが フロントをつとめる ケイト・ブッシュのトリビュートバンド、クラウドバスティング のライブ演奏を特別にお届けします。

このバンドは、ホームグラウンドのパーティーのために特別のセットリストを 組みますが、そのためにファンの人たちにどの歌を聴きたいか、リクエストを 募集しています。 そして、ケイトの有名曲にファンの趣味を織り交ぜたユニークな イベントにしようとしています。

リクエストはメールでこちらに: katebushmydreamthree@yahoo.co.uk

このイベントでは、 ポール・バーストン、フィル・マリオット、HGのエディターでもある デイブ・クロス、ポール・トーマスのDJプレイも行います。

RVTは今年で150周年を迎える素敵な会場です。 私たちもこのパーティーをとても楽しみにしています。 ケイトのファンにとってすばらしい夜になることでしょう。

前売りは8ポンドで、 下のペイパルのリンクかホームグラウンドのページでお買い求めいただけます。




当日券は10ポンドです。

クラウドバスティングとDJについては、続報もお待ちください。

ケイトのアルバムほどに 時間がかかってしまっているホームグラウンドの本もやっと校正まで来ていますので、 このパーティで刊行記念が出来ればいいなと思っています。

rvt
ロイヤル・ヴォクソール・タバーン

372 Kennington Lane,
Vauxhall,
London SE11 5HY

 

 

www.rvt.org.uk

 

2013年2月8日金曜日

ノルウェーのコミック「ネミ」では...

Nemi strip

ルネさんより: ノルウェーのコミックネミでは、 主人公のネミがこんなになっています。 どうも、フェースブックで「知り合いかも」とケイト・ブッシュが 紹介されて喜んでいるようです。 [ソース]

2013年2月4日月曜日

シド・アーサー(レイブン・ブッシュをフィーチャー) ― 新しいシングルとアルバム、ツアーをアナウンス

Syd-Arthur-Promo-2012-Sunflowers-Web

バンドのメンバー(フィドルを演奏するレイブン・ブッシュ)がケイトの甥だからだという 理由だけでなく、このバンドはすばらしいです。 フレッシュでありながら完成されていて、聴いていて楽しい音楽なのですが、 シド・アーサーはますます良くなるばかりです。 最近のシングル「ドロシー」はUKの国中でラジオで圧倒的なサポートを受けましたし、 ポール・ウェラーがBBCラジオ2にゲスト出演した時にも 熱心な応援がありました。 3月11日には両A面で「オード・トゥー・サマー / エッジ・オブ・ジ・アース」が リリースされます。 そして今月はUKとアイルランドでのツアーが始まります。 (日程は以下かwww.sydarthur.co.ukで!)

60年代後半から70年初頭にかけての音楽のパイオニアたちにインスパイアされながら、 アナログとデジタルの両方を駆使して、エンジニアリング、プロデュース、ミキシングなどを 自身で学んで来ました。 牧歌的な古いスタイルの幻想、正確さに裏打ちされた圧倒的なリフ、 吹き抜けるようなフォーク調のすざまじい指使いのマンドリン、 そしてワールドミュージックというよりはプログレ系のミュージシャンが よくやるようなテンポの変化などを、巧妙に織り交ぜています。

そして、印象的なニューアルバム「オン・アンド・オン」は 音楽業界でも好意的に受け入れられています。

「ドロシーは暖かみのあるギターの静かな流れで 始まって、ゆったりとしたグルーブに変わってゆくが、 そのバランスとニュアンスは驚くばかりである。魅力的。」-MOJO

「めくるめくほど技巧的で、エネルギーとアイデアに満ちている。」- Q

「力のある作曲。今後が楽しみな感じ。」- アンカット

「才気あふれるバンド」 - ワード

「シド・アーサーは、ときに気むずかしく、ときに濃密な音楽を サイケデリックでプログレなロックで作ったカンタベリーのミュージシャンの 直系です。」 - Guardian.co.uk

「全くすばらしい。年間ベストプログレアルバムでオン・アンド・オンを 上回るには、よっぽどのことをしないと。」 - クラシック・ロック

「プログレの歴史の中に打ち込まれた速弾きのフォーク風味」 - プログ

「強烈で魅力的なユニークなサウンド。面白くてすごく乗れる。」 - ギター・テクニック

「端正なマンドリンのラインがファズのかかったジャズ・ギターとブレンドして、 フレッシュな魅力」 - ギタリスト

UKツアー 2013年2月

9th – BREWERY ARTS CENTRE – KENDAL
Adv Tickets: £7.50 Doors: 8pm
http://www.breweryarts.co.uk/music/listing/syd-arthur

10th – THE MAZE – NOTTINGHAM
Adv Tickets: £6 (£4 NUS) Doors: 8pm
http://www.wegottickets.com/event/197835

11th – OPORTO – LEEDS
http://oportobar.co.uk/

12th – BAND ON THE WALL – MANCHESTER
Adv Tickets: £7.50 Doors: 7.30pm
http://bandonthewall.org/events/3720/

13th – BROADCAST – GLASGOW
Adv Tickets: £7 Doors: 8pm
http://www.pclpresents.com/shows.html

14th – ROISIN DUBH – GALWAY
http://www.roisindubh.net

15th – WHELANS – DUBLIN
Adv Tickets: ?6 online, ?8 on the door Doors: 7pm
http://www.communionmusic.co.uk/live/

19th – LOUISIANA – BRISTOL
Adv Tickets: £6 Doors: 8pm
http://www.wegottickets.com/event/197838

20th – SEBRIGHT ARMS – LONDON
Adv Tickets: £7 Doors: 8pm
http://www.communionmusic.co.uk/live/

21st – STICKY MIKES FROG BAR – BRIGHTON
Adv Tickets: £7 Doors: 8pm
http://www.communionmusic.co.uk/live/

2013年1月11日金曜日

クラウドバスティング: 2013年のライブ

クラウドバスティングは2012年の春に独創的で美しいケイト・ブッシュの 音楽をライブで演奏するために結成されました。 バンドのコメントから: 「ケイトはただ一人しかいなくて、 他の誰も彼女のようにはできないということは良くわかってます。 クラウドバスティングのショーでは、ケイト・ブッシュの 雰囲気、音楽のスタイル、素敵なビジュアルをすべて、 ライブ演奏のステージという形で体験することができるのです。 …

このバンドの新年は、今日トーントンのレメディーズ・バーで始まり、 2月16日(日)のバイドフォードパラディアム・クラブ、 3月29日(金)のクラムリンパトリオット・イン、 5月9日(火)のサットン・イン・アシュフィールドのダイアモンド、 5月10日(金)のウースターハンティンドン・ホール、 6月1日(土)のノーズ・デヴォンのクリーム・ティー・チャリティー・バイカー・ラン、 7月12日(金)のミドルセックスのトロピック・アット・ラスリップ、 8月18日(調整中)のヨークシャートリブフェスト・スレッジモア・ハウス などと続いていきます。

4月13日の土曜日には、 このバンドがBBCラジオデヴォンのジョン・ゴヴィアー・ショーで 演奏する予定です。

 

クラウドバスティングのノクターン:

バンドの詳しい情報、音声やビデオのサンプルなどは、こちらのサイトでチェックしてください。フェースブックの方でもフォローお願いします。

2013年1月10日木曜日

今の音楽へのケイトの影響を書いた新刊

マータ・オリホーク―サミトフスカ著の ブルーのシンフォニー: ケイト・ブッシュが残したものは、 ケイトが後に続くアーティストたちに与えた多大な影響について書かれた本です:

年令に関わらず、メインストリームの人もアングラ系の人も、 男性でも女性でも、世界中のどこでも、そしてまったく異なる ジャンルの音楽をやっている人も、 あらゆる種類のアーティストが彼女をインスピレーションの源と言っています。 この本の主旨は、ケイトがいかにユニークで 新しい世代のミュージシャンに影響を与えていたかで、 周辺のもっともフレッシュですばらしい女性ミュージシャンを交えて 書いています。 そうして、女性の創作性を讃えています。

60人を超えるアーティストからの寄稿をフィーチャーしていますが、 その中には、ヘザー・ノーヴァ、 シャルロット・マーティン、 マリッサ・ナドラー、Melissa auf der Maur、Marijne van der Vlugt、 シャラ・ウォーデン、エミリー・べザー、キャサリン・ブレイク、 ノーナ・マリー・インヴィー、Terami Hirsch、 Priscilla Hernandez、タラ・ブッシュ、メアリー・エプワース、ヘザー・フィンドレー エマ・アンダーソンk,エマ・ポロック、ノー・ヴェナブル、 ローラ・グローブズ、ジョー・ハミルトン、Jenny Hval、 リブ・クリスティン、アンジャ・ガルバレク、ジェスカ・フープ、 ケイトの姪のベック・サイアン、サラ・デイリーといった人たちがいます。

この本は、2月の末の発刊予定で、 詳しい情報はこちらで見られます。

「初めてケイト・ブッシュを聴いたとき」― eブックの新刊!

「ミステリアス・スキン」、「ウイ・ディサピアー」などの小説で有名な The First Time I Heard Kate Bush - Scott Heimスコット・ハイムが、 ミュージシャンたちが特定の著名アーティストの作品を 初めて聴いた時のことについて語る内容を取り扱ったeブックの すばらしいシリーズを編集しています。 最初のシリーズは5作品で、デビッド・ボウイ、コクトー・ツインズ、 ジョイ・ディビジョン/ニュー・オーダー、 スミス、そしてケイト・ブッシュでした。 スコットさん: 「ケイト・ブッシュの本にはすごい人たちが書いてくれました。 ジョン・グラント、エンジニアズのサイモン、クラン・オブ・ザイモックスのアンカ、 ルイーズ・ラトコフスキー(ディス・モータル・コイル)、 トラッシュ・カン・シナトラズのポール、などなどです。」

Amazonではこちらで 買えます。

最初に初めて聴いたときプロジェクトを始めた時、 彼は気に入った作品の作者であるミュージシャンや作家に 手紙やメールを送りました。 それに驚くほどの反応があって、たった4ヶ月で200人近くの人から 文章を書いてもらいました。 その中にはスローイング・ミューズ、マーキュリー・レブ、 ギャング・ギャング・ダンス、ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート、 ステレオラブ、スピリチュアライズドといった人がいました。

Author, Scott Heim

「ミュージシャンや作家の人たちが、 それぞれの人生での画期的な瞬間、どこにいて、どのように感じ、 そうした体験でどのように音楽の聴き方が変わってゆくかといったことを 一人称で綴ってもらって本にしたかったんです。」とハイムさんは言います。 「何年ものの間、特定のバンドやアルバム、曲についての 珍しい想い出を人から聞きたいと思い続けてたんです。」 中でも、音楽が好きな人が、自分を変えたようなバンドやシンガーの音楽を 初めて聴いた時のことをどう覚えているかというのがすごく知りたかった。 普通に音楽が好きというぐらいの人はそのような人生を変えるような 瞬間の記憶は持っていないと思います。 でも本物の音楽ファンは特別な感傷的な想い出を細かいところまで 覚えていたりします。 例えば、ケイト・ブッシュの嵐が丘とか、デビッド・ボウイのスペース・オディティー、 スミスのチャーミング・マンを初めて聴いたときのこととか。 このプロジェクトについて詳しくは、 フェースブックで見てください。

このeブックはアマゾンで買えます。

2013年1月9日水曜日

Maaike Breijman の「ワオ ― ケイト・ブッシュの音楽への賛歌」が2013年にツアー

Maaike Breijmanをフィーチャーした ケイトのトリビュートショーが2013年にUKでツアーします。 「ワオ ― ケイト・ブッシュの音楽への賛歌」 はリバプールのフィルハーモニック・ホールで2月22日(金)に 初演され、以下のようにツアーをまわります: 2月23日(土) ブラッドフォード、セント・ジョージズ・ホール、 2月25日(月) グラスゴー、シアター・ロイヤル、 2月27日(水) ゲーツヘッド、ザ・セイジ、 2月28日(木) マンチェスター、オペラハウス、
3月2日(土) レスター、デ・モントフォード・ホール、 3月3日(日) ベイジンストーク、アンヴィル、 3月4日(月) アイルズベリー、ウォーターサイド、 3月6日(水) スランダドノー、ヴェニュー・カマライ、 3月7日(木) ヨーク、オペラハウス、 3月8日(金) ノーザンプトン、ダーンゲート・シアター、 3月10日(日) ロンドン、シェファード・ブッシュ・エンパイア。

チケットは19.50ポンドからで、こちらの ウェブサイトから購入出来ます。

ヨーロッパ公演は4月25日(木)のアムステルダム カレ・シアターからの スタートで、チケットは17ユーロから。詳しくは今後アナウンスされます。

Maaikeさんより: 「まだリハーサル中なので、 どんな曲をやりたくなるかはまだちょっと分からないですね。 家で聴いたり一人で歌ったりするのが好きな曲とは違うかもしれないので。 でも、呼吸、ローリング・ザ・ボール、夢みる兵士なんかは、ぜひやりたいです。 セットリストについては、これぐらいにしておきます。

プロデューサーのスパイク・ビーチャムさん: 「大事にしようと思ったのは、 私がケイト・ブッシュのショーをまとめたような感じにして、 ケイト・ブッシュ本人がいままでライブでやったことのない曲を どのように演奏しただろうかというイメージでやってます。 すばらしいライブバンドが演奏してくれて、 ダンスはビデオやいままで一度しかやっていないツアーの画像から見つけて、 新しい振付けもつけながら作っています。

 

もしお見逃しなら...

ミューズ・パトロールはライオンハートの宝物を再発見しています。 ◆ ベジタブル・ジャムでは、こんなこともケイトが曲にしている、というのを記事にしています。 ◆ モールポリス50の言葉がスウェーデンのテレビでレビューされたのを 捕まえています。 ◆ 知ってた? モウリ・シュタファーがケイトの旧作を取り上げています。 ◆ タイド・ミュージック・レビューズ50の言葉レビュー。 ◆ クラシック・ホラー・キャンペーンはケイトとナイト・オブ・ザ・デーモンを紹介。 ◆ シークレット・ソングブック によるデリアス追想。 ◆ ジオグラファーによるクラウドバスティングのカバー。 ◆ マイ・サーチ・オブ・マジック12月は魔法の月を発見。 ◆ モーラーズのケイト考察。 ◆ ヒシーフィットは50の言葉に熱狂。 ◆ ディバイン・オーディナリーは最近の事件とディス・ウーマンズ・ワークについて。 ◆ クリスタル・ディフロンゾ によるケイトのファンジンルイス・プリングルはやっとエアリアルのLPに手を出した模様。 ◆ プログ・アーカイブス天使と小悪魔レビュー。 ◆女性文学祭ではデビ・ウィザースのケイト・ブッシュと論説の冒険 に注目。 ◆ カトリック・エクスチェンジ は神の言葉とエクスペリメントIVを考察。 ◆ ジャズ・タイムズではテオ・ブレックマンがケイトについて言及。 ◆ ノイズ・メイド・バイ・ピープルミスティーがお気に入り。 ◆ バーミンガム・ガーデナーズは生垣の議論をやめてソロモンの唄。 ◆ djbennetの「チル・ルームズ」というケイトへのトリビュートのポッドキャストオマージュ・ショーでのケイト特集。 ◆ ペルセポネ・マガジンでのディレクターズ・カット50の言葉。 ◆ WLスワーツ・レビューズ・ザ・ユニヴァースエアリアルがお好みでないよう。 ◆ ジョシュ・ジョーンズはドキュメンタリー「ケイト・ブッシュ・アズ・クイーン・オブ・ポップ」を発見。 ◆ バズフィードでは、ケイトのフルートピアを全部つなげて紹介。 ◆ スコット・ハイムが ケイトについてのeブック新刊をリリース。 ◆ トゥ―・マッチ・アップルパイでのラズマタズでのケイトの回想 ◆ リチャード・メツガーの好きなアルバムはドリーミング

2013年1月6日日曜日

本日、嵐が丘の35周年!

ケイト・ブッシュを初めて世界に知らしめた驚異的なシングルは35年前の今日 (1978年1月6日)発売されました。 これが全ての始まりでした。 最初にこの曲を聴いた時、あなたは何をしていましたか?

2013年1月3日木曜日

ブライアン・バースのライフ・オブ・ブリテン・バンド

ブライアン・バース はケイトの初期のアルバムで数々の印象的なギターを弾いていた人ですが、 「ライフ・オブ・ブリテン」という自身のバンドで活動しています。 メンバーはミランダ(ボーカル)、スティーブン(ベース)、フィリップス(ドラムス)です。 ロンドンの南東部で活動していて、パブ、クラブ、イベントなどで演奏しています。 アデルからZZトップに至るまで幅広いスタイルやジャンルの曲を演奏しますが、 ビートルズ、キンクス、ポリス、プリテンダーズ、アナスタシア、KTターンストール、 エイミー・ワインハウス、キングス・オブ・レオン、シェリル・クロウなどなど いろいろやります。

Facebook でフォローしてみてください。バンドのウェブサイトにはライブの情報や 曲のサンプル、ビデオなどがあります。こちらからどうぞ。

2013年1月1日火曜日

ベック・サイアンの最新アルバム、イェ・オールド・サイレント・イン と2013年の新プロジェクト

ベックはケイトの姪で、才気あふれたシンガーソングライターです。 2012年10月にリリースされた最新アルバムイェ・オールド・サイレント・インについて 彼女は、こう言っています: 「夜にの荒地、亡霊、幽霊階段、追いはぎなど、ハワースの近くのスタンバリーというところの オールド・サイレント・インをめぐる 怪談や風景にイマジネーションを得た作品です。」

以下の曲が収められています: Wycoller Hall, The Black Silk Handkerchief, The Moon on the 13th, Ye Olde Silent Inn, Down in Yon Forest, The Dark Stairs, The Moors, Lady of the Wind, Molly Malone, The Old Clock on the Stairs, Her Soul to a Highwayman, Top Withens, Tales of a Wayside Inn, The Mirror in the Deserted Hall

このアルバムは、冬の夕暮れ時にろうそくのゆらめく灯りで、だれかと一緒に聞いてください。

ベック自身が書いた曲についてのコメントを紹介しておきます:

The Black Silk Handkerchief: 昔、アメリカのケルティックの歌手のコニー・ドーバーという人のCDに 入っていた‘The Holland Handkerchief’というトラディショナルの アイリッシュの歌が大好きでした。 その時からずっと、いつか私流のこんな曲を歌わないといけないと思っていました。 素敵な物語のある曲です。

Ye Olde Silent Inn: ここ何年か、何回かハワースやスタンバリーで歌う機会をもらったのはうれしいことでした。 最近2年は、スタンバり―のワザリング・ハイツ・インで行われる フォーク・アット・ワザリング・ハイツ主催のフォークナイトで演奏しましたが、 オールド・サイレント・インに泊まりました。 幽霊が出てくるような本当の現象についての本を読むのが大好きで、 オールド・サイレント・インに泊まるずっと前に、そこにデル幽霊のことは 全部読んでいたんですが、そこが大好きなんです。 名前がいいし、場所もストーリーも素敵です。 この宿にインスパイアされて、曲を書きました。 そして、オールド・サイレント・インをめぐる物語や近くの場所を題材に して、フルCD1枚にまで仕上がったんです。

Top Withens: どういえば良いでしょう? ハワースの近くのトップ・ウィゼンズへの荒れ野を歩いたことがないのなら、 ぜひ歩いてみてください。 一度歩いてみたら私のCDがよく分かるようになると思います。 少なくともネットでその風景を眺めてみて、吹き荒れる風をイメージしてみてください。 この曲はそんな風や風の神様、 そしてあのトップ・ウィゼンズの農家の廃墟に捧げようと作りました。 この曲で私の声は、あのいたずらで容赦のない風に成りきろうとしています。

The Mirror in the Deserted Hall: 演奏はクリス・ギルの作で、これまでに聴いたこともないほど 心に残る雰囲気のある音楽ですが、 ワイカラー・ホールの2階の部屋で座っているイメージで歌っています。 想像の世界ではまだ2階の床板があって、ひび割れた古い鏡が壁に掛かっているんです。 (このエリアにあるもう一つの幽霊が出そうな雰囲気のある建物、 イースト・リドルスドン・ホールでもいいかもしれません。) 埃っぽい屋根裏に1人でいるのですが、 子供が笑う声や、見えない手がおもちゃを動かしている様子や、 古い木馬がゆらゆらと揺れたりするのが良く分かります。 乳母の幽霊が、全てを消してしまった火事から 何年もの歳月が経ったことにも気付かず、 子供を探して飛び回ったりもします。

イェ・オールド・サイレント・インのCDはこちらの リンクからお買い求めいただけます。 また、こちらでは1曲ずつでもフル・アルバムでもダウンロードができます。

2013年はベックにとって忙しい年になりそうです: 「2013年にはCDを2枚リリースする予定です!! どちらも、 いままでのCDよりは少し短めの作品で、しっかりしたテーマとコンセプトがあります。 1つは冬をテーマにした曲集で、 もう1つはダークな曲を集めたもので、 私が好きなメタルバラードとかゴシック風のテーマや音を実験的にやってみようと 思っています。 どちらのプロジェクトもとっても楽しみで、 スティーブ・パーマー(「イェ・オールド・サイレント・イン」のエンジニアと共同プロデュースを担当) や友達のクリス・ギルとまた仕事をするのが楽しみです。 スティーブ・パーマーとクリス・ギルのプロジェクトで歌うのも楽しみです。」


ベックの前作は、2009年のLuminous Wings and Unseen Thingsでした。幽霊の出る庭をテーマにした16曲が収められています: Lavender’s Blue, In the Greenery, The Garden Seat, I Just Am, Siuil a Ruin, Down by the Salley Gardens, In a Secret Garden, Bushes & Briars, Old Mr. Crow, Tall, Waving Delphiniums in Storm-light, Thornfield, The Topiary Garden, She Moved Through the Faire, Weep Ye No More, Sad Fountains, ボーナストラックのMoss (Live), Thornfield (Acoustic)

 


2006年のUnfurlingは 幽霊の出る森の光と影をテーマにした16曲が収められ、 ベックのケルティック・ハープ、スタックス・ザ・ディッジマンのディジリドゥ、 ポール・ストラハンのキーボード、パイター・ハートのフィドル、 ベックの父デビッドのバルロアラーがフィーチャーされています: Dungarvan, Unfurling, Moss, Tangled In Green, Shadow of a Dream, Greensleeves, Messages In Dreams, Under Thunderous Skies, The Blacksmith, Sherbrooke Forest, The Night Will Never Stay, The Foggy Dew, Mountain Ash, and Bonus Tracks Strahany’s ‘Black’ Mix, Ethereal, Dream Beneath Trees

ここに紹介したアルバムはiTunesかベックのサイト で購入できます。

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