2016年12月22日木曜日

ホームグラウンドのオーディオアーカイブ ― 1978年分がオープン

クリスマスプレゼントにはちょっと早いですが、 ホームグラウンドのオーディオアーカイブの1978年分が、 アーカイブの目次の こちらでオープンしました。

初期の素材なので音質についての注意はいつもの通りです。 それでも、ケイトのキャリアの最初の1年を覗いてみるのは 面白いものです。 最初のラジオインタビューや、 「どこからともなく」現れた不思議なパフォーマーを なんとか見定めようとする DJや有名アーティストのコメントを聞くことができます。

2016年12月10日土曜日

ホームグラウンドのオーディオアーカイブ

ホームグラウンドのエディター陣は、 1982年の創刊以来ケイト関連のオーディオデータを蒐集してきました。 実際、ケイトのが嵐が丘でデビューした翌年の1979年から始まっているんです。 1978年から現在に至るラジオ番組や楽曲などの素材は、 もともと100本にわたるカセットテープのコレクションで、今はデジタイズしてMP3に なっています。

注意いただきたいのは、初期の素材の音質はまちまちだということです。 70年代後半から80年代前半にかけて集めたものは、 ローファイなトランジスタラジオやテレビにマイクを向けて 取ったオリジナルを何世代もダビングしてコピーしたものだったりします。 こういったファイルも、他にもっといい録音があるわけでもないので、 貴重な資料としてアーカイブに入れています。 MP3は確かにオリジナルの低品質を再現しているだけです。

アーカイブのインデックスページはこちらです。 もうすぐアーカイブを全面オープンする予定ですが、 とりあえず、4枚のシングルと1枚のアルバムが発表になった1980年を 公開しました。 準備出来しだい、どんどん公開していきます。 お楽しみに。

2016年12月4日日曜日

フェロー諸島のアーティスト ハイドリック・ア・ヘイグムが ケイトの映像や音楽から受けた影響を語る

Heidrik ビフォー・ザ・ドーンで熱を帯びているさなか、 ケイトに影響を受けたアーティストについてお知らせしたりするのも 悪くないでしょう。 フェロー諸島出身でアイスランド在住の映像作家でミュージシャンの ハイドリック・ア・ヘイグムは、その一人です。 最近彼は、「フューネラル」というタイトルのアルバムをリリースして、 良い評価を受けていますが、 彼はこのアルバムの収録曲全曲のミュージックビデオを作ろうと 計画しています。 (下に1つ例があります)

チェンジ・オブ・フレーム、レッド・ヘアー、モンスターといった甘く感傷的な 曲には、面白いメロディーの動きがありますが、 ハイドリック自身の映像や音楽の中に見られる北欧独特の影を見ることができます。 ハイドリックはケイトの作品の大ファンで、とりわけ音楽と映像との融合しているところが 好きだと言います。 これは彼の映像短編「マイ・ルーム」に表れていて、 ケイトの曲ディーパー・アンダースタンディングを再構成したような作品です。 これも下のリンクから見られます。 また、彼の85歳の祖母であるマリアと海との結びつきを描いたドキュメンタリー、 「ウェイブス」にもケイトの音楽の影響が見られます。 マリアさんは50年にもわたり一年中海で泳いでいて、 ハイドリックによれば、自然が彼女にとっての癒しであり指導者であったという ことです。 彼によると、ケイトのコーラル・ルームを聴いたのが この作品を作るきっかけで、 完成した作品に別の曲がつくまでの制作中はは、ケイトの曲が サウンドトラックになっていたということです。

Heidrik album ハイドリックさんから: 「私とケイトさんとは、映画が好きだという共通点があります。 彼女の歌詞にもメロディーにもそれが現れています。 とてもビジュアルな人ですね。それがたくさんのアーティストにインスピレーションを 与えている理由だと思います。 歌詞の作り方は素晴らしいと思います。エクスペリメントIV、ディーパー・アンダースタンディング、 ヘッズ・ウィ・アー・ダンシングといった曲ですね。 短編映画のような美しさがあります。 歌詞は本当に素晴らしい。そこは過小評価されていると思います。」 ハイドリックと友人のリー・カンプマンが愛のかたちを歌っている映像も 下に載せておきます。

ハイドリックのニューアルバム「フューネラル」はお勧めです。 iTunesSpotifyで、どうぞ。 彼の作品について詳しくは、フェースブックタンブラーツイッターサウンドクラウド本人のサイトでご覧ください。




2016年12月2日金曜日

ケイトがUKアルバムチャートの4位に! KTフェローシップの皆さん、おめでとうございます!

ケイトのビフォー・ザ・ドーン~夜明け前は11日にトップ5アルバムにランクインしました。 先週末には中間発表でトップセラーでデビューを飾りましたが (LP版CD版の予約売り上げが効いたようです)、 本日のオフィシャルチャートの発表によると UKのアルバムチャートで4位の座を守ったということです。

クリスマス前の時期にこのアルバムがこんなに良い結果を出していることで、 KTフェローシップの皆さん(写真下)はきっとすごく喜んでいることでしょう。 皆さん、おめでとうございます! そしてケイトさん本人にも このような仲間と一緒に作ったライブでチャートに復帰できたことについて、 お祝いの気持ちを伝えたいです。

追記: ケイト本人からオフィシャルサイト に感謝の言葉が上がっています:

今度のライブアルバムを応援してくださっている皆さん、ありがとうございます。 本当にうれしいです。3枚組のライブアルバムがこのようなチャートの上位に入るなんて、 すごいことだと思います。
皆さまにメリークリスマス。そして良き新年をお迎えください。
こころを込めて
ケイト

KT fellowship group photo

2016年11月24日木曜日

ビフォー・ザ・ドーン: インタビュー、レビュー、テレビCM など

Before the Dawn vinyl box rear artwork

ビフォー・ザ・ドーン~夜明け前のLPセットの裏ジャケット

いよいよケイトのニューアルバムリリースの前日となりました。 こんなことはめったにないことですからね。 ビフォー・ザ・ドーン~夜明け前はもうオーストラリア、ニュージーランド、日本など ではダウンロードできるようになっています。 フェースブックページで関連のリンクやイベントを上げていきますが、 そこからハイライトを紹介しましょう。

ビフォー・ザ・ドーンの良い評価のレビューがどんどん入ってくる中、 メタクリティックのサイトには、このアルバムが 「世界的賞賛」を浴びているという評価があります。 こちら羊の夢のシングルの素敵なビデオは、あっという間にYouTubeで25万回、 フェースブックでも50万回も見られています。 その結果ケイトは一時ユーチューブでもフェースブックでもトップトレンド になりました。 UKでのテレビ局、たとえばスカイ・アトランティックでは今日、 25秒版テレビCMを繰り返し流していました。 このCMはケイトのオフィシャルサイトに出たものとは違う編集で、 アルバムが「明日発売」なのを強調しています。 下に長いバージョンを貼っておきます:

今朝のニューヨーク・タイムズにもケイトのインタビューが 出ましたが、こちらで読むことができます。 アメリカではケイトのニューアルバムは12月2日にコンコード・レコードから リリースされます。 ショウでジョアンニをやることについての面白い話が出ていました:

「ブッシュさんは、 夢の世界のような舞台構成の後半に入る前の、 コンサートの最初のパートでジャンヌダルクのことを歌った「ジョアンニ」を やろうということに決めました。 キーボード担当のケヴィン・マクリーが、奇しくもジャンヌダルクが 焼き殺されたフランスのルーエンで教会の鐘の音を録音していたのです。 それをリハーサルで掛けたのですが、 ブッシュさんは声の変化に合わせてキーを下げていたのです。 そして、みんな声を合わせて、『あ、キーが合ってるね』ということに なったわけです。 もしキーを下げていなかったら、合っていなかったということになります。 」

ウェブサイトフェーダーでもケイトがインタビューで ライブアルバムについて語っています。 全文はこちら

フェーダー: あなたにとって尊敬すべきミュージシャンは誰ですか?

ケイト: やっぱり、ティナ・ターナーさんですね。 だいぶ前にどこか野外のライブで観ましたが、ステージで弾ける姿は本当に魅力的でした。 ステージの会談の一番上に現れて、ゆっくりとその段を降りてきてステージの前まで 進み、そのまま歌に入っていくんです。ワクワクしましたね。

David Bowieフェーダー: 同時代のアーティストでこれはすごいという人は?

ケイト: 今の音楽はあんまり聞かないんです。特に制作をしているときはね。 映画を見たり音楽と関係ないことをします。 その中でも最近聴いてすごいと思ったのはデヴィッド・ボウイのブラックスター です。美しいと思いました。 こころを動かされますし、今までの中でも最高の作品なんじゃないでしょうか。

フェーダー: ボウイさんが亡くなった時には、素晴らしい献辞を書かれていました。 どのような関わり合いだったんですか?

ケイト: 何か書いてほしいって言われたんですが、私にとって彼は大きな存在でしたので、 書かないといけないとすぐ思いました。 子供のころからのヒーローでしたし、新しいものに突き進んでいく 真似のできないアーティストでした。 彼の音楽が大好きでした。 何回かお会いしたことがありますが、楽しい魅力的な人です。 クリエイティビティーについては、尊敬しています。

一方、シドニー・モーニング・ヘラルドでは、アルバムに 4つ星評価(またしても!)をつけています。 「ビフォー・ザ・ドーン~夜明け前は聴いた感じが素晴らしい。 リズムに合わせて盛り上がり、落ち着き、また盛り上がっていくうち、ストーリーに 引き込まれていきます。 」

コンセクエンス・オブ・サウンドのサイトでは、このアルバムに 非常に好意的な評価をつけています: 「ビフォー・ザ・ドーン~夜明け前は、ブッシュが、デビュー当時にスーパースターに 躍り出た時と同じようなクリエイティビティーと独自の感覚をまだ持ちづつけていることを まざまざと見せつけてくれました。 …音楽、アート、そして彼女自身の人間性においても 命への渇望をずっと持ちづづけてきたことを思い出させてくれます。 」

最後に、アイルランドの国営ラジオ局ニューストークFMでは今夜、 このサイトのショーン・トゥーメイとデイブ・クロス(ホームグラウンド)が トム・ダンヌの番組でケイトとビフォー・ザ・ドーンについてトークします。 番組は11月24日木曜日、GMTで午後10時から、ニューストークのサイトの こちらで聞けます。

2016年11月22日火曜日

ギタリストのデビッド・ローズがビフォー・ザ・ドーンを語る

David Rhodes

ケイトのビフォー・ザ・ドーンのショウのギタリストの デビッド・ローズが、 このショウで演奏したことについてスーパーデラックスエディションのサイト のインタビューで詳しく話しています。 いろいろと興味深い情報がありますが、中でもサット・イン・ユア・ラップ大空がセットリストで検討されたことがあったというのが 興味深い情報でした。 ケイトが1985年の「愛のかたち」以前のアルバムからの曲を考えていたというのは 初めての情報です。

デビッド: 「ケイトさんはサット・イン・ユア・ラップをやりたいって言ってましたが、 それはトップ・オブ・ザ・シティに置き換わりました。 結局、サット・イン・ユア・ラップは一度もリハーサルをしていません。 練習はしましたけどリハーサルまではやってません … ネヴァー・ビー・マインはリハーサルでたくさんやりましたが、 結局ちゃんとやったのは数回だけでした。」

SDE: ネヴァー・ビー・マインをやらなかったのはなぜでしょう?

デビッド: 「たぶんネヴァー・ビー・マインは盛り上がらない感じだからでしょうか。 ほかにも、ビッグスカイはやってみたんですが、バンド全体では1回か、2回? ケイトはアンコールでやろうと思っていたようですけど、 ちょっと訳の分からない感じになっちゃいました。 バーティーと私はクラウドバスティングのほうが良いって言って、 そっちを推したんですよ。」

ご存知のように、発売間近のCD/LPには、ネヴァー・ビー・マインの ライブバージョンが第一幕のバンドのパートに収められています。 インタビューの全文は、 スーパーデラックエディションのサイトで読むことができます。

Before the Dawn Live 2014 is out as a 3 CD set and a 4 LP box set on November 25th. | Pre-Order Vinyl Box Set on Amazon | Pre-Order CD Set on Amazon|

2016年11月21日月曜日

モジョでは11ページのビフォー・ザ・ドーンのインタビューとケイトの表紙

Kate Bush new water shot 2016

11月22日にはケイトが表紙を飾っているモジョの最新号が発行されます。 11ページのインタビューがあります。 一連の騒ぎについて「ワクワクしますし、とても感動的です。 毎日の公演では観客の皆さんと一緒に旅をしている気分です」と 言っています。 詳しくは、モジョのサイトでご覧ください。 ケイトが水に入っている写真もフィーチャーされています。

Kate Mojo January 2017 cover

羊の夢のビデオがリリースに

ケイトは今朝、ニューシングル羊の夢の ビフォー・ザ・ドーンのショウにも登場したビデオを公開しました。 この前には昨日、BBC6ミュージックでのケイトのインタビュー (こちらで聞けます)や、 同じ曲でのナインス・ウェイブの世界初のエアプレイ (こちらで聞けます)もありました。 今週は、ファンにとってはなんとうれしいことでしょうか!!!

プレスリリースより: 「これは『羊の夢』のライブシングルに合わせた特別な映像です。 ボーカルはパインウッドスタジオで大きな水槽の中に 浮かんだ状態でライブで録音しています。 これはリアリズムを求めたためで、海に投げ出されたこの歌の主人公の 状況を再現したのです。 しかしながら、結果としてはケイトが思っていたよりももっとリアルなことに なってしまいました。 というのは、撮影の初日にあまりにも長く水に浸かっていたために、 低体温症になってしまったのです。 翌日休養をとって回復して、撮影を続けました。 それがより演奏を確かなものにしたというのは、関係者誰もが認めるところです。 この映像は、ライブのステージの上に掛けられた大きな楕円形のスクリーンに 投影されました。」

2016年11月18日金曜日

ライブDVDの発売予定は今のところ無し - Mojoのケイトインタビューより

Kate Bush on the cover of Mojo January 2017 issue 2014年にはハマースミスのイベンティム・アポロで何万人もの人が ケイトのビフォー・ザ・ドーンのコンサートを見る機会を得たのですが、 世界中では参加できなかった人がその何倍もいるわけです。 9月の2回の公演では映像が撮影されていたことは明らかになっているので、 ファンたちは毎日のようにDVDやブルーレイで公演の記録が発売されないのかと 気をもんでいます。 ケイト本人からはいままでのところ映像作品が発売されるというアナウンスは 全くされていません。 今週はじめに定期購読者に届けられた(新しいインタビューが出ている)モジョ では、ケイトのこれに対する答えが出ています 一言でいうと、DVDの発売の計画は無し、ただし将来には少しだけドアを閉じずに 可能性を残してくれているようです。

モジョ: DVDも出るんでしょうか? 撮影はされてましたよね…

ケイト: 撮影したものはありますよ。 でも、今のところDVDを出すという計画はありません。 CDのほうが、ある意味、DVDよりもあの公演に立ち会っている感じが出ると 思うんです。 ライブの現場にいると、観衆の中に自分がいて、ステージを見渡して、 自分の見たいところを見て、というようなことは映像だとぜんぜん違います。

モジョ: 確かに視覚的にもすごくて、それだけでも幸せでした。 それが見られないのは残念です。

ケイト: 分かりませんが、いつか何らかの形であるかもしれません。 今のところは計画は無いというのは確かです。 前を向いて何か新しいことをやっていきたいというように思っています。 今やりたいのは、とにかく(長くためて)新しいこと!(笑)

モジョ: まだ何かは?

ケイト: (断固として) 分かりません。

11ページのインタビューが入っているモジョは11月22日に発売で、 注文の方法など詳しくは、 モジョのサイト で見てください。

羊の夢のシングルがBBCラジオ2でオンエアされiTunesでダウンロード開始

And Dream of Sheep radio premiere

BBCラジオ2のケン・ブルースは今朝、 2014年のライブからケイトのシングル曲羊の夢を掛けました。 この前には日曜日に流れる予定のBBC6ミュージックでのケイトのインタビューの 一部も放送されました。 その中でケイトは、観客からの素晴らしい反応について話しています。 波の音や点滅する遭難灯の中で、ケイトはナインス・ウェイブの主人公の置かれた 絶望的で孤独な状況を、震えるほど美しいパフォーマンスで表現しています。 実に素晴らしくて、ネットでもたくさんのファンがこの曲を聞いた感動を ポストしています。 先行してリリースされたキング・オブ・ザ・マウンテンに並んで、 この曲もiTunesで世界中でダウンロードできるようになりました。

2016年11月17日木曜日

ガーディアンはビフォー・ザ・ドーンのアルバムに星4つと アルバム・オブ・ザ・ウィークの評価

レビュー用のディスクが配られるようになり、 ガーディアン紙からはビフォー・ザ・ドーンも 4つ星のレビューが出ました。 ケイトのライブアルバムをアルバム・オブ・ザ・ウィークに 選んだアレクシス・ペトリディスは、 このように書いています:
「…さいきんのライブアルバムには珍しく、 まさにバンドがライブでやっているように聞こえます。 ボーカルは摩擦音が勝っていてエコーっぽくブーミーな感じで、 ちょっと揺らぐところもあります。 オーバーダブやオートチューンで生気を抜かれた音とは違います。 参加しているミュージシャンの名前を見ただけで、 腕利きだということはよく分かりますが、 それよりも驚きなのは、ケイトが夢見るようなふわっとした曲を やっているときでも、ぐいぐいと前に進めていくようなドライブを 持っていることです。 このバンドサウンドはブッシュの声によってさらに高められ、 夢のようなかたちに作られているのです。」 詳しくはガーディアンのサイトでご覧ください。

Kate live

アメリカのKEXPがビフォー・ザ・ドーンから5曲を 世界初のエアプレイ

KEXP logo USAはシアトルのラジオ局KEXPが今朝、DJエル・トロの番組で ビフォー・ザ・ドーンから5曲をエアプレイしました! これは全く予想もしていませんでしたので、ちょっとした驚きでした。 プレイされたのは、リリートップ・オブ・ザ・シティ魔女建築家の夢クラウドバスティングの5曲、どれも世界初でした。 そして、どの曲もすごい! これはKEXPがやってくれました! こちらのリンクから追っかけで聞くことができます。

エル・トロさんのブログには、こうあります。 じつはこれは自身の最後の番組になるということです。 「KEXPでのいい思い出といえば? いままでずっと通して、正直に言えば、 マスコミ嫌いで有名なケイト・ブッシュに2011のアルバム 雪のための50の言葉のころにインタビューできたことですね。 なので、最後のKEXPでの番組で半時間かけて 彼女の新作 ビフォー・ザ・ドーンから曲をかけるのは、 とても自然な流れだということなんです。」

2016年11月15日火曜日

羊の夢(2914年版)が金曜日にシングルリリース!

And Dream of Sheep

本日、「羊の夢」がシングルとして11月18日にリリースされると ケイトから発表がありました。ダウンロードは金曜日の朝11:30から可能です。 2014のコンサートに行った人は、 この名曲に乗せてケイトの感情のこもったボーカルが 聞こえてきた時の胸を締め付けられるような感覚を 思い出すことでしょう。 冒頭のlittle light で始まるこのボーカルは実際にケイトがライフジャケットを着て水に浮かんだ状態で 録音されたのです。 ケイトのサイトより: 「この曲の主人公は海に投げ出されているのですが、ケイトはこのボーカルを パインウッドスタジオのタンクの中で映像を撮りながらライブで歌いました。 この曲は、11月25日発売の「ビフォー・ザ・ドーン~夜明け前」を予約した人は 無料でダウンロードできるようになります。」 羊の夢は、キング・オブ・ザ・マウンテン、プロローグと並んで、 ビフォー・ザ・ドーンのトラックの中で全部を聞くことができる3曲目の曲となりました。

ケイトのサイトではまた、来週の日曜日の11月20日のBBC ラジオ6を 忘れないように、と書いています。 1時間にわたるインタビュー(午後1時)に続いて、ライブでのナインス・ウェイブのパート全曲がかかる予定 (午後6時)です。 BBCラジオの番組については、こちらに詳しく出ていますので ご覧ください。 ケイトファンにとってはたまらない日になります!

2016年11月11日金曜日

スウェーデンのメゾソプラノ、アン・ゾフィー・フォン・オッターが 「π」を新録音

スウェーデンのメゾソプラノ、アン・ゾフィー・フォン・オッター の先週発売されたニューアルバム、「ソー・メニー・シングス」の1曲目は、 ボーカルと弦楽四重奏のためにアレンジされたケイトの曲πが 収められています。 情報はクリス・バトラーさんから。 下はコンサートでの様子です:

2016年11月10日木曜日

ケイトの肉声! BBC6ミュージックでビフォー・ザ・ドーンについてのケイトの新しいインタビュー

待ち望んでいたことが、ここに実現します: BBCラジオ6ミュージックでは今日、 11月25日のビフォー・ザ・ドーン~夜明け前 のアルバムの発売の プロモーションのためのマット・エヴェリットによる ケイトの1時間にわたる単独インタビューを放送します。 「6ミュージック ケイト・ブッシュは11月20日(日)、午後1時~2時にオンエアされます。 アルバムを早く聴きたい方には、トム・ロビンソンのBBCラジオ6の番組で ナインス・ウェイブのパートを全曲流すそうです。 これは、2011以来初めて放送で流れるのケイトのインタビューとなります。 インタビューの一部が公開されていて、 ケイトはその中で、2014年のライブのこと、曲作りや将来の計画について 語っています。 (下のPlayボタンから):

トム・ロビンソンの6ミュージックのナウ・プレイングでは, 同じ日の午後6時~8時に、世界初のディスク2(ナインス・ウェイブ)の エアプレイを予定しています。 番組の前半では、ケイト・ブッシュにインスパイアされた音楽をリクエストで紹介します。 そして後半ではディスク2を流します。 これは1985年にブリットアワードにもノミネートされた名作「愛のかたち」の B面、ファンが大好きなナインス・ウェイブをライブで演奏したものです。

Kate on BBCRadio6

Matt Everitt マット・エヴェリット: 「ケイト・ブッシュは間違いなく、最高にオリジナリティーと才能がある ミュージシャン/プロデューサーです。 人生を通してケイトの音楽を愛してきましたが、このたびはライブへの復帰を目撃できて 本当にラッキーでした。 本当のことを言えば、またライブをやるなんてことを考えなくても良かったはずです。 あのステージを作り上げるためにどれだけのエネルギーをかけ、アイデアとビジョンを示して 人を動かしていったかを考えると、また音楽を作り上げた多くの人の力を考えると、 本当に驚くばかりです。 」

6ミュージックの番組主席のポール・ロジャースさん: 「ケイト・ブッシュの独占インタビューを6ミュージックができたのは 大変うれしいことです。 世界中のファンにとってもワクワクするニュースでしょう。 11月20日の日曜日には、6ミュージックでインタビューを生で聞いて、 できたらみんなで集まってリスニングパーティーみたいにやってほしいですね。 ナインス・ウェイブのライブのプレミア放送を聞きながら、 好きな音楽のことやケイトの思い出をSNSに書いたりしてください。」

2016年10月21日金曜日

BBCでのキング・オブ・ザ・マウンテン(ライブ)の放送は 大反響。デジタルシングルもリリース!

「こりゃ、すごい!」というのが、 DJのショーン・キーヴァニーの曲あとの反応でした。 BBC6ミュージックで7+40ごろ、8分にわたるライブ版の キング・オブ・ザ・マウンテンをかけたあとのことです。 スタジオに入っていたマット・エヴェリットと2人で、 「すばらしい」「参った」「美しい」と称賛のコメントが続きました。

Matt Everitt and Shaun Keaveny BBC6Music

DJの反応もリスナーの反応もあまりに熱狂的だったので、 この番組では1時間あとにもう一度同じトラックを通して掛けたほどです。 こちらのリプレイの45:50ごろから聞くことができます: http://www.bbc.co.uk/programmes/b07ypdpv#play

そして、この曲はiTunesでこちらから、 1曲ダウンロードができるようになっています。 チャートを狙えるようになったということです。 ファンの反応は、曲の終盤に向かって盛り上がってゆくケイトの ものすごいボーカル(ケイトのキャリアでも最高?)と オマー・ハキムのただただものすごいドラムに集中しています。 ファンにとっては熱気冷めやらぬ朝でした。


ビフォー・ザ・ドーン ライブ2014は、CD3枚組とLP4枚組で11月25日に 発売されます。 | Pre-Order Vinyl Box Set on Amazon | Pre-Order CD Set on Amazon|

2016年10月20日木曜日

ケン・ブルースがキング・オブ・ザ・マウンテン(2014ライブ) のクリップを放送 ― ダウンロードは21日金曜日から

Bbc6music announcement
ケン・ブルースは今日BBCラジオ2の午前11時の番組で ビフォー・ザ・ドーンのライブアルバムからキング・オブ・ザ・マウンテン を40秒ほど流しました。 BBC iPlayer で追いかけて聞くことができます。 ちょうど1:42:50 のところ: http://www.bbc.co.uk/programmes/b07xy7x7#play

番組の中でのこの曲の紹介でコメントした マット・エベリットは、こう語っています。 「…私が知る限りではいままででないほど今か今かと待たれていたショウでした。 本当にすごくて、ケイトの歌は圧倒的でバンドは最高。ステージの演出は ポップスやロックのフィールドでは誰も考えたこともないようなものでした。」

この曲は明日の朝7時、BBC6ミュージックのブレックファストで ショーン・キヴァニーの番組で通してかかる予定です。 またデジタルアルバムを予約した人には金曜日からiTunesでダウンロード できるようになります。

聞けるようになったらiPlayerでの曲へのリンクを貼ります | Pre-Order Vinyl Box Set on Amazon | Pre-Order CD Set on Amazon| Pre-Order Digital on iTunes |

kate-bush

2016年9月29日木曜日

2014年のビフォー・ザ・ドーンのライブが、 CDとアナログで11月25日に発売!

Before the Dawn LP set

いよいよ、新しいケイト・ブッシュの作品をあなたのレコードコレクションに 加えられるときが来ましたよ。 ハマースミスのイベンティム・アポロでケイトが2014に行った ビフォー・ザ・ドーンコンサートから2年、 そのライブ盤が11月25日にフィッシュピープルレーベルから (US版はコンコード・レコードから12月5日)発売されます。 パッケージはアナログ4枚組あるいはCD3枚組で、本日から予約できます。 アートワークは期待を裏切らない素晴らしい仕上がりで、 ケイトのアルバムの伝統をひいてカバーにはKTシンボルが隠されています。 探してみてくださいね。 ビフォー・ザ・ドーンは、iTunesやアマゾンなどのデジタルメディアでも リリースになります。 アルバムのタイトルには、 「The KT Fellowship Presents」とサブタイトルが記されていて、 プロダクションチームの多数のメンバーの協力があってのことだと言いたい ケイトの気持ちが表れています。 今すぐにでも爆音で聴きたい気分です。 力強く美しいケイトの声が腕利きのミュージシャンやキャストたちと 創り上げが音楽は、息も止まるほどの感動でしょう。 | Pre-Order Vinyl Set on Amazon | Pre-Order CD Set on Amazon| Before the Dawn CDs
Kate Bush performs Aerial, 2014
Before the Dawn album cover large
Kate Live 2014

ビフォー・ザ・ドーンのセットの内容は? 3枚組のCDには、ビフォー・ザ・ドーンの3幕がそれぞれ収められていて、 アナログ盤は8つの面に分けて収められています。

ステージで演奏された全曲が収められているのはもちろん、 ネヴァー・ビー・マインのライブ版がサプライズで 入っています。 これは、おそらく時間の関係で実際のプログラムからはカットされた曲だと 思われますが、ビフォー・ザ・ドーンの中では唯一の センシャルワールドからの曲となります。 この曲は、第一幕のバンド演奏の中の一曲となる予定だったのでしょう。 第二幕、第三幕のタイトルも出ています。 ライブに足を運んだ方は、 ナインス・ウェイブの冒頭の映像 「天文学者の呼び声」 で 俳優のケビン・ドイル(ダウントンアビー)が天体観測家を演じていたのを 覚えているでしょう。 ケイトの子のアルバート・マッキントッシュとボブ・ハームズの掛け合いの コミカルなシーンは、「ウォッチング・ゼム・ウィズアウト・ハー」 と題されています。 「リトル・ライト」はジグ・オブ・ライフの始まる前の 荘厳なコーラスのパート、 アルバート・マッキントッシュが画家の役でリードボーカルを取るのは 新曲の「タウニー・ムーン」ですが、 ここでの月はスカイ・オブ・ハニーの演出の上でも大きな見せ場でした。 | Pre-Order Vinyl Set on Amazon | Pre-Order CD Set on Amazon|

第一幕
リリィ
愛のかたち
ジョアンニ
トップ・オブ・ザ・シティ
ネヴァー・ビー・マイン*
神秘の丘
キング・オブ・ザ・マウンテン

第二幕 – ナインス・ウェイブ
天文学者の呼び声(fest ケビン・ドイル)
羊の夢
氷の下
魔女(feat ジョー・セルヴィ)
ウォッチング・ゼム・ウィズアウト・ハー(feat アルバート・マッキントッシュ、ボブ・ハームズ)
ウォッチング・ユー・ウィズアウト・ミー
リトル・ライト
ジグ・オブ・ライフ(feat ジョン・カーダー・ブッシュ)
こんにちは地球
朝もやの中で

第三幕 – スカイ・オブ・ハニー
プレリュード
プロローグ
建築家の夢
ペインターズ・リンク(feat アルバート・マッキントッシュ)
サンセット
エアリアル・タル
サムウェア・イン・ビトウィーン
タウニー・ムーン(feat アルバート・マッキントッシュ)
ノクターン
エアリアル

アンコール
天使にかこまれて
クラウドバスティング

*未発表音源

Before the Dawn LP set

2016年9月20日火曜日

作家・監督・作曲家のケイレブ・レインのケイト・ブッシュに インスパイアされたデモビデオ

ケイトのファンでのある作家・監督・作曲家のケイレブ・レインは、 皆さんに気に入ってもらえそうなデモクリップをまとめて発表しています。 ケレイブはこう書いています。 「私はケイトから長年大きな影響を受けています。 彼女の音楽は制作の間ずっと雰囲気を作り上げるために鳴らしている感じです。」 ケレイブさんのこれからの創作活動に期待しましょう。

CALEB LANE | Writer | Director | Composer (Reel) from Caleb Lane on Vimeo.

詳しくはケレイブさんのフェースブックページで。http://www.facebook.com/worksbycaleblane

 

2016年9月19日月曜日

KTブッシュバンド

KT Bush Band

オリジナルメンバーのブライアン・バスヴィック・キングが再始動したKTブッシュバンド は、2016に入っても追加のライブ日程が発表され、 さらに活動が広がっています! ボーカルにはジョディー・メイが入り、ベースのスティーブン・べヴァン、 キーボードのロバート・L・ジェラールとともに 下記の会場でケイトの初期の作品を演奏します:

ブライアンさん: 「ケイトの音楽と良いショウをやるのがすべてですね。 アルバムの曲も、ヒット曲も取り混ぜてやりますよ。 アーティストの距離を短く感じてもらえるようなエピソードも お話しますよ。 私たちと一緒にやっていきましょう。 皆さんが居ていただくことで、ライブが思い出に残るような感動的な体験になるのです。 」

バンドのフェースブックページや、 オフィシャルサイトをチェックしてください。 ブライアン・バスさんのオフィシャルサイトも あります。

2016年9月15日木曜日

グイド・ハラリのケイト・インサイドがロンドンでお披露目

The Kate Inside exhibition

お披露目イベントとライブ: 私たちのフェースブックのページをフォローしている方はもうご存知でしょうが、 グイド・ハラリさんがケイトの写真(1982-1993)を収めた豪華本、 ケイト・インサイドの出版記念イベントを今月ロンドンで 行います。 グイド・ハラリ、リンゼイ・ケンプの両名とスペシャルゲストを招いて、 9月16日午後7:30から アンダードッグ・ギャラリーで Q&Aイベント(チケットは売り切れ)を開催します。 クラウドバスティングのマンディー、マイケル、デイブが Q&Aイベントのあとでケイトの曲を演奏します。

追記: このイベントのライブストリーミングの録画が、 フェースブックページ に上がっています。

展示会の詳細: 展示会は、近くのアート・バーモンゼイ・プロジェクト・スペース で行われます。 オープン時間や道順については、 ギャラリーのリンクを参照してください。 展示会は9月30日までです。 [本の注文については、ウォール・オブ・サウンド・ギャラリーのサイトを見てください]

追記: グイドさんは9月15日(木)、UKのITVの6時のニュースに出演予定です。

メディア: ケイト・インサイドは、UKのMojoやアンカットのニュースページを含め、 幅広いメディアで紹介されています: Another Magazine | The Guardian (gallery) | The Guardian (interview) | Internazionale | NME | Dazed | SuperDeluxeEdition (great interview!) | Rolling Stone | Art Info | BBC Arts | Electronic Beats | The Resident | Panorama (Italy) | Amateur Photographer |

The Kate Inside

2835

Lindsay Kemp and Guido Harari

The Kate Inside

Kate 1993 by Guido Harari

Kate 1989 by Guido Harari

2016年7月13日水曜日

今聴きたい: イエロー・プロジェクト

昔からのケイト・ブッシュファンのポール・トーマスティム・ロイドスミスが、暑い夏の日にぴったりの、 80年代風シンセのクールなサウンドを作ってくれました。 下に貼っているのは、そのイエロー・プロジェクトによる 新作EP「アバウト・タイム」からの1曲です。 このEPを買いたいという方は、彼らのフェースブックページ: https://www.facebook.com/theyellowprojectband/ までどうぞ。

2016年7月12日火曜日

7月16日に世界各地で「史上最高の嵐が丘」イベントが開催!

Shambush event, Brighton, UK - 2013

UKのシャンブッシュでのイベント 2013年

ノルウェイ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、デンマーク、オランダ、 イギリス、スウェーデンなどなど、 これは史上最高の嵐が丘イベントを開催する場所の一部にすぎません! このイベントは、参加者が赤いドレスを着てケイトのオリジナルのビデオの ダンスを再現するというフラッシュモブのイベントです。 UKではシャンブッシュでここ何年間か開催されていましたが、 だんだんと人気が出てきたようです。 2016年の7月16日の土曜日、このイベントはいよいよグローバルに広がります。 グラフィックデザイナーのティム・ブラックマン がデザインした美しいポスターの数々で見ていただけることでしょう。 参加者への指示は、 (こちらのダンスの振りを覚えるのはもちろんですが)これだけです:

誘いましょう:誰でも! 年齢性別関係なし
服装は: 赤いドレス、赤ストッキング、黒ベルトで
持ち物は: 混じりけのない楽しさだけ!

各地でのイベントの情報は、下のフェースブックのリンクでチェックしてください:

世界各地のイベントリスト
UNITED STATES, Atlanta
https://www.facebook.com/events/1757269587829405
GERMANY, Berlin
https://www.facebook.com/events/603347023152998/
IRELAND, Dublin
http://allevents.in/dublin/the-most-wuthering-heights-day-ever-dublin/618759054958323#
SWEDEN, Uppsala
https://www.facebook.com/events/1107935932588472
UK, London (Shambush)
https://www.facebook.com/events/1690842347830732
UK, Lancaster (Bush Rush)
https://www.facebook.com/events/512576758924565
ISRAEL, Tel Aviv
https://www.facebook.com/events/153141261710220
DENMARK, Copenhagen
https://www.facebook.com/events/494685907371182
NORWAY, Oslo
https://www.facebook.com/events/1692551067653177
NETHERLANDS, Amsterdam
https://www.facebook.com/events/491823134322814
AUSTRALIA, Melbourne
https://www.facebook.com/events/1799065286992379
AUSTRALIA, Adelaide
https://www.facebook.com/events/509559399227126
AUSTRALIA, Sydney
https://www.facebook.com/events/1528088157521526
AUSTRALIA, Brisbane
https://www.facebook.com/events/963955903694748
AUSTRALIA, Perth
https://www.facebook.com/events/729674230502623
AUSTRALIA, Blue Mountains
https://www.facebook.com/events/207239513000629
AUSTRALIA, Hobart
https://www.facebook.com/events/480703488782706

AUSTRALIA, Lismore
https://www.facebook.com/events/283047528715575
NEW ZEALAND, Christchurch
https://www.facebook.com/events/1685967265004022
NEW ZEALAND, Wellington
https://www.facebook.com/events/1586676678312820
NEW ZEALAND, Auckland
https://www.facebook.com/events/1790393037861722
CANADA, Montreal
https://www.facebook.com/events/802785893201300
US, Madison, WI
https://www.facebook.com/events/549936971858238

wuthering posters

2016年6月30日木曜日

ツアー・オブ・ライフのコーラス担当のグレニス・グローブスが回顧録を発表

Glenys Groves bookグレニス・グローブスが 発表した自伝/回顧録「バラード、歌、ひととき」にケイトのツアーのことが 記されています。 グレニスさんは、残念ながら 2012年に亡くなった リズ・ピアソンとともに1979年のツアー・オブ・ライフのバックコーラスを担当した 人です。 少し引用しましょう:

Glenys Groves 「そうして私は、ケイト・ブッシュのソファーに座り、 ハーブティーを飲みながら、ケイトの飼っていたパイワキットとズードルという 2匹の猫を撫でていました。 そこで何か歌ったかどうか、正直覚えていないのですが、 要求されるボーカルのレンジがあってケイトが求めるサウンドを作れるということを 納得させることができたようです。 今思えば、音楽的なことだけでなく人間としても付き合っていいし、 バンドともやっていけるとと思ってくれたのが、本当に大事なことだったんでしょう。 やったね! ライオンハートのツアーに同行することになって、 もう一人バックボーカルの「ツレ」を探すという仕事を、 その水曜日から始めることになったんです。」

この本は、こちらのサイトで購入できます。(情報はダレルさんから)

glenys_tour_programme

ケイトの1979年のツアーパンフでのグレニス・グローブス

Glenys Groves at BTD

ケイトのビフォー・ザ・ドーンに友人のダレル・ベイビッヂと出かけたグレニス・グローブス

2016年6月16日木曜日

ブルームの日、ジェイムズ・ジョイス、ケイト、そしてセンシャル・ワールド

ブルームの日、おめでとうございます! 何年か前にケイトのセンシャル・ワールドについて書いた文章を再掲しようと 思います。 6月16日にはこの曲を聴くという方もたくさんいらっしゃるようなので。 もちろん、2011年にはケイトがついにジョイスのオリジナルのテキストを 使った「フラワー・オブ・マウンテン」をリリースしていますので、 もう十分ではあるのですが、 一方でバランスを取ろうとすると、 ケイトの作品の仕上がりとしては前の作品の方が 素晴らしいという評価になります。 創作における満たされない思いとそれに耐えたことが、 例を見ない作品を形作ることになったのだと思います。 ~ ショーン

Off Howth Head and into the flesh...

ジェームズ・ジョイスのユリシーズは1922の刊行以来不朽の名作と評価されています。 主人公のモリー・ブルームがダブリンでのある一日を過ごす中で出会う出来事で綴られてゆく物語です。 それは1904年の6月16日で、ジョイスとノーラ・バーナクルが初めてデートをした日で、 今はブルームの日となっています。 ジョイスの意図は、この小説にホメロスの物語との相似性を持たせるということにあり、 レオポルド・ブルームの妻モリーはペネロペイアに対応しています。 神話の世界でのペネロペイアは貞淑なのですが、 彼女は10年に渡る貞潔の生活を破りヒュー・ブレイゼズ・ボイランと関係を持ってしまいます。 巻末の有名な彼女の独白の部分は、1章が8つの長い長いパラグラフだけで構成されるという形を 取っていて、2つしか句読点がありません。 モリーはレオポルドをベッドに招き入れ、彼の健康のことを気にかけますが、 その中で彼女がいだいた最初の愛の気持ちを思い出します。 この章の始まりと終わりには、ジョイスが女性的な言葉としていた"yes"という単語が置かれています。 この本の前の部分では、レオポルドがディヴィ・バーン・パブでチーズサンドイッチと 赤ワインを飲みながら、モリーが結婚を承諾した1888年の初夏の日を思い出すシーンがあります。 ハウス・ヘッドのシダやツツジに囲まれた場所で、雌ヤギがそれを見ていました。 この非常にロマンチックな回想は、ユリシーズを通して何回か部分的に出てきますが、 そこにはモリーが種子入りケーキを彼に口移しする場面が書かれています。 2人の愛は、少なくとも16年前は、情熱的で、官能的で、活き活きとしていたのです。

The Sensual World

ケイトが名作アルバムとの評価を受けた1985年の愛のかたちの次作の制作に取り掛かったのは、 ユリシーズの刊行後60年以上経ってからのことです。 このころ、ケイトはモリー・ブルームの独白の場面にインスピレーションを受けて リズミカルな歌詞のない曲を書いていました。 ケイトがユリシーズの最終章のことを知ったきっかけは、 アイルランドの女優シオバーン・マッケンナによる1958年の録音でした。 ケイトはその美しさと女性らしさにすっかり魅了されてしまったのです。 「思いが紡がれていくのは、まるで終わりのない文章のようで、 "yes"という単語が文章の区切りのようになっていて、ゆっくりと速度を上げてゆくんです。 最高に官能的な文章だと思いました。」 そして、この本の中の言葉が、その曲に完璧に合うと気づいたのです。 「もうそのために作られたんじゃないかと思うぐらいぴったりとはまりました。 もうおかしいんじゃないかと思うくらい、全てがうまく合ったんです…」

この曲はダブリンのウインドミル・レーン・スタジオで録音されました。 アレンジはビル・ウェラン、ミュージシャンはアイリッシュパイプのデイヴィ・スピラーン、 ブズーキのドナル・ラニー、フィドルのジョン・シーハン、 ドラムのチャーリー・モーガン、ベースのデル・パーマーが入りました。 ケイトのお兄さんのパディーはレコードのスリーブでの記載では「鞭」ということになっていましたが、 これはすぐに訂正されました。 「本当は釣竿を2本持って鳴らしていました。 アイルランドの美しい湖畔の雰囲気を出したかったんですが、 釣竿のヒュッという音でツイードの帽子と長靴でフライフィッシングをしている感じが出るかなと 思ったんです。」

うまく運んでケイトが喜んでいたのもつかの間のことでした。 ジョイス財団から本から引用した言葉をそのまま歌詞に付ける許可が下りなかったのです。 その判断を変えてもらおうとする説得は1年ほども続けられました。 「関係する人たちにアプローチしたのですが、頑として聞き入れてもらえませんでした。 できる限りのことはしたのですが。すっかり落ち込んでしまいました。 彼らの専権事項であることは間違いないですから。 でも曲を作り直すのは、どうしたらいいかわかりませんでした。 一時期はアルバムごとお蔵入りも考えたほどですが、大変な労力がすでにかかっていましたし、 アイリッシュのプレイヤーの人たちもよくやってくれていました。 」

Kate with peach ケイトはそういう失意の中で曲をまるごと書き換えにかかりました。 「もとのリズムや韻を保ちながら、少しずつ書き換えて、新しい別のストーリーに作りかえていきました。」 その作品はセンシャル・ワールドというタイトルになり、モリー・ブルームが二次元で白黒の本の世界から 現実の世界に飛び出してくるという内容になりました。 「思いついたのはこの世の中が官能的だってことです。 物に触れるということ、足元の草の感覚、手に持った物の感覚、どれも官能的です。 私にとってはこの地球にそういうことがあること自体がとっても大事なことに思えました。 素敵ものに囲まれているのにそんな風には見ることは少ないですね。 それまでに見たことが無い人が初めて体験したらすごいことになりますよ。」 日常の体験の中に愉悦を求めるというテーマには、ケイトは後ほど 2005年のエアリアルでもう一度回帰しています。これも大変な好評を博しました。

曲の冒頭には教会の鐘が聞こえますが、これはハウス・ヘッドでのレオポルドからモリーへの 結婚の申し込みを表しているのでしょう。 「鐘の音には思い入れがあります。素敵な音だしお祝いの音でもあります。 誕生や結婚、死といった人生の節目を飾るのも鐘の音です。 すごくおめでたい感じがしますね。 モリーが独白の中でレオポルドから結婚を申し込まれたときのことを言っている場面で、 鐘が鳴っているイメージがありました。丘に座っていて遠くで鐘が鳴っている感じです。 思い返すと、アルバムの最初に鐘を使うのはいいなってずっと思ったんです。 おめでたい感じがして日曜の午後にどこか気持ちのよい丘にいるような気分になりそう。」

Sensual World Video

マケドニアの曲(「アンティス」)が、"stepping out..."の部分に合うように編曲されて この曲に新たな彩を加えました。 この曲は同名のニューアルバムのリードシングルになることが決まりました。 プロモーションビデオでは、ケイトはベルベットのガウンをまとい、 夢の中のように踊りながら森の中を歩きますが、バックでは日が落ちて月明かりになり、 また夜が明けるという移り変わりがあります。 1989年秋のあるインタビューでケイトは、この曲はそれまでの自作の中でももっとも 女性のポジティブな力を持った曲だと語っています。

「愛のかたちまでは、曲に対して男性のパワーと対抗するような力を 求めていたように思います。 今回はそれがありませんでした。 男性のようにパワフルに表現しようというのではなく、女性としての自分自身を自分の音楽で表現したいと いう気持ちでした。 間違いなく、センシャル・ワールドは女性のエネルギーを持った曲です。 音楽的に女性であることの喜びを出した新しい表現だと思いました。 」

Sensual World video

嵐が丘の世界的ヒットでエミリー・ブロンテの小説に改めて関心が寄せられたのと 同じように、ケイトがモリー・ブルームの豊饒な内面世界をこのようにユニークな かたちで表現したのを聴いて、ジェームズ・ジョイスのユリシーズ(やほかの作品も)に 挑戦しようと思った人は多かったことでしょう。

ジェームズ・ジョイスのユリシーズから引用を2点

「…the sun shines for you he said the day we were lying among the rhododendrons on Howth head in the grey tweed suit and his straw hat the day I got him to propose to me yes first I gave him the bit of seedcake out of my mouth and it was leapyear like now yes 16 years ago my God after that long kiss I near lost my breath yes he said I was a flower of the mountain yes so we are flowers all a womans body yes…」

「….and O that awful deepdown torrent O and the sea the sea crimson sometimes like fire and the glorious sunsets and the figtrees in the Alameda gardens yes and all the queer little streets and the pink and blue and yellow houses and the rosegardens and the jessamine and geraniums and cactuses and Gibraltar as a girl where I was a Flower of the mountain yes when I put the rose in my hair like the Andalusian girls used or shall I wear a red yes and how he kissed me under the Moorish wall and I thought well as well him as another and then I asked him with my eyes to ask again yes and then he asked me would I yes to say yes my mountain flower and first I put my arms around him yes and drew him down to me so he could feel my breasts all perfume yes and his heart was going like mad and yes I said yes I will Yes.」

Sensual World Video

2016年5月20日金曜日

ビフォー・ザ・ドーンの舞台美術担当のディック・バードがケイトとの仕事について語る

Before the Dawn set by Dick Bird

ケイトのビフォー・ザ・ドーンのステージデザイナーの ディック・バードが、フォレス・ガゼットで スコットランドオペラのミカドのプロモーションで行った インタビューで、 ケイトとの仕事について語っています。 記事より:

Dick Bird 国際的なステージデザイナーのディック・バードも、 ケイト・ブッシュから2年前に電話で彼女のコンサートの仕事の依頼を 受けた時には、13歳の心で天にも昇る心地だったと打ち明けてくれました。 「ロック系の仕事はやったことがなかったのですが、 人生で初めての濃密な18ヶ月になりました。 プロジェクトは私にとって未体験のやり方で始まりました。 ろくでなしたちと酔っぱらいのチームを作って、 それを仕事のできるクルーに叩き上げてゆくという、 荒野の七人のようなチーム作りから始まったんです。」 と語っています。 「これはケイトのやり方で、ゆっくりと素晴らしいチームを作っていくのですが、 あらゆる面でオリジナルな作品を求められました。 それで、何度もワークショップをやったり、ハマースミス・アポロを 実験のために1週間借り切ったり、ノーザンプトンの」 隙間風の吹く格納庫に出かけてLEDスクリーンのテストをしたりしました。」 1つの演目のためにこれほどたくさん試作を作ったのは初めてです。 しかしこれは、本当に本当に素晴らしい経験になりましたし、 それを良く表現しているのは、ツアープログラムにケイト自身が書いた 素敵な文章です。」

彼にとって、これは少年時代のアイドルに会えるチャンスでした。 こう笑いながら語っています。 「13歳のころは本当に夢中になってたのめり込んでたんですよ。 もう初恋と言っていいほどで、35年経ってから会うことになるとは、 面白いものですね。」 ディックの友人で衣装と小道具担当のロブ・アルソップは、 ケイトの要望であやつり人形を担当することになりましたが、 ロブがディックが人形を使ったショーをケイトに見るように勧めたのが きっかけだったようです。

ケイトからの電話が入る前に、ディックは、ケイトのコンサートを担当するか どうか、ちょっと不思議なやりかたで打診を受けていたそうです。 「45分ぐらい前に知らない人から電話がかかってきて、 理由は言えないんですが、この時期にお時間取れますか、と聞かれました。」 と彼は回想します。 「その45分あとに電話を受けたら、それがケイト・ブッシュさんでした。 私が35年間片思いしていた人です。 口の中がカラカラになりましたが、彼女は私の作品が好きだと 言ってくれました。 それで私も、あなたの作品が大好きです、と返したんです。 彼女は本当に特別な、素晴らしい人です。」

記事の全文はこちらで。 ディック・バードのデザインについては、オフィシャルサイトで。ビフォー・ザ・ドーンも紹介されています: http://dickbird.co.uk/

2016年4月21日木曜日

RIP プリンス (1958-2016)

4/22追記: ケイト本人が公式サイトにプリンスについての素敵なメッセージを 発表しました。

プリンスさんに寄せて

ケイトより…

プリンスさんについての痛ましい報せはとても悲しく、ショックでした。 彼ほど類いまれな才能を持った人はいないでしょう。 作詞作曲、演奏、プロデュース、ディレクションまで、自身の作品を完璧に コントロールできる人でした。 茶目っ気があって恐ろしいほど才能のある天才です。 私の観た中では最高にクリエイティブですごいライブでしたね。 真の意味で魔力のようなものを持った人を失ってしまいました。 プリンスさん、安らかにお休みください。

今日の、プリンスが亡くなったという知らせは、 とても悲しいショッキングな出来事でした。 また一人、スーパースターが、そして素晴らしいミュージシャンが亡くなってしまい、 世界が悲しみに包まれることになりました。 ケイトは以前、彼のことを「恐ろしく才能のある」と称していました。 ご家族、ご友人たち、そしてご関係の方々に哀悼の意を表します。

Prince

プリンスはケイトと、 1つはレッド・シューズに収められたホワイ・シュッド・アイ・ラブ・ユー と、3枚組のエマンシペーション(1996)に収められた マイ・コンピューター の2曲で共演しています。 後者でのケイトのボーカルはほとんど聞こえないほどですが、 ケイトのアルバムでの共作は1993年当時、 音楽業界で大きな話題になりました。 のちにレッド・シューズとして発表されるアルバムの制作に 取りかかったころ、ケイトとデルの2人は ウェンブリー・アリーナでのコンサートに出かけました (自身のライブをやるための会場探しの目的もあったようです)。 プリンスからのメモを受け取ったのですが、 そこには彼女の作品が好きだと書いてあったそうです。 ここから、アメリカのペイズリー・パーク・スタジオと ケントのホームスタジオとの間でのテープのやり取りが 始まりました。 そして、そのトラックに最終的にはプリンスのボーカルのほかにも コメディアンのレニー・ヘンリーのボーカルを入れたり、 トリオ・ブルガルカのきらめくハーモニーやブラスセクションまで 入れて作品として完成させました。

Paisley Park Studios

ペイズリー・パーク・スタジオ

ケイト・ブッシュ・クラブの会報に、 デル・パーマーがプリンスのテープが初めて届いたときのことを 書いていました。 :

「箱の中には、ペーズリー・パークのラベルの付いた24トラックのテープが 2本収められていました。 私たちはすっかり舞い上がってしまい、息をつぐ間もなく テープをデッキにかけて何が入っているか聞いてみました。 そのテープに入っていたのは、全く予想もしなかったようなものだったんです。 プリンスはオリジナルのトラックからちょっとした部分を切り取って、 それをループにしたのをもとに、ギターやキーボードなどの演奏を テープいっぱいに記録していたのです。。 私は驚くばかりでしたが、ケイトはすぐにそこからどうしたら良いかが 分かったみたいでした。 ケイトが書いた曲の面影はありませんでしたが、 大幅に書き直しをしてサンプリングを施して、 ケイト・ブッシュの曲に仕上げたのです。」

Why Should I Love You

ケイトも同じ会報にこの曲の制作のことを書いています:

「ホワイ・シュッド・アイ・ラブ・ユーは、 R&B 風の曲から出来上がりました。 プリンスさんがギターを弾いてくれたらいいなとか思ってたんですが、… その後のことは予想もしませんでした。 この曲で共作をしてもよいと言ってくれたのでとっても嬉しかったのを覚えていますが、 テープを送ってそれを送り返してもらいました。 送られて来たテープをかけてみると、ファンクグルーブの ベース、キーボード、ギター、バックボーカルが入っていたんですが、 笑っちゃいましたね。 もとの曲の面影が残っているところもありましたが、 オリジナルの発想を残しながらプリンスの演奏とのコラボを実現して、 もともとの曲の構成に戻してゆくのは大変な作業でした。 その作業はなかなか面白くて、出来上がった作品もちょっと普通とは違ったものに なりました。 プリンスさんはとんでもない才能をお持ちで …ずるいって気もしますけど…私がやっと1枚アルバムを仕上げている間に、 3枚もアルバムを出して、2回ワールドツアーをやって、テレビの特番やビデオも作りながら、 で、ギターも私より上手なんですから…」

Prince

プリンス・ロジャーズ・ネルソン(1958年7月7日 - 2016年4月21日)

2016年4月18日月曜日

「ソング・オブ・サマー」: 2016年のホームグラウンド・パーティーは7月8日開催

2013年、2014年、2015年と 大成功を収めてきたホームグラウンドKateBushNews.comのパーティーは、 今年もいつもと同じくロイヤル・ヴォクソール・タバーンで、 ケイト・ブッシュの音楽を讃えつつ、 7月8日に開催します。

午後9時スタートで午前3時に終了予定です。 パーティーの中では、以下の出演者の ライブパフォーマンスが楽しめます:

クラウドバスティングのマンディー・ペインズとマイケル・メイエル

MandyMichael


sky2Rose

 

 

 

スカイ・オブ・ハニー

そして

ローズ・ガーデン

 

 

 


また、ケイトをテーマにしたDJのセットもあります:

フィル・マリオット、デイブ・クロス、ポール・トーマス

この日は一晩中ケイトの音楽を楽しみます。 ライブ演奏はケイトのトリビュートバンドの第一人者のクラウドバスティングから マンディー・ペインズさんとマイケル・メイエルさんに登場いただくほか、 スカイ・オブ・ハニーさんと長年のケイトファンであるゲイシーンの トップアクト、ローズ・ガーデンさんのステージもあります。

RVTは南ロンドンのヴォクソールにあり、ウェストエンドからはテムズを渡ったところ、 地下鉄、バス、国鉄のヴォクソール駅からは徒歩2分です。 ヴィクトリア駅からは地下鉄で2駅になります。 RVTはダッキーという有名なクラブイベントをはじめとして、 音楽やキャバレーなどのイベントやパフォーマンスが行われるところです。

前売りのチケットは下のペイパルボタンから購入できます:

Single advance ticket: £10.00




Two advance tickets: £18.00




ペイパルボタンで購入したチケットはEメールで届けられます。 印刷して入場時に提示ください。 チケットを郵便で送ることはしていません。

注: 当日には限定数のシングルチケットが 会場で販売されます