2020年10月26日月曜日

プログ誌の表紙にケイトの魔物語

Prog Magazine Never For Ever cover

魔物語をフィーチャーした 期待のプログ誌の表紙のイメージが初お目見えしました。 これは良い仕事です。ありがたい。 この号では魔物語のアルバム制作について詳しく取り上げられますが、 発売40周年を記念して、10月28日水曜日に発売となります。

Prog Magazine pages

この号にはほかにも、ホークウィンド、ゴールディ、エディー・ジョブソン、 ジャキー・マクシー、ペンタングル、ダイブル・ロングドン、 ティアーズ・フォー・フィアーズ、ジャコ・ジャグジク、ジョン・ペトルッチ、ガズパチョ、 エンスレイブド、アフロディーテズ・チャイルド、モーターサイコ、 ガラードなどがフィーチャーされています。 注文方法は、プログのサイトにあります: https://www.loudersound.com/prog

2020年10月22日木曜日

ディス・ウーマンズ・ワークのボックスセットが発売30周年

This Woman's Work box sets

このボックスセットが30年も前だと思うと信じられない思いです。 発売されたのはセンシャルワールドの発売の翌年で、ケイト本人はその後レッドシューズとして発表される アルバムの制作で忙しくしているところでした。 これは彼女が初めてB面や12インチミックスなどアルバム外の曲を集めて作った公式版です。 それまでに発売された6枚のスタジオアルバムもすべて収められています。 当時もファンにとっては、特に追加曲だけが欲しい人たちにとっては、高価なボックスでしたが、 今でもコレクター市場では高値で求められています。 じっさい、アナログ盤LP9枚セットのバージョン(CDは8枚、カセットは8本組)は、 コンディションやKTステッカーが付いているかどうかなどによりますが、眼が飛び出るような値段が付くこともあります。 また、このボックスセットには、2018年にでたアザーサイドのリマスターセットに含められなかった 曲も収録されています。 淋しい闘牛場、もう二度と、ケン(コミックストリップGLCより)、オンステージEPの4曲のライブがそうです。 当時は、ケイトは長く続いた音楽のキャリアを振り返ってまとめにかかっているのかと思われました。 写真入りのブックレットにケイトが書いた文章には、こうあります:

もう12年も経つのかと驚きます。リップ・ヴァン・ウィンクルもこんな気分だったんでしょうか? 何年もの間見なかった写真や、もう忘れていたようなB面の曲を聴いたりするのは、 なかなか面白いものでした。
ときを経て私の音楽も私自身も変わったと思いますし、最初のアルバムを作ったときには、 ボックスセットを1990年に出したり、まだアルバムを作り続けることになるなどとは思いもしませんでした。 悪くない気分です。

聴いていただける方、みなさんありがとうございます。 お手柔らかにお願いします。

アルバムの制作に関わってくださったすべての方、そして写真を撮っていただいた ゲレド・マンコビッツさん、テリー・ウォーカーさん、ブライアン・グリフィンさん、 そしてジョン・カーダー・ブッシュに感謝を申し上げたいです。

この特別な作品はアラン・マーフィーとゲイリー・ハーストの想い出で捧げたいと思います。

愛をこめて

ケイト・ブッシュ

xx

ケイト・ブッシュ, 1990