2011年11月27日日曜日

「音楽のビジョンでとりこに」: インターコスタル・クラヴィクル

インターコスタル・クラヴィクルという贅沢な名前の サイトでベンさんは8.5/10:

予想よりも静かで親密なアルバムでした。 もちろんケイト・ブッシュの初期の作品には親密なときが ありましたが、この作品はピアノがほとんどで、いつもほど装飾が入っていません。 重層的で広々とした音の風景はそこにはありません。 この作品は室内で冬の嵐を避けながら、冷えたり暖まったりの中で 聴くのがお似合いです。 曲はどれも雪をテーマに書かれていて、音楽はやわらかく魔法のような はかなさを響かせています。 氷の下に閉じ込められるようなこともありません。 … 彼女の声は魅力的で、プロダクションはみずみずしく細部まで練られた ものですが、一番良いと思ったのは遊びと驚きの要素です。 アイデアはしっかりと形になり、登場人物は嵐が丘のキャシーのように 存在感を持ち、それでも次に何が起こるのかは予想できません。 … 雪のための50の言葉でケイト・ブッシュは、 凍った内陸部で輝く静かな音楽を作り上げました。 それは誘いかけ、心を落ち着かせ、静かに贈り物を届けてくれる雪のようです。 まだ揺れ動きもせず失望も与えない音楽的ビジョンに心を奪われました。 なんと幸運なことでしょうか。

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