1982年、ドリーミングのシングルのリリースまであと何ヶ月かというときに初めて、 ケイト・ブッシュのファンジンを作ろうかと思いつきました。 それから30年に渡って全部で79号を発行しましたが、ケイトと彼女の音楽に関するニュースや情報だけでなく、 関連するいろいろも載せて、ケイトの作品についての世界的なレビューと議論の場を提供しました。 その過程で、公式のケイト・ブッシュ・クラブとも協力して、1985年、1990年、1994年にはファン・コンベンション、1986年にはビデオパーティーを開催しましたが、どの回もケイト本人が参加してくれました。 また、大空のプロモビデオ撮影のためのファンの集いも企画しました。 1987年にEMI音楽出版から発刊された楽譜集 ケイト・ブッシュ・コンプリート出版にあたっては 年表とディスコグラフィーの提供を頼まれましたし、1997年のEMI100リマスターのシリーズの 愛のかたちへはライナーノートを書いています。
印刷された冊子の形での最後の号は2011年の末に発行されて、即完売でした。 続いて2014の3月には大好評を博した2巻セットのホームグラウンド・アンソロジーが出ましたが、 これには過去の79の号から1200ページを超える記事が収められています。
2022年5月にはホームグラウンドの創刊号が出てから40周年になりますので、 この機会に第80号として特別号を発行しようと思い立ちました。 この号は無料ダウンロードできるPDFの形式で、フルカラーでお届けしたいと思います。
これまでのホームグラウンドは、どの号も世界中のケイト・ブッシュファンの皆さんの投稿なしには 発行できませんでした。今回の特別号にも皆さんのご支援が必要です。
いつものように、ケイトワールドのニュースやこの10年間にあったことを振り返った 記事も用意します。 お願いしたいのはいつもと同じで、読み物、絵や詩、編集者に宛てたメール、 売ります買います、個人的なメッセージなどです。
たとえば、こんな記事でしょうか: 2012年以来のケイトの作品があります。2014年のビフォー・ザ・ドーンのライブ、 2015年のライブ・アルバム、2018年のリマスターとアザーサイド、 レコードショップ・デイの特別盤など。ドリーミング40周年や 雪のための50の言葉やアニメについて語り残していたこと。 トリビュートバンドやライブ、テレビのオーディション番組でのケイトの曲のカバーもありました。 ケイトの曲にインスパイアされた小説や、 これまでに出ているケイトに関連する本のレビューや感想も歓迎です。 ケイト関連のコレクションの苦労話、チャートやニュース、ケイトに会ったときのこと、 「最高に嵐が丘な日」などの集会やファンの集まりについて。 もう少し広いケイトの世界の人々、パディー、ジョン・カーダー・ブッシュ、ベック・サイアン、 サラ・デイリー、レイブン・ブッシュなどなど。
簡単に言えば、ケイトの音楽に関係することなら何でもOKです。 これまでにもいろいろな記事を載せてきましたが、 それぞれのアルバムに合うウイスキーとか、レッド・シューズの謎の分析というのもありました。 皆さんの投稿をお待ちしています。ぜひ!
目標としては、ホームグラウンドの創刊記念日の2022年5月18日までに準備したいと考えています。 これから4ヶ月になります。
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