2014年5月27日火曜日

プログ誌がケイトの表紙で「ケイト・ブッシュの復活」を特集。 そしてホームグラウンドのアンソロジー本について 「過ぎ去りし日を思い起こさせる美しい制作」

Prog Magazine - Kate Bush Resurfaces

雑誌プログの最新号では、厚紙のスリーブの表に ケイトの写真をフィーチャーしていて、 「ケイト・ブッシュの復活」という見出しを出しています。 この号では、「最初で最後のツアーの内幕」を探り、 「ビフォー・ザ・ドーンのショウがどうなるか」思いめぐらしています。 そのほとんどは憶測でしょうが、 ケイトがライブの予定を発表して以来さまざまなメディアがカバーしている ケイトにまた新たしい1ページを加えるものになっています。 (鋭い人は、このサイトでおなじみのシド・アーサーの名前も表紙に出ていることに お気づきでしょう!)

この号ではほかにも、ホームグラウンド・アンソロジーの第1巻 がとても好意的なレビューを受けています – この大変なプロジェクトを通じてやりたいと思っていたことを ちゃんと理解してくれているようです。

Record Collector Review

プログ・ロック誌はこちらのウェブサイトで 行ってください。 また、iPad版は、アップルストアで こちらから取れます。

2014年5月26日月曜日

レコード・コレクターがホームグラウンド・アンソロジーのレビュー: 「愛と情熱の結晶」

UKのレコードやCDなど音楽コレクターのバイブルとも言える レコード・コレクター誌の6月号(発売中!)では、 ジェイソン・ドレーパーによるホームグラウンド・アンソロジーの 第1巻についての熱のこもった レビューを載せています。

バ-ブーック-シュカ!

秋のハマースミスでケイトに会えるチケットを手に入れられなかった貴方。 この重量級の本を手に取ってみれば、 あまりにも引きずり込まれてしまって、そこに彼女がいても気付かないぐらいかもしれません。 ケイト・ブッシュのファンジンであるホームグラウンドを主題に まとめられた2巻同時出版されたアンソロジーの上巻ですが、 エディター陣はさまざま記事や考察、ファンの反応や読者からの手紙などを、 ケイト・ブッシュの歴史に沿いながら、この雑誌の歴史に合わせて まとめています。

1982年にrecordcollector創刊された ホームグラウンドは、天使と小悪魔を振り返るところから始まります。 このアルバムはエルビス・コステロやブロンディー、 バズコックスなどとチャートで競っていたのですが、パンクでもプログレでもなく、 70年台の最後を飾ったちょっとユニークな音楽でした。 嵐が丘は、ある寄稿者の15才のころの大衝撃だったそうです。 しかし、愛のかたちのころには、NMEは神秘の丘を英国の白人のアーティストが つくった最高のシングル曲だと褒め称えています。 しかし、残念なことに、あるファンは、ちょっとおもしろいけど単調なドラムのビートの 繰り返しを聞いて、全く残念だというように言っています。

これが、このアンソロジーの素晴らしいところです: Kate Bush ISBN 1861714432 Vol 1 Paperback Cover ホームグラウンドのチームは、あまり編集を加えることなく、 もともとの記事に忠実な評論を作り上げました。 いろいろな意見が出ますが、1つだけ確かなことがあります。 それはここに書かれている全てがケイト・ブッシュとその音楽に対する 愛と情熱の結晶だということです。 イラストやビデオパーティーイベントのポスターの複製も ファンの美意識を捉えています。 またファンによる詩や短編も、 ウィルヘルム・ライヒのクラウドバスターの歴史など、もっと話題性で 引きつける記事の前では注意を集めにくいのですが、 見ているとケイトの音楽が熱心なファンの感動を呼んだということがよく分かります。 どこを取っても、深い伝記として意義深いのですが、 それはファンの思いの深くまで迫り、あり余るほどの 洞察をこのアーティストの作品に捧げているからに他なりません。

レコード・コレクターのジェイソンさんは、 ホームグラウンド・アンソロジーで私たちが目指したことを よく理解してくれました。そして、 1980年代からずっと変わらず、この雑誌をサポートしてくれています。 ありがとうございます。

2014年5月22日木曜日

Qとゲイ・タイムズがケイトのライブ復活を歓迎!

Q Magazine on Kate's shows

音楽雑誌のQの最新号(リリー・アレンの表紙)では、 ケイトのライブステージへの復帰についての記事を載せています。 マーク・ブレイクによる思慮に富んだ文章の中で、 本当の意味での神秘を体現できる唯一のポップスターに賞賛を送っています。

「動機は何であれ、 自らのやりたいことを、やりたいときにやってのけたミュージシャンには 見るべきところがあります。 多くのポップスターが日常の思いをツイートする世界で、 ケイト・ブッシュのライブは、彼女の才能以外にも、 まだ売られていない日常があるということを思い出させてくれます。 これこそが驚きの内容です。 これだけでもショウを待ち望むには十分でs.” 詳しくはこちらのケイトのサイトから。

Darren Hayes in Gay Times

一方、ゲイ・タイムズでは、シンガーのダレン・ヘイズ(元サヴェージ・ガーデン)が 今年後半にロンドンで行われるビフォー・ザ・ドーンを観に行くことを思っての ワクワク感を書いています。

「そのステージでケイトがどんなことをやるのか、見当も付きません。 ひょっとすると鼻笛を吹いていたりするかも。 いつものごとく、彼女は自分自身で全て決断を下すので、 もう何をやってもらっても構わないと思います。 彼女流でやってくれるのを見ることができるだけで、うれしいのです。」 ゲイ・タイムズのサイトはこちらで。 (雑誌の写真はゲイリー・サットン-ボルトンさんから)

デビッド・ローズが語るビフォー・ザ・ドーンのリハーサル: 「ケイトの美しい歌」

David Rhodes NMEの最新号では、 ケイトのビフォー・ザ・ドーンがどのようなものになるか、 想像をめぐらしています。 びっくりするようなことは書かれていません。 もう分かっているように、ケイトはナインス・ウェイブの曲を何らかの形で フィーチャーするはずです (自身のサイトでも言っています)。 ケイトとギターで共演する予定のデビッド・ローズが、いいことを言っています:

「ケイトはチャーミングで楽しく、美しい歌を聞かせてくれます。 残念ながら、これ以上のことは言えませんけど。」

このショウが単なるバンド演奏ではないはずだという見方については、 あるインサイダーがこんなことを言っています: 「本人も言っているように舞台に戻りたいということなので、これは、 ストーリーのある部隊構成のショウになるはずです。」 この見方は、きっと正しいでしょう。記事の全文は こちらで。

2014年5月17日土曜日

シド・アーサーの最新作:レイブン・ブッシュが語る「サウンド・ミラー」と おばのケイトのステージの復活について

Raven Bush Coachella

Raven Bush performing with Syd Arthur at the 2014 Coachella festival

katebushnews.com では、ケンブリッジのすばらしいバンド シド・アーサーについても最新の情報をお知らせします。 スティーヴン・ハンフリーズさんが、ケイトの甥にあたる レイブン・ブッシュと行ったインタビューについて 知らせてくれました。 自身のグループのニューアルバムサウンド・ミラーや コーチェラでのライブ演奏、ポール・ウェラーとの遊び歩きなど とともに、ケイトの復活についても質問を受けています:

あなたのおばさんにあたるケイト・ブッシュさんはとても有名ですよね。 ビヨンセよりもお目にかかるのが珍しいですが。 あなたの音楽に意見をくれたりしますか? この秋のロンドンのライブには行きますか?

いつも暖かいコメントをもらっています。 いまのところ、たぶん行くと思います。 レコードが出てからどうなるかわからないですけど。 演奏をぜひ自分の目で見たいと思っています。 私にとっては、 ライブの演奏なんて見たこともないので、 この世のことかも分からないほどなんです。 ケイトさんはほんとうに浮つかない人で、 私の目にうつるケイトさんは音楽を演る人の姿とは違う おばさんとしての存在なんです。

インタビューの全文は、アンダー・ザ・レイダー誌のサイトの こちらから。シド・アーサーに関する最新のニュースは こちらの フェースブックのページでフォローしてください。 (情報はスティーブンさんから)

2014年5月15日木曜日

クラシック・ポップ誌の「天才ができるまで」

Classic Pop magazine June/July 2014 2ヶ月ごとに発行されるクラシック・ポップの現在発行中の号では、 トレヴァー・レイトンによるケイトの新しいポートレイトをカバーに 配し、「ケイト・ブッシュ: 天才ができるまで」という見出しを付けています。 ケイトの初期のキャリアや1979年のツアーを詳しく紹介すると同時に、 10の「見逃せない作品」や1979年のツアーのメンバーの 「あの人は今?」なども取り上げています。

クラシック・ポップ: 「今度のクラシック・ポップでは、カバースターの ケイト・ブッシュの作品に、 十代の衝撃のデビューから世界的な成功までにわたって 携わったミュージシャンやプロデューサーに取材しています。

ケイトの作品に関わった人たちのインタビューを載せています。 グレニス・グローブズ(ツアー・オブ・ライフでのコーラスの1人)は、 「とても楽しいツアーでした … そんな楽しい気分はぜんぶケイトの人柄によるものですね – いっしょにいて素晴らしい人です」ケヴィン・バーク (パディーの旧友で魔物語の曲「バイオリン」でバイオリンを演奏した人)、 プロデューサーのアンドリュー・パウエル、ギタリストの デビッド・ペイトンイアン・ベアンソン、 ビデオ監督(ドリーミング、10ポンド紙幣が1枚)のポール・ヘンドリー、 ドラマーのスチュワート・エリオット、 フェアライトプログラマーのJJ・ジェザリックなどが ケイトの初期のキャリアについてのインタビューを受けています。 とにかくすばらしい記事です!

詳しくは、この雑誌のウェブサイトのこちら