ポッドキャスト新作: レッド・シューズ30周年

レッド・シューズのアルバムアートワークをデジタル展開したバージョン

素晴らしいクリスマスシーズンをお楽しみのことと思います。ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの最新号では、イギリスのポールとアメリカのダレルが、また続いてアルバムアニバーサリーのチャットと回想をやっています。ポールとダレルは生涯のケイトファンで、中高生のころから現在に至るまで、話しきれない思い出を持っています。今回は、ケイトの7枚目のアルバム「レッド・シューズ」を取り上げ、この象徴的なアルバムの30周年を祝います。1993年時点でのアルバムへの最初の反応や、現在の彼らの感想を聞くことができます。また、このアルバムに付随する映像作品である「ライン・クロス・カーブ」の映画プレミアに参加したポールの経験についても話しています。雑誌等でのレビューについて議論し、ラジオクリップを再生することで、ケイトのアルバムの中で最も個人的な作品と言われるこのアルバムが誕生した頃を思い出させてくれます。これ以外にも、たくさんの内容があります。お楽しみください。

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストはiTunesやSpotify、その他のポッドキャストアプリ、 たとえばPodcast AddictやTunein、あるいは下のSoundcloudからも聴けます。

[ここでお知らせですが、www.katebushnews.comでやっていることを気に入っていただいていたら、ランニングコストをサポートするために、ほんの少しでも良いのでHTTPS://KO-FI.COM/KATEBUSHNEWSにアクセスしてください]

katebushnews.com ・ ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャスト　第64回–ブッシュ・テレグラフ レッド・シューズ30周年

ケイトのクリスマスメッセージ

ケイトは公式サイトで、非常に思慮深く内省的なクリスマス・メッセージを投稿して、いろいろな問題のある世界の中にクリスマスの精神を見つけようとしています。いつものことですが、ケイトからのメッセージは嬉しいことです。メリー・クリスマス！

皆さま、いよいよ迫ってきたクリスマスを心待ちにされていることと思います。私はそれほど気にしていませんでしたが、ここ数日は楽しみになってきました。

デザイン変更したウェブサイトのリリースについて、好意的な反応をいただいてとても嬉しく感じています。たいへんな作業でしたが、このような素敵なコメントを見ると、やってよかったと本当に思います。ありがとうございます。

本当になんという年でしょうか。人類が未来に向かって、より精神的で優しい存在になっていくことをずっと願ってきましたが、それは全くのアンチテーゼであることが証明されてしまいました。
世界のあちこちで戦争が起こり、地球の温暖化が進んでいます。何が起きているのでしょうか。

私の周りには、もうニュースを見ないという人がたくさんいます。それは世界的なトレンドになっているようです。もちろん、情報は得たいと思っていますが、映像のレポートが恐ろしいほど覗き見的だと感じてしまいます。

このメッセージを書くのに、これまでに3回ポジティブなものを探そうと書き直しましたが、なかなか見つけられません。

蛇口から流れる水を見て、すごいことだと感じます。特にお湯が出てくるのは、ほとんど奇跡だと思えます。蛇口をひねれば、きれいなお湯が蛇口から出てくるのです。魔法のように。しかしその中で私は、多くの戦争に巻き込まれている人々について考えます。そして、その中心には戦争に巻き込まれた子供たちがいます。きれいな水さえいつも手に入るわけではなく、本当に奇跡を必要としています。クリスマスは小さい子供のための時間であり、魔法が約束される素敵なときのはずです。…新しい年、そして未来に向けて。

私たちがクリスマスを祝うことができるのはとても幸運なことですが、同時にとても悲しいことです。人々への戦争の影響は大きく、特に子供たちのことを思うと。

ウォーチャイルド、ユニセフ、NSPCCなどの慈善団体が子供たちを支援したり助けたりしているのは、非常に重要なことです。その驚くべき仕事は、大人が作った悪の手にかかっている子供たちのために現代社会がほとんど譲歩していないように思われる今、かつてないほど大事になっているように感じます。

魔法の約束とともに、本当に素晴らしいクリスマスをお過ごしください。そして、1年先のクリスマスには幸せなことについて話せるよう、皆で祈りましょう。

ケイト

MOJO特別号 – ケイト・ブッシュ・エッセンシャル が発刊に

著名なアーティストに捧げられた豪華なムック本は、以前から印刷出版業界で普通になっていますが、ケイトはこれまでも何度もフィーチャーされています。それでも、よくできたケイト・ブッシュの入門書がニュースエージェントの棚に置かれていて、カジュアルなファンやベテランのファンが情報を得たり楽しんだりできるのであれば、私が文句を言うことではありません。MOJO誌の最新シリーズでは、デヴィッド・ボウイ、ビートルズ、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズが過去に紹介されています。

そして、クリスマスに間に合わせるようにケイト・ブッシュ・エッセンシャルが発刊され、ここで予約注文できます。今回はMOJOの編集チームとの事実確認作業に少し関わりました。気になる事実の間違いが紛れ込むのはいやなので、喜んでやらせてもらっています。新しい良記事もいくつかあって、その1つは昨年すばらしい「ケイト・ブッシュの50のビジョン」を発表したトム・ドイルが書いています。

宣伝文から:

MOJO コレクターズ・シリーズ：ケイト・ブッシュ・エッセンシャル

「ケイト・ブッシュのアルバム、曲、ビデオ、本についてのMOJOの決定的なガイド。

ケイト・ブッシュが2023年11月にロックンロールの殿堂入りを果たしたとき、スーパーファンである歌手のセント・ビンセントは次のように問いかけました。『どうすればそんなに天才的で純粋で完全に自由になれるのでしょうか』。

それはブッシュ自身にしか答えることができない質問でしょうが、MOJOのケイト・ブッシュ・エッセンシャルズは、歌手、ソングライター、プロデューサーとしてのケイトの先天的な才能に新たな光を当てます。

ケイト・ブッシュの専門家チームによって書かれたこの豪華なムック本は132ページで、1978年の嵐が丘から昨年再発売されてチャートに輝いた神秘の丘まで、すべてのリリースを1曲ずつ紹介しています。そして、先駆的なプロモーションビデオ、めったにないライブ出演、関連の出版物についても紹介しています。特別なご褒美として、1989年の「失われた」インタビューもあります。このインタビューでは、当時のニューアルバム「センシャル・ワールド」をきっかけに、彼女の人生と仕事について詳しく語っています。

スリーブのきれいなアートワークや珍しい象徴的な写真もあり、ケイト・ブッシュ・エッセンシャルは、すべての音楽ファンにとって必携で、ホリデイシーズンに最高の贈り物です。」

ケイト・ブッシュ・エッセンシャルは、12月21日木曜日に発売されます。こちらから予約注文できます。

レコード・コレクターがライオンハートのアルバムを再評価

レコード・コレクター誌の最新版には、ケイトの素晴らしいセカンドアルバム「ライオンハート」の45周年を記念して再評価し、このアルバムがどのように録音されたのかを探るニール・ハッセイによる素晴らしい記事が掲載されており、ちょうどこのレコードのプロデューサーのアンドリュー・パウエルを迎えたダレルの最近のケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストでのチャットとも時期が合います。

ケイト・ブッシュのファンも含めて多くの人にとっては、「ライオンハート」は比較的マイナーな作品であり、大ヒットしたデビュー作の後に急いで作り上げた作品とされています。しかし、ライオンハートは緻密に制作された、オリジナリティの際立つレコードであり、あまりにも評価が厳しいようです。温かみのある官能性、静かな親密さ、大胆な叙情的アイデア、壮大な音楽的表現など、他のアーティストには作れそうにもない瞬間が満載されたレコードです。 

レコードコレクターマガジン誌、ニール・ハッセイ

この号は、英国とアイルランドの店頭で購入するか、オンラインではこちらで注文してください。この号には、無料の2024年のカレンダーも付いていて、12月のページはケイト・ブッシュ・ファンにとってとても楽しいものになっています。写真はポール・トーマスさんから。