今回のケイト・ブッシュファンポッドキャストでは、 ショーンの前振りでブッシュ・テレグラフが、 ケイトの美しい6枚目のスタジオアルバムセンシャルワールドの30周年の お祝いをします。 ポールとダレルは1989年のアルバム発売の時のことを回想し、そして 2011年のディレクターズカットでのリメイクや2018年の画期的なリマスターなど、 時を経て見方がどう変わって来たかを語ります。
アルバム発売当時にウィッカムファームを訪れたときの話もあります。 ポールが結婚式に出席していたときにケイト本人から思いがけず電話があったということです。 また、ダレルのお嬢さんもこのポッドキャストにはちょっと出演しています。 ブッシュテレグラフからみなさんへは、クリスマスと冬の休暇、そして新年を 幸せにお迎えになられることを祈念します。
ケイト・ブッシュファンポッドキャストは、iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえば StitcherやTunein、あるいは下のサウンドクラウドでも聴くことができます。
UKの人たちは、BBC4で12月23日の深夜過ぎに1979年のケイト・ブッシュ クリスマスTVスペシャルを 見ることができます。 クリスマスイブを迎えるのにはなかなか良い感じです。 番組の情報はこちらで。
ケイト・ブッシュ百科事典のサイトより:
BBCテレビで1979年12月28日に放送されたクリスマススペシャルの正式タイトルは「ケイト」といいます。 1979年10月にバーミンガムにあるBBCのペブルミルスタジオで アンソニー・ヴァン・ラーストを振り付けに招いて収録されました。 番組の一部 – ウェディングリストの場面 – は 南ロンドンのナンヘッド墓地で収録されましたが、ここには 19世紀のゴシック様式の墓地で、当時の著名な市民に捧げられた印象的なモニュメントが多数あります。 この番組は前撮りのシーン、スタジオでの芝居仕立ての場面、そしてピアノを前にした シンプルな演奏風景などで構成されています。
この番組のセットリストです:
今回のケイト・ブッシュファンポッドキャストでは、ショーンが
旧友のマイクを招いて、必ずしもハードコアではないファンとケイトについて喋ります。
リマスターのボックスセットをじっくりと調べ、どれを聴いて話す題材にするかを決めました。
結果、とっても楽しい夕べになりました。
ケイト・ブッシュファンポッドキャストは、iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえば StitcherやTunein、あるいは下のサウンドクラウドでも聴くことができます。
BBCアーカイブのFacebookページでは、 ネイションワイドが1981年にアビーロードスタジオを訪れて、録音スタジオとして の50周年を祝った時のレアなクリップをポストしています。 ケイトは最前列にいて、すごいサイズのケーキをカットするのを(すごいヒゲの隣で)手伝っています。 歌手のヘレン・シャピロとバイオリンのユーディ・メニューインのインタビューもあります。 (アマンダ・グリーンウェイ・ハロルドさんが見つけてくれました) : メモ: もし下の埋め込みでビデオが見られなければ、 こちらでビデオを見ることができます。
ケイトの最新のリマスターシングル、ヌ・タン・フュ・パ / アン・ベゼ・ダンファン が UKのHMVやフォップといった店に並び始めました(写真: フィリップ・ラウ)。
11月17日追記: この12インチシングルはUKのアナログシングル盤チャートで1位に輝きました。 [トリビア: オフィシャルシングルチャートでは1982年のサスペンデッド・イン・ガッファと 10ポンド紙幣が1枚のB面のときと同じスペルミスです。]
何か月か間があきましたが、ケイト・ブッシュファンポッドキャストがシーズン3で戻ってきました。 今回はショーンの紹介で(ブッシュ・テレグラフの)ポールとダレルが KTシンボルについて、そしてケイトのアルバムのどこでそれが見つかるかを語ります。 ダレルにはエアリアルのカバーに彼にしか見えない顔が見えるそうです。 ケイト本人が初期のアナログ盤に彫り込んだメッセージと それがどういうことを言っているかも語ります。 ロンとシリルによる歌もあります。 このトリビュートユニットはバブーシュカを取り上げ、夫の側の立場で 少しアレンジを加えています。 このポッドキャストは政府からオタク警告がでるかもしれない、というような内容です。
ケイト・ブッシュファンポッドキャストは、iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえば StitcherやTunein、あるいは下のサウンドクラウドでも聴くことができます。
現在、Ebayのオークションにたいへん興味深いレアものが出品されています。 最終的には1979年8月31日リリースになったケイトのオンステージEPの 没になった初期バージョンのアートワークが出ているのです。 同じ年の5月13日のライブから4曲を収めたこのレコードは、UKチャートでは10位に届きまずまずの成功でした。
アートワークで興味深いのは、ある時点ではこのレコードには ジェイムズ・アンド・コールド・ガンをA面のリードに3曲だけを 収める予定であったということです。 なるほど、表ジャケットの写真は銃を持ったケイトのステージ上の写真でした。 裏ジャケットにはケイトがワオを歌う未公表の写真がフィーチャーされています。 車輪がすべるのHeartbrakeは “Heartbreak” というミススペルになっています。 最終的にはこのEPはラムールは貴方のようを加えて4曲を収めた形に なりました。 最終的にはリードトラックはローリング・ザ・ボールになり、 この曲のプロモーションビデオまで 作っています。 しかし興味深いことに、この曲の写真(ソフト帽とトレンチコード姿)は、 裏ジャケットに回され、 武器を持ってしゃがんでいるケイトの写真が勝ち残ったのです!
オークションの出品ページにこのアートワークの出典についての出品者のコメントがあります:
「1977年から1980年の間、私は レコードジャケット印刷のUKでの大手であったロバート・スタック&Co のジャケット制作のアシスタントマネージャー でした。 私はハンマー・ホラーからバブーシュカまでの全作品を担当しています。 ある日、ライブ・オン・ステージのアートワークが作られたのですが、 翌日にはデザイン変更のために保留になってしまいました。
そのアートワークは事務所の棚に置いたままになっていて、春の大掃除で捨てられそうでしたので、 許可を得てそれを持って帰り、のちにそれを未カットのジャケットプリントとともに フレームに入れて飾っていました。」
あの素晴らしかったケイトのライブの5周年を迎えて、たくさんのファンの人たちが 2014年の感動を思い起こしています。 レッドツェッペリンのジミー・ペイジもその中の一人で、 9月2日のケイトのライブを観に行ったときのことを回想しています。 これがそのインスタグラムへの投稿です:
このクリップはクレア・ラボレイが監督したフランスのテレビ局の ケイトのドキュメンタリーの予告編で、 本編はフランスのARTEで9月13日の21:30から放送予定です。
番組のタイトルは “Kate Bush, la sorciere du son” (「音の魔法使い」) で、ARTEで9月13日(金) 21:30から放送される55分のドキュメンタリーです。 プレスリリースより(翻訳の翻訳):
「豊富なアーカイブ映像と、ケイト本人や共作したミュージシャンのインタビュー を交えて描き出すケイトの肖像は、 彼女をとりまく神秘的な輝きを漏らすことなく、多様な側面を捉え、 音の魔法使いとも呼ばれる彼女の底知れぬ音楽的才能を探求します。」 詳しくはこちらの ARTEのサイトから。
フランス在住の仲間のトリスタンさんはおそらく、この ケイト・ブッシュリマスターの特別盤をフランスのFNACのサイトから もっとも早く手に入れた人ではないかと思います。 店舗受け取りを選択されたそうです。 トリスタンさん、写真をありがとうございました。
リマスター曲は2曲とも今年3月にリリースされたケイトのレア曲集 ジ・アザーサイドに収録されているものです。 ジャケットは1983年発売のオリジナルのフランス盤「ヌ・タン・フュ・パ / アン・ベゼ・ダンファン」 と同じものを使っていますが、フォントがリマスター盤のものに入れ替わっています。
ドイツの音楽雑誌MUSIKEXPRESSの2019年10月号には、 ケイトがバックボーカルに入ったプリンスの1997年の曲、マイ・コンピューターの アナログ7インチ盤が付録で付きます。 雑誌のサイトより:
MUSIKEXPRESS 2019年10月号でしか手に入らない限定盤: プリンスの7インチアナログレコード!
A面: 「マイ・コンピューター」ft. ケイト・ブッシュ
B面: 「Shhh” (x-cerpt) 」プロモテープ「ベルサーチエクスペリエンス:プレリュード2ゴールド」より
この特別盤は9月12日にリリース予定で、 こちらで注文できます。 あんまり前のめりにならないように申し上げておくと、 ケイトのボーカルは曲の中ほどのコーラスで少し入っているだけで、 同じメロディーで歌っているプリンスの声と混じってほとんど聞こえないかもしれません。 それにしても、二人の天才の声が交じり合う瞬間というのは、ほんの少しであっても そそられます。
マイ・コンピューターは 1996年11月19日にリリースされた 彼の19枚目のアルバムエマンシペーションの 3枚目のディスク中の曲として発表されました。 レコーディングではケイトはUKで自分のパートを録音し、それをプリンスのペイズリーパークスタジオ に送る形でした。 ケイトの1993年のアルバム「レッドシューズ」のホワイ・シュッド・アイ・ラブ・ユーで プリンスがフィーチャーされたのに続き、2つ目の共作となります。 プリンスが2016年の4月に亡くなった際には、ケイトは 自身のサイトで 心のこもったメッセージ を発表しています。
この公演のことはケビン・ウィルソンさんが教えてくれました。 プレスリリースより: 「大騒ぎのカルトキャバレーケイト・ブッシュ抜きの夜会が やってきました! 奇妙な現象を体感し、愛のかたちで犬たちと一緒に吠え、 苔むした嵐が丘で踊りましょう。 ケイトはそこにはいませんが、あなたがいれば十分です。 ジュリー・マッドリー・ディープリーの制作陣が作り上げた、また違う世界観です。
パフォーマーのサラ・ルイーズ・ヤング(キャバレー・ホアー、ショウストッパーズ、 ラ・ソアリー)が、監督のラッセル・ルーカス(ワープド・アット・ヴォールト・フェスティバル) と組んで、英国の音楽に多大な影響を与えている彼女の音楽とその神秘の世界を探求します。 19才で嵐が丘をリリースし、その40年近く後にもハマースミス・アポロを満員にした ケイト・ブッシュに、批評家たちは驚き、ときに戸惑いを隠せませんでした。 それを耐えてファンはずっと彼女を応援し続けてきました。 ヤングさんと一緒にこのユニークでぶっとんだショーを体験して、ケイトの歌を讃えましょう!」
Where? Vodoo Rooms (Ballroom), West Register Street, Edinburgh, EH2 2AA
When? 3 – 25 August (no show 12 & 19 August) – 16.40pm (1 hour) Free non-ticketed
Website: www.sarah-louise-young.com
Twitter: @WithoutKateBush @SlyTheatreMaker
写真: ジョン・カーダー・ブッシュ 「ケイト: インサイド・ザ・レインボウ」より
アメリカのセシリー・リンケさんは、自身の運営する ストレンジ・フェノメナ・ポッドキャストで ケイト・ブッシュのシングル曲すべてを1曲ずつ取り上げるという 大事業に挑んでいます。 その取り組みはすでに愛のかたちのアルバムまでたどり着いていますが、 今週の配信では大空を取り上げています。 いろいろな人に取材をしていますが、その中にはホームグラウンドのデイブ・クロスさんも 入っています。 デイブさんは、1986年にケイトの大空のビデオの撮影のために、 ピーターやクリスとともに150人のファンを集めたことを語っています。 ご存知でしたでしょうか? デイブはピーターとともにビデオに出演したんですが、 ケイト本人の要望で口ひげをつけてライト兄弟の片割れに扮しているんです。 その回はこちらで聞けますよ。
すばらしい作品です。 ロサンゼルスのアーティストメグ・マイヤーズは、 神秘の丘のカバーバージョンのビデオを作るのにあたって、 歌をクレヨンで彩ろうと考えたのです。 エドモントンの2130人の生徒の協力を得て、このビデオの監督は 動く塗り絵を作り上げました。 毎秒12コマのアニメーションのすべてのコマに、それ違う子供が色を付けています。
メグ・マイヤーズ
このビデオは先月投稿されてから50万回以上再生されています。
ミュージックビデオの監督のジョー・ロイは、水曜日にCBCエドモントンのラジオ・アクティブ
という番組でこう語っています。
「鮮やかな色がどんどん変わっていくのが強烈です。
芋虫が蝶に変身してゆく物語で、カラフルな印象になっています。
このアニメーションはメグ・マイヤーズがダンスをした映像をもとにした
イラストを使って作られています。
彼女が人の姿の蝶に変身し宇宙を飛び回るシーンでは、
さらに装飾が付け加わっています。
このプロジェクトについて詳しくは
こちらの記事
をご覧ください。
監督のジョー・ロイのインタビュー音声も聴けます。
メグ・マイヤーズのオフィシャルサイトは
https://www.megmyers.com/です。
マイ・インスピレーションはHMVのポッドキャストの新シリーズですが、 ミュージシャン、俳優、映画監督、プロデューサーなどを呼んで 自己紹介をしてもらったあと、自分がインスピレーションを受けた アーティストなどについて語ってもらうという内容です。 最初の回ではディヴァイン・コメディーの制作で腕をふるったニール・ハノンを 招き、彼の長年にわたるケイト・ブッシュ愛を聞いています。
HMVのコメント: 「このポッドキャストでは、ハノンさんが どうやってちょっと風変わりな歌姫に出会ったか、 彼女のシアトリカルな歌が自身の作曲や芝居の制作にどのように影響したか、 どのLPが最高傑作かなどを語っています。 下のポッドキャストで聴いてください。そしてぜひ hmv.com でもマイ・インスピレーションの 他の回もお聴き下さい…」
2018年にデル・パーマーを迎えて行ったソングブックの成功を受け、 クラウドバスティングは9月に初めて 海を渡ってアイルランドでの公演を行います。
CLOUDBUSTING 2019 IRISH TOUR DATES
これまでも申し上げてきましたが、ケイト・ブッシュの「トリビュート」ライブというのに けんか腰の方もいらっしゃるかと思いますが(私もそうでした)、 いちどご自分でどんなものかチェックしてみてください。 最近は非常にクオリティが上がって来ています。ケイトの音楽が要求するところも 大きいのでしょう。 ライブで聴くのはまた格別で、 久しぶりに出会った旧友とハグしているような感じです。 そしてその頂点に位置するのがクラウドバスティングです。 フロントは歌手のマンディー・ワトソンが努め、腕利きのミュージシャンたち が演奏する公演はUK全国で人気で、毎回売り切れです。
彼らの勝利の方程式はとってもシンプルです。 パロディーや物まねに落とさず音楽と歌を届けることに専念するのです。 セットリストはファンの夢と言っていいでしょう。 有名なシングル曲だけでなく、アルバム収録曲やレア曲も取り上げます。 クラウドバスティングのメニューを知ってもらうためには、 彼らが嵐が丘の40周年を記念して行ったライブの 私のレビューを読んでもらうのが良いでしょう。 上のクリップではそのときのライブの映像が見られますが、 この中ではケイトの振り付けとダンスパートナーをやっていたスチュワート・エイヴォン・アーノルドが ダンスパートナーのトリ・ウッド・アイヴズとともに少年の瞳を持った男に ダンスパフォーマンスで参加しています。 スチュワートさんは、1979年のライオンハートのツアーではこの曲でダンスをしなかったので、 何かやりたいとずっと考えてきたということです。
「ステージを通して、歌い手のマンディー・ワトソンは ケイトの声のパロディーに陥らず、本物の歌を聴かせてくれました。 彼女のパフォーマンスは最初から最初まですばらしいものでした。 マンディーは一貫してケイトの物まねではなく自分自身の歌で表現しようとし、 歌う曲の本当のファンとして誠意をもって臨んでいる感じでした。 このステージのためにバンドが準備したケイトのややこしい曲を 何の苦もないような感じで歌いこなしたのは、本当に賞賛に値します。 」
アイルランドのみなさん、お見逃しなく!
CLOUDBUSTING 2019 IRISH TOUR DATES
ケイト様が、愛する人々や物に囲まれて、すばらしい誕生日をお迎えのことと お慶び申し上げます。 ショーン、ピーター、クリス、デイブ xx
追記: BBCラジオ6からSNSでケイトへのすてきな誕生日カードが発表されました。
フランスのFNACのウェブサイトでケイト・ブッシュのリマスターの特別盤が出ているのを、 めざといフランスのファンが見つけてくれました。(トリスタンさん、ありがとう!)
簡単な紹介: “Maxi Vinyl Kate Bush. Inclus deux titres rares chantes en francais: Ne t’enfuis pas et Un baiser d’enfant.”
2曲ともリマスターで、今年の3月に発売されたケイトのレア曲集 ジ・アザーサイドに収められています。 ジャケットは1983年7月に発売のヌ・タン・フュ・パ / アン・ベゼ・ダンファンの フランスオリジナル盤シングルの写真(写真下)を使っていますが、 ケイト・ブッシュリマスターのフォントに変えています。 リリースは9月3日で、クラウドバスティングではピクチャーディスクの アナウンスがありましたが、こちらではありません。 ですので、通常盤の12インチシングルになる見込みです。 これはレアものの1993年のラバーバンドガールのイタリア盤以来のことです。
このディスクはフランスでのみの発売(のよう)で、FNACのサイトで取り扱いがあります。 そして9月にはフランスのショップの店頭に並ぶはずです。 このアナログディスクは限定盤ということになっていますが、 どれだけの数が売り出されるのかは不明です。 そのあたりはお楽しみに!
ケイトの全アルバムからダレルとポールが選ぶトップ3は何でしょう? そして無人島に持っていくシングル、アルバム、ビデオ、B面曲は? 今回のケイト・ブッシュファンポッドキャストでは、 ふだんは大西洋を隔ててスカイプで話しているダレルとポールが、 初めて同じ場所で話しているのを聴くことができます。 そして、ロンとシリルによるケイト曲のカバーについての対話もあります。
ケイト・ブッシュファンポッドキャストは、iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえば StitcherやTunein、あるいは下のサウンドクラウドでも聴くことができます。
雑誌プログの100号記念号の表紙イラストでは、 デイブ・ギルモア、トム・ヨーク、ユニコーンなどに並んでケイトがフィーチャーされています。 内容でも1960年以降のプログレを扱った「プログレ界の100人」の特集の中で ヒザー・フィンドレイによるケイトについての記事があります。 さらに148ページからなるジェスロ・タルの冊子も付いています。 この雑誌の表紙をケイトが飾るのは、これで計3回目になります。 雑誌について詳しくはこちらで。
UKで1979年から季刊で発行されている音楽雑誌fRootsのことは
ご存知の方も多いでしょう。
この雑誌はフォークとワールドミュージックを扱っていて、
毎号コンピレーションアルバムのダウンロードを付けており、
特別号が発行されることもあります。
たいへん残念なことに、
2019年夏号は
40年に渡る歴史を締めくくる最終号になってしまうかもしれません。
この夏号ではティム・チッピングによる
「フォーク歌手のA.L.ロイドが最近の著名ポップスターに与えた知られざる影響」
という記事が出ています。
これはもちろん、ケイト・ブッシュのことを言っています。
この良質な記事には、ケイトのお兄さんのジョン・カーダー・ブッシュ、 ホームグラウンドを代表してわれらのクリス&#amp;ピーター・フィッツジェラルド・モリス、 デイブ・アーサー、コリン・アーヴィン、 アリステア・アンダーソン(ロケットマンで コンセルティーナを演奏)といった人たちのインタビューも 紹介されています。 ジョンさんのキャシー2014年版から 2枚の美しい写真も掲載されています。 これは、ケイトが歌っている写真としてはいちばん小さいころのものになります。
この号の購入は こちら のfRootsサイトからできます。
ブルガリア出身で圧倒的な技術で精巧なコーラスをするトリオブルガルカとの 共演は、ケイトの現在までのキャリアの中でも特筆すべきものに違いありません。 ショーンはずいぶん前から彼女たちをポッドキャストで特集したいと思っていましたが、 今回それが実現して、1980年にブルガリアの歌が世界に知れ渡ったころの話や ケイトがヤンカ、エヴァ、ストヤンカの3人に出会って2枚のアルバムで すばらしい音楽を作り上げた経緯について紹介します。
ケイト・ブッシュファンポッドキャストの購読は、 iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえばStitcherや Tunein、あるいは下のサウンドクラウドでも聴けます。
ケイト・ブッシュファンポッドキャストの最新号では、 ブッシュ・テレグラフ(ダレルとポール)がダレルの弟のラッセルさんを交えて対話します。 そしてケイトについてのクイズに答えられるか試します。 彼はケイトの曲がいつも子供部屋の壁越しに聞こえて来ていたということですが、 またしてもこのインタビューでそのトラウマを再現することになってしましました。 ダレルとポールは、世界初のケイトのトリビュートバンドの演奏も 発掘しています。 お見逃しなく。
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ケイトのクラウドバスティングのピクチャーディスクがUKのアナログ盤 チャートでトップに立って2週目になりました。 そこでショーンは今回のケイト・ブッシュファンポッドキャストでは、 このケイトの輝かしい旧作の出典や歴史について語ることにしました。 ドナルド・サザーランドと共演をしている伝説的なプロモビデオも取り上げます。 (上のレア写真はジョン・カーダー・ブッシュの写真集ケイト: インサイド・ザ・レインボー から取りました。写真集購入はこちらから)
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ボタンを押すだけのデジタルダウンロード、あまりにも簡単なストリーミング、そして 便利すぎるiTunesもありながら、UKのファンたちはリアルなレコード店(FOPPやHMVなど)に群がって、 ケイトのクラウドバスティングのピクチャーディスクをアナログシングルチャートの ナンバーワンに押し上げました!
彼女は亡くなってからも愛され続けるデビッド・ボウイをポールポジションから引きずり降ろしたのです。 ケイトとフィッシュピープルの皆さん、おめでとうございます! この美しいディスクは素敵ですし、世界中のケイトファンに巻き起こしたワクワク感は すごいです! またしてもケイト・ブッシュリマスターのプロジェクトの成果です。
これは何でしょう? ケイトはクラウドバスティングの (なかなな良い感じの)ピクチャーディスクのリリースを決めました。 世界中で選ばれたレコード店で5月24日の金曜日に発売になります。 このディスクには1986年のクラウドバスティングのシングルと1991年のロケットマンのシングル で使われた写真がフィーチャーされています(写真下)。
リリースされる背景は? ケイトは今年のレコードストアデイではアナログ盤の リリースをしませんでした。 ケイト・ブッシュ リマスターのプロジェクトの一部であるCD4枚からなるレア曲集、「ジ・アザーサイド」に 合わせてリリースされるものです。 このリリースで、ケイトの旧作すべての再リリースのプロモーションをするとともに、 販売を通じて世界中の独立系レコード店や選ばれた大型店を支援する目的があります。
トラックリスティングは? このディスクには、 ジ・アザーサイドのCD4枚セット、そしてリマスタードのアナログ盤のIV集に収められている 4曲が入っています。 A面: クラウドバスティング (オルゴノン・ミックス, 2018 リマスター) / アンダー・ザ・アイビー (2018 リマスター) B面: ロケットマン (2018 リマスター) / ウォーム・アンド・スージング (2018 リマスター).
どこで買えますか? ケイトの公式サイトにはほぼ完全な販売店のリストが出ています。 近くに取り扱いの販売店が無いという人、近くの店での在庫がなくなってしまったという人には、 多くの販売店でオンラインの扱いもしているということをお伝えしておきましょう。 また、ケイトのサイトに出ていない店での扱いもあります。 ですので、eBayやDiscogsでの高額な出品にお金を出すのは控えて、探してみてください!
限定数は? ケイトのサイトではこのディスクは「非常に限られた」数しかないと 書かれていますが、コレクターの市場でとても高額の値がついている 以前のレコードストアデイのディスク、たとえば タホ湖や愛のかたちのピンクアナログ盤EPほどには少なくないと見ています。 我々の見解では世界中で4000～5000枚ではないかと見ていますが、定かではありません。 このすばらしいディスクをコレクションに加えたいと思っている人 (クラウドバスティングのプロモから取ったこの印象的な写真には誰も文句ないでしょう)は、 売り切れ前にどこかのお店かオンラインショップで確保されることをお勧めします。
