2011年11月18日金曜日

「この世のものとは思えないボーカルと果てしないアンビエンス」: ミュージック・シュピール

ミュージック・シュピールは好意的で、エルトン卿もお気に入りのようです:

あなたがケイト・ブッシュについてどんな先入観を持っていたとしても、それを窓から放り出す準備をしておいてください。 … ケイトはいつでも、リスナーの都合など考えもせず、自分のしたいことをやりたいときにやってきました … これは、きわめてピアノが重要な位置をしめるアルバムで、有名なスタジオミュージシャンのスティーブ・ガッドによる 最小限のパーカッションがついていますが、7曲のトラックのどれも、 クラシックの影響を受けたテーマで構成され、この世のものではないようなボーカルと 果てしないアンビエンスで作られています。 … 静謐さはどの曲にも共通ですが、山場は「ウィーラー街で雪に閉じ込められて」での エルトン・ジョンとのデュエットです … 個人的にはエルトン卿のファンではないのですが、この曲は見事です。 このアルバムで受ける感覚を表す言葉が見つかりません。 ただ、ケイト・ブッシュがこんな作品を作ってアルバムで唸らせてくれたのは とてもとても嬉しいですし、まだまだ興味を持てる音楽を製作する心を持ち続けて くれているのはすばらしいことです。 彼女がまだ傑作をつくることできるとは思いませんでしたが、私は間違っていました。 間違っていてよかったと想います。

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