2016年7月13日水曜日

今聴きたい: イエロー・プロジェクト

昔からのケイト・ブッシュファンのポール・トーマスティム・ロイドスミスが、暑い夏の日にぴったりの、 80年代風シンセのクールなサウンドを作ってくれました。 下に貼っているのは、そのイエロー・プロジェクトによる 新作EP「アバウト・タイム」からの1曲です。 このEPを買いたいという方は、彼らのフェースブックページ: https://www.facebook.com/theyellowprojectband/ までどうぞ。

2016年7月12日火曜日

7月16日に世界各地で「史上最高の嵐が丘」イベントが開催!

Shambush event, Brighton, UK - 2013

UKのシャンブッシュでのイベント 2013年

ノルウェイ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、デンマーク、オランダ、 イギリス、スウェーデンなどなど、 これは史上最高の嵐が丘イベントを開催する場所の一部にすぎません! このイベントは、参加者が赤いドレスを着てケイトのオリジナルのビデオの ダンスを再現するというフラッシュモブのイベントです。 UKではシャンブッシュでここ何年間か開催されていましたが、 だんだんと人気が出てきたようです。 2016年の7月16日の土曜日、このイベントはいよいよグローバルに広がります。 グラフィックデザイナーのティム・ブラックマン がデザインした美しいポスターの数々で見ていただけることでしょう。 参加者への指示は、 (こちらのダンスの振りを覚えるのはもちろんですが)これだけです:

誘いましょう:誰でも! 年齢性別関係なし
服装は: 赤いドレス、赤ストッキング、黒ベルトで
持ち物は: 混じりけのない楽しさだけ!

各地でのイベントの情報は、下のフェースブックのリンクでチェックしてください:

世界各地のイベントリスト
UNITED STATES, Atlanta
https://www.facebook.com/events/1757269587829405
GERMANY, Berlin
https://www.facebook.com/events/603347023152998/
IRELAND, Dublin
http://allevents.in/dublin/the-most-wuthering-heights-day-ever-dublin/618759054958323#
SWEDEN, Uppsala
https://www.facebook.com/events/1107935932588472
UK, London (Shambush)
https://www.facebook.com/events/1690842347830732
UK, Lancaster (Bush Rush)
https://www.facebook.com/events/512576758924565
ISRAEL, Tel Aviv
https://www.facebook.com/events/153141261710220
DENMARK, Copenhagen
https://www.facebook.com/events/494685907371182
NORWAY, Oslo
https://www.facebook.com/events/1692551067653177
NETHERLANDS, Amsterdam
https://www.facebook.com/events/491823134322814
AUSTRALIA, Melbourne
https://www.facebook.com/events/1799065286992379
AUSTRALIA, Adelaide
https://www.facebook.com/events/509559399227126
AUSTRALIA, Sydney
https://www.facebook.com/events/1528088157521526
AUSTRALIA, Brisbane
https://www.facebook.com/events/963955903694748
AUSTRALIA, Perth
https://www.facebook.com/events/729674230502623
AUSTRALIA, Blue Mountains
https://www.facebook.com/events/207239513000629
AUSTRALIA, Hobart
https://www.facebook.com/events/480703488782706

AUSTRALIA, Lismore
https://www.facebook.com/events/283047528715575
NEW ZEALAND, Christchurch
https://www.facebook.com/events/1685967265004022
NEW ZEALAND, Wellington
https://www.facebook.com/events/1586676678312820
NEW ZEALAND, Auckland
https://www.facebook.com/events/1790393037861722
CANADA, Montreal
https://www.facebook.com/events/802785893201300
US, Madison, WI
https://www.facebook.com/events/549936971858238

wuthering posters

2016年6月30日木曜日

ツアー・オブ・ライフのコーラス担当のグレニス・グローブスが回顧録を発表

Glenys Groves bookグレニス・グローブスが 発表した自伝/回顧録「バラード、歌、ひととき」にケイトのツアーのことが 記されています。 グレニスさんは、残念ながら 2012年に亡くなった リズ・ピアソンとともに1979年のツアー・オブ・ライフのバックコーラスを担当した 人です。 少し引用しましょう:

Glenys Groves 「そうして私は、ケイト・ブッシュのソファーに座り、 ハーブティーを飲みながら、ケイトの飼っていたパイワキットとズードルという 2匹の猫を撫でていました。 そこで何か歌ったかどうか、正直覚えていないのですが、 要求されるボーカルのレンジがあってケイトが求めるサウンドを作れるということを 納得させることができたようです。 今思えば、音楽的なことだけでなく人間としても付き合っていいし、 バンドともやっていけるとと思ってくれたのが、本当に大事なことだったんでしょう。 やったね! ライオンハートのツアーに同行することになって、 もう一人バックボーカルの「ツレ」を探すという仕事を、 その水曜日から始めることになったんです。」

この本は、こちらのサイトで購入できます。(情報はダレルさんから)

glenys_tour_programme

ケイトの1979年のツアーパンフでのグレニス・グローブス

Glenys Groves at BTD

ケイトのビフォー・ザ・ドーンに友人のダレル・ベイビッヂと出かけたグレニス・グローブス

2016年6月16日木曜日

ブルームの日、ジェイムズ・ジョイス、ケイト、そしてセンシャル・ワールド

ブルームの日、おめでとうございます! 何年か前にケイトのセンシャル・ワールドについて書いた文章を再掲しようと 思います。 6月16日にはこの曲を聴くという方もたくさんいらっしゃるようなので。 もちろん、2011年にはケイトがついにジョイスのオリジナルのテキストを 使った「フラワー・オブ・マウンテン」をリリースしていますので、 もう十分ではあるのですが、 一方でバランスを取ろうとすると、 ケイトの作品の仕上がりとしては前の作品の方が 素晴らしいという評価になります。 創作における満たされない思いとそれに耐えたことが、 例を見ない作品を形作ることになったのだと思います。 ~ ショーン

Off Howth Head and into the flesh...

ジェームズ・ジョイスのユリシーズは1922の刊行以来不朽の名作と評価されています。 主人公のモリー・ブルームがダブリンでのある一日を過ごす中で出会う出来事で綴られてゆく物語です。 それは1904年の6月16日で、ジョイスとノーラ・バーナクルが初めてデートをした日で、 今はブルームの日となっています。 ジョイスの意図は、この小説にホメロスの物語との相似性を持たせるということにあり、 レオポルド・ブルームの妻モリーはペネロペイアに対応しています。 神話の世界でのペネロペイアは貞淑なのですが、 彼女は10年に渡る貞潔の生活を破りヒュー・ブレイゼズ・ボイランと関係を持ってしまいます。 巻末の有名な彼女の独白の部分は、1章が8つの長い長いパラグラフだけで構成されるという形を 取っていて、2つしか句読点がありません。 モリーはレオポルドをベッドに招き入れ、彼の健康のことを気にかけますが、 その中で彼女がいだいた最初の愛の気持ちを思い出します。 この章の始まりと終わりには、ジョイスが女性的な言葉としていた"yes"という単語が置かれています。 この本の前の部分では、レオポルドがディヴィ・バーン・パブでチーズサンドイッチと 赤ワインを飲みながら、モリーが結婚を承諾した1888年の初夏の日を思い出すシーンがあります。 ハウス・ヘッドのシダやツツジに囲まれた場所で、雌ヤギがそれを見ていました。 この非常にロマンチックな回想は、ユリシーズを通して何回か部分的に出てきますが、 そこにはモリーが種子入りケーキを彼に口移しする場面が書かれています。 2人の愛は、少なくとも16年前は、情熱的で、官能的で、活き活きとしていたのです。

The Sensual World

ケイトが名作アルバムとの評価を受けた1985年の愛のかたちの次作の制作に取り掛かったのは、 ユリシーズの刊行後60年以上経ってからのことです。 このころ、ケイトはモリー・ブルームの独白の場面にインスピレーションを受けて リズミカルな歌詞のない曲を書いていました。 ケイトがユリシーズの最終章のことを知ったきっかけは、 アイルランドの女優シオバーン・マッケンナによる1958年の録音でした。 ケイトはその美しさと女性らしさにすっかり魅了されてしまったのです。 「思いが紡がれていくのは、まるで終わりのない文章のようで、 "yes"という単語が文章の区切りのようになっていて、ゆっくりと速度を上げてゆくんです。 最高に官能的な文章だと思いました。」 そして、この本の中の言葉が、その曲に完璧に合うと気づいたのです。 「もうそのために作られたんじゃないかと思うぐらいぴったりとはまりました。 もうおかしいんじゃないかと思うくらい、全てがうまく合ったんです…」

この曲はダブリンのウインドミル・レーン・スタジオで録音されました。 アレンジはビル・ウェラン、ミュージシャンはアイリッシュパイプのデイヴィ・スピラーン、 ブズーキのドナル・ラニー、フィドルのジョン・シーハン、 ドラムのチャーリー・モーガン、ベースのデル・パーマーが入りました。 ケイトのお兄さんのパディーはレコードのスリーブでの記載では「鞭」ということになっていましたが、 これはすぐに訂正されました。 「本当は釣竿を2本持って鳴らしていました。 アイルランドの美しい湖畔の雰囲気を出したかったんですが、 釣竿のヒュッという音でツイードの帽子と長靴でフライフィッシングをしている感じが出るかなと 思ったんです。」

うまく運んでケイトが喜んでいたのもつかの間のことでした。 ジョイス財団から本から引用した言葉をそのまま歌詞に付ける許可が下りなかったのです。 その判断を変えてもらおうとする説得は1年ほども続けられました。 「関係する人たちにアプローチしたのですが、頑として聞き入れてもらえませんでした。 できる限りのことはしたのですが。すっかり落ち込んでしまいました。 彼らの専権事項であることは間違いないですから。 でも曲を作り直すのは、どうしたらいいかわかりませんでした。 一時期はアルバムごとお蔵入りも考えたほどですが、大変な労力がすでにかかっていましたし、 アイリッシュのプレイヤーの人たちもよくやってくれていました。 」

Kate with peach ケイトはそういう失意の中で曲をまるごと書き換えにかかりました。 「もとのリズムや韻を保ちながら、少しずつ書き換えて、新しい別のストーリーに作りかえていきました。」 その作品はセンシャル・ワールドというタイトルになり、モリー・ブルームが二次元で白黒の本の世界から 現実の世界に飛び出してくるという内容になりました。 「思いついたのはこの世の中が官能的だってことです。 物に触れるということ、足元の草の感覚、手に持った物の感覚、どれも官能的です。 私にとってはこの地球にそういうことがあること自体がとっても大事なことに思えました。 素敵ものに囲まれているのにそんな風には見ることは少ないですね。 それまでに見たことが無い人が初めて体験したらすごいことになりますよ。」 日常の体験の中に愉悦を求めるというテーマには、ケイトは後ほど 2005年のエアリアルでもう一度回帰しています。これも大変な好評を博しました。

曲の冒頭には教会の鐘が聞こえますが、これはハウス・ヘッドでのレオポルドからモリーへの 結婚の申し込みを表しているのでしょう。 「鐘の音には思い入れがあります。素敵な音だしお祝いの音でもあります。 誕生や結婚、死といった人生の節目を飾るのも鐘の音です。 すごくおめでたい感じがしますね。 モリーが独白の中でレオポルドから結婚を申し込まれたときのことを言っている場面で、 鐘が鳴っているイメージがありました。丘に座っていて遠くで鐘が鳴っている感じです。 思い返すと、アルバムの最初に鐘を使うのはいいなってずっと思ったんです。 おめでたい感じがして日曜の午後にどこか気持ちのよい丘にいるような気分になりそう。」

Sensual World Video

マケドニアの曲(「アンティス」)が、"stepping out..."の部分に合うように編曲されて この曲に新たな彩を加えました。 この曲は同名のニューアルバムのリードシングルになることが決まりました。 プロモーションビデオでは、ケイトはベルベットのガウンをまとい、 夢の中のように踊りながら森の中を歩きますが、バックでは日が落ちて月明かりになり、 また夜が明けるという移り変わりがあります。 1989年秋のあるインタビューでケイトは、この曲はそれまでの自作の中でももっとも 女性のポジティブな力を持った曲だと語っています。

「愛のかたちまでは、曲に対して男性のパワーと対抗するような力を 求めていたように思います。 今回はそれがありませんでした。 男性のようにパワフルに表現しようというのではなく、女性としての自分自身を自分の音楽で表現したいと いう気持ちでした。 間違いなく、センシャル・ワールドは女性のエネルギーを持った曲です。 音楽的に女性であることの喜びを出した新しい表現だと思いました。 」

Sensual World video

嵐が丘の世界的ヒットでエミリー・ブロンテの小説に改めて関心が寄せられたのと 同じように、ケイトがモリー・ブルームの豊饒な内面世界をこのようにユニークな かたちで表現したのを聴いて、ジェームズ・ジョイスのユリシーズ(やほかの作品も)に 挑戦しようと思った人は多かったことでしょう。

ジェームズ・ジョイスのユリシーズから引用を2点

「…the sun shines for you he said the day we were lying among the rhododendrons on Howth head in the grey tweed suit and his straw hat the day I got him to propose to me yes first I gave him the bit of seedcake out of my mouth and it was leapyear like now yes 16 years ago my God after that long kiss I near lost my breath yes he said I was a flower of the mountain yes so we are flowers all a womans body yes…」

「….and O that awful deepdown torrent O and the sea the sea crimson sometimes like fire and the glorious sunsets and the figtrees in the Alameda gardens yes and all the queer little streets and the pink and blue and yellow houses and the rosegardens and the jessamine and geraniums and cactuses and Gibraltar as a girl where I was a Flower of the mountain yes when I put the rose in my hair like the Andalusian girls used or shall I wear a red yes and how he kissed me under the Moorish wall and I thought well as well him as another and then I asked him with my eyes to ask again yes and then he asked me would I yes to say yes my mountain flower and first I put my arms around him yes and drew him down to me so he could feel my breasts all perfume yes and his heart was going like mad and yes I said yes I will Yes.」

Sensual World Video

2016年5月20日金曜日

ビフォー・ザ・ドーンの舞台美術担当のディック・バードがケイトとの仕事について語る

Before the Dawn set by Dick Bird

ケイトのビフォー・ザ・ドーンのステージデザイナーの ディック・バードが、フォレス・ガゼットで スコットランドオペラのミカドのプロモーションで行った インタビューで、 ケイトとの仕事について語っています。 記事より:

Dick Bird 国際的なステージデザイナーのディック・バードも、 ケイト・ブッシュから2年前に電話で彼女のコンサートの仕事の依頼を 受けた時には、13歳の心で天にも昇る心地だったと打ち明けてくれました。 「ロック系の仕事はやったことがなかったのですが、 人生で初めての濃密な18ヶ月になりました。 プロジェクトは私にとって未体験のやり方で始まりました。 ろくでなしたちと酔っぱらいのチームを作って、 それを仕事のできるクルーに叩き上げてゆくという、 荒野の七人のようなチーム作りから始まったんです。」 と語っています。 「これはケイトのやり方で、ゆっくりと素晴らしいチームを作っていくのですが、 あらゆる面でオリジナルな作品を求められました。 それで、何度もワークショップをやったり、ハマースミス・アポロを 実験のために1週間借り切ったり、ノーザンプトンの」 隙間風の吹く格納庫に出かけてLEDスクリーンのテストをしたりしました。」 1つの演目のためにこれほどたくさん試作を作ったのは初めてです。 しかしこれは、本当に本当に素晴らしい経験になりましたし、 それを良く表現しているのは、ツアープログラムにケイト自身が書いた 素敵な文章です。」

彼にとって、これは少年時代のアイドルに会えるチャンスでした。 こう笑いながら語っています。 「13歳のころは本当に夢中になってたのめり込んでたんですよ。 もう初恋と言っていいほどで、35年経ってから会うことになるとは、 面白いものですね。」 ディックの友人で衣装と小道具担当のロブ・アルソップは、 ケイトの要望であやつり人形を担当することになりましたが、 ロブがディックが人形を使ったショーをケイトに見るように勧めたのが きっかけだったようです。

ケイトからの電話が入る前に、ディックは、ケイトのコンサートを担当するか どうか、ちょっと不思議なやりかたで打診を受けていたそうです。 「45分ぐらい前に知らない人から電話がかかってきて、 理由は言えないんですが、この時期にお時間取れますか、と聞かれました。」 と彼は回想します。 「その45分あとに電話を受けたら、それがケイト・ブッシュさんでした。 私が35年間片思いしていた人です。 口の中がカラカラになりましたが、彼女は私の作品が好きだと 言ってくれました。 それで私も、あなたの作品が大好きです、と返したんです。 彼女は本当に特別な、素晴らしい人です。」

記事の全文はこちらで。 ディック・バードのデザインについては、オフィシャルサイトで。ビフォー・ザ・ドーンも紹介されています: http://dickbird.co.uk/

2016年4月21日木曜日

RIP プリンス (1958-2016)

4/22追記: ケイト本人が公式サイトにプリンスについての素敵なメッセージを 発表しました。

プリンスさんに寄せて

ケイトより…

プリンスさんについての痛ましい報せはとても悲しく、ショックでした。 彼ほど類いまれな才能を持った人はいないでしょう。 作詞作曲、演奏、プロデュース、ディレクションまで、自身の作品を完璧に コントロールできる人でした。 茶目っ気があって恐ろしいほど才能のある天才です。 私の観た中では最高にクリエイティブですごいライブでしたね。 真の意味で魔力のようなものを持った人を失ってしまいました。 プリンスさん、安らかにお休みください。

今日の、プリンスが亡くなったという知らせは、 とても悲しいショッキングな出来事でした。 また一人、スーパースターが、そして素晴らしいミュージシャンが亡くなってしまい、 世界が悲しみに包まれることになりました。 ケイトは以前、彼のことを「恐ろしく才能のある」と称していました。 ご家族、ご友人たち、そしてご関係の方々に哀悼の意を表します。

Prince

プリンスはケイトと、 1つはレッド・シューズに収められたホワイ・シュッド・アイ・ラブ・ユー と、3枚組のエマンシペーション(1996)に収められた マイ・コンピューター の2曲で共演しています。 後者でのケイトのボーカルはほとんど聞こえないほどですが、 ケイトのアルバムでの共作は1993年当時、 音楽業界で大きな話題になりました。 のちにレッド・シューズとして発表されるアルバムの制作に 取りかかったころ、ケイトとデルの2人は ウェンブリー・アリーナでのコンサートに出かけました (自身のライブをやるための会場探しの目的もあったようです)。 プリンスからのメモを受け取ったのですが、 そこには彼女の作品が好きだと書いてあったそうです。 ここから、アメリカのペイズリー・パーク・スタジオと ケントのホームスタジオとの間でのテープのやり取りが 始まりました。 そして、そのトラックに最終的にはプリンスのボーカルのほかにも コメディアンのレニー・ヘンリーのボーカルを入れたり、 トリオ・ブルガルカのきらめくハーモニーやブラスセクションまで 入れて作品として完成させました。

Paisley Park Studios

ペイズリー・パーク・スタジオ

ケイト・ブッシュ・クラブの会報に、 デル・パーマーがプリンスのテープが初めて届いたときのことを 書いていました。 :

「箱の中には、ペーズリー・パークのラベルの付いた24トラックのテープが 2本収められていました。 私たちはすっかり舞い上がってしまい、息をつぐ間もなく テープをデッキにかけて何が入っているか聞いてみました。 そのテープに入っていたのは、全く予想もしなかったようなものだったんです。 プリンスはオリジナルのトラックからちょっとした部分を切り取って、 それをループにしたのをもとに、ギターやキーボードなどの演奏を テープいっぱいに記録していたのです。。 私は驚くばかりでしたが、ケイトはすぐにそこからどうしたら良いかが 分かったみたいでした。 ケイトが書いた曲の面影はありませんでしたが、 大幅に書き直しをしてサンプリングを施して、 ケイト・ブッシュの曲に仕上げたのです。」

Why Should I Love You

ケイトも同じ会報にこの曲の制作のことを書いています:

「ホワイ・シュッド・アイ・ラブ・ユーは、 R&B 風の曲から出来上がりました。 プリンスさんがギターを弾いてくれたらいいなとか思ってたんですが、… その後のことは予想もしませんでした。 この曲で共作をしてもよいと言ってくれたのでとっても嬉しかったのを覚えていますが、 テープを送ってそれを送り返してもらいました。 送られて来たテープをかけてみると、ファンクグルーブの ベース、キーボード、ギター、バックボーカルが入っていたんですが、 笑っちゃいましたね。 もとの曲の面影が残っているところもありましたが、 オリジナルの発想を残しながらプリンスの演奏とのコラボを実現して、 もともとの曲の構成に戻してゆくのは大変な作業でした。 その作業はなかなか面白くて、出来上がった作品もちょっと普通とは違ったものに なりました。 プリンスさんはとんでもない才能をお持ちで …ずるいって気もしますけど…私がやっと1枚アルバムを仕上げている間に、 3枚もアルバムを出して、2回ワールドツアーをやって、テレビの特番やビデオも作りながら、 で、ギターも私より上手なんですから…」

Prince

プリンス・ロジャーズ・ネルソン(1958年7月7日 - 2016年4月21日)

2016年4月18日月曜日

「ソング・オブ・サマー」: 2016年のホームグラウンド・パーティーは7月8日開催

2013年、2014年、2015年と 大成功を収めてきたホームグラウンドKateBushNews.comのパーティーは、 今年もいつもと同じくロイヤル・ヴォクソール・タバーンで、 ケイト・ブッシュの音楽を讃えつつ、 7月8日に開催します。

午後9時スタートで午前3時に終了予定です。 パーティーの中では、以下の出演者の ライブパフォーマンスが楽しめます:

クラウドバスティングのマンディー・ペインズとマイケル・メイエル

MandyMichael


sky2Rose

 

 

 

スカイ・オブ・ハニー

そして

ローズ・ガーデン

 

 

 


また、ケイトをテーマにしたDJのセットもあります:

フィル・マリオット、デイブ・クロス、ポール・トーマス

この日は一晩中ケイトの音楽を楽しみます。 ライブ演奏はケイトのトリビュートバンドの第一人者のクラウドバスティングから マンディー・ペインズさんとマイケル・メイエルさんに登場いただくほか、 スカイ・オブ・ハニーさんと長年のケイトファンであるゲイシーンの トップアクト、ローズ・ガーデンさんのステージもあります。

RVTは南ロンドンのヴォクソールにあり、ウェストエンドからはテムズを渡ったところ、 地下鉄、バス、国鉄のヴォクソール駅からは徒歩2分です。 ヴィクトリア駅からは地下鉄で2駅になります。 RVTはダッキーという有名なクラブイベントをはじめとして、 音楽やキャバレーなどのイベントやパフォーマンスが行われるところです。

前売りのチケットは下のペイパルボタンから購入できます:

Single advance ticket: £10.00




Two advance tickets: £18.00




ペイパルボタンで購入したチケットはEメールで届けられます。 印刷して入場時に提示ください。 チケットを郵便で送ることはしていません。

注: 当日には限定数のシングルチケットが 会場で販売されます