2016年1月27日水曜日

追悼ジミー・ベイン ― ドリーミングのベーシスト

Jimmy Bain

68歳のスコットランドのベーシストジミー・ベインが 亡くなったという悲しいニュースが、今週飛び込んできました。 ケイトのアルバム「ドリーミング」の中の サット・イン・ユア・ラップリーヴ・イット・オープン狂気の家でベースを弾いていた人です。 ご遺族の方々にお悔やみを申し上げます。 チームロックでは、 こちらで、 その業績をリスティングして、追悼しています。

自身のアルバムへのジミーの貢献度とシン・リジーの フィル・ライノットとのつながりについてケイトが語っている 1982年のインタビューから引用します (Gaffawebより)

「面白いのは、そのときに、元レインボウでワイルド・ホーシズ在籍の ジミー・ベインに会ったんですね。 クレイジーな曲ばっかりやっている印象でした。 このアルバムは1曲ごとというか、何曲かずつのグループで、 ぜんぜん雰囲気がちがっているのがいいなと思ってたんですね。 だから、その曲ごとに合っている人に演奏してもらったらいいなと思ったんです。 ジミーさんは本当にロックンロールなベーシストなんですけど、 それは悪い話じゃなくて、本当にいいなって思ってたんです。 あの曲に要るのはとってもシンプルで、 弾きすぎだったり引っかかったりしないで 全部の流れを作るような ドライブのあるベースでしたから。 ジミーさんはそれに最適でした。 それで、あの3曲でプレイしてもらうことになったんですが、 はっきり言ってあの3曲はいちばんロックで、アップテンポで、 過激な曲ですね。

それは、ワイルド・ホーシズがEMIと契約することになったのに 何か関係しているんでしょうか?

「さあ、ワイルド・ホーシズのメンバーだってことは知ってましたけど、 EMIと契約しているってことさえ知りませんでした。 でも、スタジオでフィル・ライノットと会った時に彼もいたんですよ。」

そうなんですか? どこでですか?

「タウンハウスです。 使わせてもらおうと思って、下見に行ってました。 実はフィルさんが予約していたんですが、週末使わないからと いうので使わせてもらう話をしていたんです。 それでチェックしに行ったんですけど、 すごいボーカルをやってましたね。…」

2016年1月17日日曜日

本日のオブザーバー紙でケイトが「美しい魂」デヴィッド・ボウイを追想

David Bowie

オブザーバー紙の本日版で、著名人のファンや近しい友人たちとともに、 デヴィッド・ボウイへの献辞を捧げています。 他にはデビー・ハリー、クリス・シュタイン、カルロス・アロマー、ゲイル・アン・ドーシー、 ジュリアン・テンプル、セイディ・コールズ、エドウィン・コリンズ、 ロバート・フォックス、ニコラ・タイソンといった人たちが、 本日の記事に名前を連ねています。

ケイトの献辞:

デヴィッド・ボウイさんはすべてを兼ね備えていました。 理知的で発想が豊かで、勇敢でカリスマ性があって、クールかつセクシーで、 映像面でも音楽でも本物のインスピレーションを持っていました。 きら星のように素晴らしい作品を作られましたが、たくさんあって どれも本当に素敵なんです。 他にも良い作品を作る立派な人はたくさんいますが、彼みたいな足跡を残した 人が他にいるでしょうか? 誰もいないでしょう。

国じゅうがショックを受けて喪に服す雰囲気になっているのを見て、 すごいことだと思いました。 不死の力を得たかのように見えていた人が亡くなってしまうのですから、 ほんとうにショックですね。 私たちのヒーローでした。 そして、英国人ならではの素敵な変わり者ぶりでした。

彼の魂がいまどこを旅しているかは分かりませんが、 私たちが皆どれほど彼を想っているかは気づいてくれるのではないでしょうか。

2016年1月11日月曜日

RIP デヴィッド・ボウイ 1947-2016

今日はみなさん、ショックを受け、悲しみに打ちひしがれていらっしゃることでしょう。 我々もです。 ケイトにも多大な影響を及ぼした、かけがえのないデヴィッド・ボウイに ついては、このあとも想いをつづってゆきます。 フェースブックに書いた通りですが、 奥様、お子様たち、親族のみなさん、ご友人に向けて、 哀悼の意を表します。

David Bowie

2016年1月10日日曜日

グイド・ハラリの写真集「ケイト・インサイド」の予約販売があと1週間で終了

グイド・ハラリの写真集ケイト・インサイドのプロジェクトの フェースブックページを信ずるなら、この写真集はファンから熱い関心を集めていることは 間違いないでしょう。 さしあたっての予定としては、1月末にはデラックス版と通常版ともに 25%割引の予約キャンペーンが終了します。 デラックス版(3ヶ月の制作期間が設定されています)には数多くの特典が ついていて、 増ページ、おまけのポラロイド、グイド本人とリンゼイ・ケンプのサインが、 おしゃれなケース入りで届けられます。 クラウドファンディングの期間に前払いをしたサポーターの名前は、 本の巻末に記載されます。 両バージョンの割引き購入については、 こちら をご覧ください。 プロジェクトのプロモビデオはこちらで。

THE KATE INSIDE この写真集の目玉は、愛のかたち、センシャル・ワールド、レッド・シューズの 公式写真、未発表のライン、クロス、アンド カーブのセットの記録などです。 現在、グイドさんは最終の写真の選択、本の構成、 両バージョンの表紙のデザイン、二三十年前のネガの再生などを忙しく 行っています。 グイドさん、がんばってくださいね。 [注文はこちらで]