
愛のかたちの40周年を記念するために、9月は毎日1つずつタイムカプセルを作ります。この偉大な作品に関連した人、出来事、モノを、1985年から現在までいろいろ集めます。

愛のかたち –今日の人

今日は、その日の愛のかたちの「人」を取り上げるだけでなく、才能あるパフォーマー、ミュージシャン、制作クルーなどの素晴らしいチーム全体に敬意を捧げようと思います。ケイトは、このチームを「KTフェローシップ」と呼んでいるこの素晴らしいメンバーのチームがケイトのビフォー・ザ・ドーンを実現させたのです。このチームのお陰で、ラッキーにもチケットを確保できた人々が、神秘の丘、愛のかたち、クラウドバスティング、そしてナインス・ウェイブとスカイ・オブ・ハニーの全曲の拡大版ライブプロダクション、さらにファンがライブで体験することをあきらめ始めていたいくつかの曲を楽しむことができました。特に、この世を去ってしまったKTフェローシップのメンバー、ジョン・ギブリンとイアン・ニュートンのことを想います。

2016年にフェーダー誌でケイトは次のように述べています。「ライブコンサートで実現したことをとても誇りに思っている。とても野心的で、うまくいくかどうかわからなかったほどでしたので。技術的にも非常に複雑なショーで、信じられないほどのチームが参加しました。最高に知的で感性の優れた人々です。素晴らしいバンド、俳優、そして全員がそのショーになにか特別なものを持ち込んでいて、得られた反応は望みうる以上のものだったと思います。これがじつげんできてとても嬉しいです」
ケイトの素晴らしいバンドを紹介しましょう: デビッド・ローズ(ギター)、フレデリック・カールソン(ギター、ブズーキ、チャランゴ)、ジョン・ギブリン(ベース、ダブルベース)、ジョン・カリン(キーボード、ギター、ボーカル、プログラミング)、ケビン・マカレア(キーボード、アコーディオン、イリアンパイプ)、オマー・ハキム(ドラム)、ミノ・シネル(パーカッション)。オマーの素晴らしいドラミング、ミノがキング・オブ・ザ・マウンテンの最後にブルロワラーを振り回したこと、1979年のツアー経験者のケビンの35年ぶりのケイトとのステージでの共演は忘れられません。デビッドはギターを演奏しながら、鳥のマスクを着用し、翼のあるケイトと絡んで踊るさまは魔法使いのようでした。あらゆる面で卓越したバンドです。


ステージ上のケイトには、俳優とボーカリストのすばらしい一団が共演し、音楽と演劇に息を吹き込み、鮮やかで刺激的なものにしました。アルバート・マッキントッシュ(コーラス、息子、画家)、ジョー・セルヴィ(コーラス、魔女狩り)、ボブ・ハームズ(コーラス、父)、サンドラ・マーヴィン(コーラス)、ジャッキー・デュボア(コーラス)、ベン・トンプソン(波の王、テソロ)、スチュアート・エンジェル(波の王、ペインターの助手)、クリスチャン・ジェンナー(ブラックバードの精)、脇役のショーン・ミアット、、リチャード・ブース、エミリー・クーパー、レーン・ポール・スチュワート、シャーロット・ウィリアムズ。
事前に記録されたパフォーマンスでは、ケビン・ドイル(映像の天文学者)、ジョン・カーダー・ブッシュ(「ジグ・オブ・ライフ」のナレーション)、パディ・ブッシュ(ヘリコプターパイロットの声)がありました。私たちが覚えているのは、あの並外れたリビングルームのセットでボブが息子とお茶についてふざけていること、ジョーが魔女でケイトを攻撃する姿、全体を通してのサンドラとジャッキーの驚くほどのボーカルの力、アルバートが群衆からの興奮の遠吠えに「It’s in the Trees, it’s coming」と叫ぶ場面、シャーロットがクロージングのビジュアルトリックのために小さなアーティストマネキンの衣装を着て走り回るところなど。


舞台裏にはエイドリアン・ノーブル(クリエイティブ・アドバイザー)、マーク・ヘンダーソン(照明デザイナー)、ディック・バード(セットデザイナー)、ロバート・オールソップ(クリエイティブ・コンサルタント)、ブリジット・レイフェンシュトゥエル(衣裳デザイナー)、サイアン・ウィリアムズ(振り付け)、ベイジル・トゥイスト(人形と波のデザイン)、 ポール・キーブ(イリュージョニスト)がいました。エイドリアンの演劇での貴重な経験がショーを形作り、マークの受賞歴のある照明はケイトが最初にどうしても導入しなければならなかった重要な要素の1つであり、ディック・バードはケイトのビジョンに合った最高のセットを作り、ロバート・オールソップは魚のヘッドマスクやライフジャケットのデザインなど多くの素晴らしい要素を追加しました。


ポール・キーブが作った物語はとても素晴らしく、いくつかの特別なイリュージョンを生み出しました。たとえば、ケイトが突然どこからともなく現れる「ウォッチング・ユー・ウィズアウト・ミー」のシーンだ。インデペンデントとの2016年のインタビューから:「プロジェクトにモーメンタムがついていくにつれ、ある種の集合的なエネルギーがプロジェクトを進めているように感じました。「まるで自らで命を得ようとしているようでした」と言うように、舞台上で幻想を作り出すためにマジシャンのポール・キーブが招かれたことのように不思議な偶然も含まれていました。連絡を受けた彼はケイトに、30年前に本のサイン会で彼女に会ったことがあって、そこで彼女に魔法についての本を渡したと話しました。
ケイトが次のように回想しています:「電話を置いたとき、本棚に行って、すぐにこの本を見つけました」とケイトは言います。ポールが出席した次の会議にそれを持って行って、ちょうどいい休憩のときに、表紙の内側に名前と住所を書いた本を見せました。信じられないような顔をしていました。魔術師に魔法をかけることができることはめったにないですよね」

ケイトはブリジットの見事な衣装デザインに圧倒されました。「ブリジットはチームの重要なメンバーでした。彼女はとてもプロフェッショナルで、思慮深く、創意に富み、楽しい人です。私にとって、人々と良好な1対1の関係を築くことは重要なことで、ブリジットはとても実践的で、ミーティングやディスカッションではいつも個人的な面も見せてくれました。良い友達になりました。

さらに、コンサートをまとめるのに貢献した技術スタッフとして、スティーブン・W・タイラー(ケイトのボーカルナビゲーター)、デビッド・タラスケビクス(ツアーマネージャー)、グレッグ・ウォルシュ(サウンドデザイナー/フロントオブハウス・エンジニア代表)、イアン・ニュートン(モニターエンジニア)などがいました。KTフェローシップの皆さんに永遠の感謝を。
愛のかたち –今日のできごと

今日のできごととしては、これまでで最高の愛の形の「モーメント」を挙げるしかないでしょう。ケイトが演じたのは、「愛のかたち」や「神秘の丘」での見事なパフォーマンス、そして毎晩「クラウドバスティング」での忘れられないほど楽しいフィナーレだけではありません。ステージ上でナインス・ウェイブの全曲をライブで演奏してファンを驚かせました。信じられないことです。コンサートについてはあまり多くを語るつもりはありませんが、全体をまとめて拡大版3部構成のポッドキャストシリーズにしています。コンサートに関するブッシュ・テレグラフのエピソードと、ファンのボイスメールの思い出をフィーチャーした昨年の10周年記念ポッドキャストスペシャルをチェックしてください。
ビフォー・ザ・ドーンのポッドキャストパート1 – 夢の始まり...

第1回目では、最初のコンセプト、リハーサル、大規模なメディア報道、チケット争奪戦、ショーのリハーサル、パインウッド・スタジオの水槽での撮影など、ケイトのライブステージ復帰の起源をたどりました。
ビフォー・ザ・ドーンのポッドキャストパート2 –-コンサート

この90分間のエピソードでは、2014年8月26日の初日のパフォーマンスの最初から最後までリスナーを案内し、1曲ごとに雰囲気を捉え、ステージ上のアクションを説明し、音楽史上最高のライブパフォーマンスへの復帰を祝いました。
ビフォー・ザ・ドーンのポッドキャストパート3 – ケイトの大成功

22公演がスタートしました。この最後のビフォー・ザ・ドーンのエピソードでは、ファンの熱狂、高評価のレビュー、旧作アルバムのチャートアクション、観客の中の有名人、受賞、評価、ライブアルバムなどを詳細に語り、ショーンがビフォー・ザ・ドーンのインパクトや後世に残る遺産を再考します。さらにグッズの販売ブースの商品を見渡します。お楽しみください。






愛のかたち –今日の作品
(katebushcollectables.comのご協力でお届けします)

これは、ビフォー・ザ・ドーンのグッズ売り場で販売された最も珍しいものの1つです。このKTフェローシップ・レスキューキットは金属製の缶の中に、「Get out of the water」と書かれた膨らませられる救命具、「Hello Earth」という文字の青い光を投影する「Little Light Shining」と刻まれた小さなポケットトーチ、「Wake Up」と刻まれたホイッスル、4つのピンバッジ、裏面にKTフェローシップとツアーの詳細が書かれた4枚のポストカードが入っています。もともとのコンサートでの販売価格は45ドルでしたが、現在はコレクター市場でかなり高額で取引されています。


愛のかたち –今日のトリビア
ケイトのビフォー・ザ・ドーンでは、現在ファンの間で最も人気のある商品がいくつか生まれましたが、そうしたアイテムは細心の注意を払って制作されています。その1つはクラウドバスティングのペンダントで、曲の歌詞が金属のデザインに組み込まれています。「Every time it rains, you’re here in my head, like the sun coming out, I just know that something good is gonna happen.」素敵です。


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