「ミステリアス・スキン」、「ウイ・ディサピアー」などの小説で有名な スコット・ハイムが、 ミュージシャンたちが特定の著名アーティストの作品を 初めて聴いた時のことについて語る内容を取り扱ったeブックの すばらしいシリーズを編集しています。 最初のシリーズは5作品で、デビッド・ボウイ、コクトー・ツインズ、 ジョイ・ディビジョン/ニュー・オーダー、 スミス、そしてケイト・ブッシュでした。 スコットさん: 「ケイト・ブッシュの本にはすごい人たちが書いてくれました。 ジョン・グラント、エンジニアズのサイモン、クラン・オブ・ザイモックスのアンカ、 ルイーズ・ラトコフスキー(ディス・モータル・コイル)、 トラッシュ・カン・シナトラズのポール、などなどです。」
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最初に初めて聴いたときプロジェクトを始めた時、 彼は気に入った作品の作者であるミュージシャンや作家に 手紙やメールを送りました。 それに驚くほどの反応があって、たった4ヶ月で200人近くの人から 文章を書いてもらいました。 その中にはスローイング・ミューズ、マーキュリー・レブ、 ギャング・ギャング・ダンス、ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート、 ステレオラブ、スピリチュアライズドといった人がいました。
「ミュージシャンや作家の人たちが、 それぞれの人生での画期的な瞬間、どこにいて、どのように感じ、 そうした体験でどのように音楽の聴き方が変わってゆくかといったことを 一人称で綴ってもらって本にしたかったんです。」とハイムさんは言います。 「何年ものの間、特定のバンドやアルバム、曲についての 珍しい想い出を人から聞きたいと思い続けてたんです。」 中でも、音楽が好きな人が、自分を変えたようなバンドやシンガーの音楽を 初めて聴いた時のことをどう覚えているかというのがすごく知りたかった。 普通に音楽が好きというぐらいの人はそのような人生を変えるような 瞬間の記憶は持っていないと思います。 でも本物の音楽ファンは特別な感傷的な想い出を細かいところまで 覚えていたりします。 例えば、ケイト・ブッシュの嵐が丘とか、デビッド・ボウイのスペース・オディティー、 スミスのチャーミング・マンを初めて聴いたときのこととか。 このプロジェクトについて詳しくは、 フェースブックで見てください。
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