2023年4月13日木曜日

「透明人間になる方法」のペーパーバック版が発売に

ケイトの詩集「透明人間になる方法」は、先週新しいペーパーバック版が出版され、イギリスとアイルランドの書店で入手可能になりました。また、1月に限定の販売店から予約注文した人には、非常に限られた数のサイン入りの本が発送されています。出版社のフェイバーは、「ケイト・ブッシュの『透明人間になる方法』のペーパーバックが今週のサンデー・タイムズのベストセラートップ10にランクインしたことを嬉しく思います」と発表しています

このペーパーバック版には新しくケイトの紹介文が追加になっています。ケイトの友人で共同制作者のデイヴィッド・ミッチェルが書いた2018年のオリジナルのハードカバー版の序文に代えて、ケイトが書いているのは、非常に個人的な5ページの文章で、自分が書いた歌詞が本人にとってどんな意味を持つか、小さい頃に父がピアノを弾いている下で腹ばいになって演奏を聴いていたこと、それが、ピアノという特別な楽器と曲作りの深い関係につながっていったことなどです。「本当に若いころは、たくさん曲を書きました」。本当に読みごたえのある文章で、これだけでも購入する価値があります。

サンデー・タイムズ・ベストセラー 2023年4月16日

たくさんのファンが歌詞を新しい目で読んでいるというのは、彼女が望んでいたことでもあり、素晴らしいことです。ケイトは、クラウドバスティング、バルトロッツィ夫人、スノーフレイクなどの曲の歌詞を作ったプロセスについても書いていて、作家のアラン・ガーナー、歌手フランク・シナトラ、トリオ・ブルガルカ、キング・クリムゾンから言葉の使い方について影響を受けていると書いています。非常に初期の作品「少年の瞳を持った男」のルーツも明らかにしています。その謎の男はには最近再会したそうですが、ティーンエイジャーのころに彼女が「夢中になって恋していた」対象が自分だと知らなかったということです。

発表されているように、ごく一部の本には、ケイトのサインがあるページに見えないインクのメッセージが書き込まれていて、紫外光を当てたときだけ見えるようになっています。ケイトからの秘密のメッセージには、「Boo !」、「Now、You’ve Read Between the Lines」、「Can’t see the words for the trees?」、「Now you don't , now you see Me !」などがあります。まさに特別版の本ですね。

0 件のコメント: