2018年11月22日木曜日

リマスター盤への5つ星レビュー – クラシック・ポップとQ

Classic Pop Cover December 2018

ケイトの衝撃のリマスターへのすばらしいレビューが続いて届いています。 クラシック・ポップのイアン・ギッティンスは5つ星をつけて、 こう評しています。 「全キャリアの作品集がリマスターされて完全版のかたちで再発売されたことが、 ケイトがいかに並外れたアーティストかということを改めて思い知らせてくれました … CD ボックス1 (天使と小悪魔からレッド・シューズまで)は驚くところ満載 … CDボックス2のアルバムは より様式美をもって作りこまれ、普通のポップスのようなインパクトは薄いものの、 天才的な輝きを持っています … 疾走感があり、内臓に響くような、あるいは戯曲のような、 実験的であり、それでいて上質のポップスとして成り立っています。 ケイト・ブッシュは他に類を見ないとても英国的な画期的なアーティストです。」

Q Review

そしてQの最新号では、ヴィクトリア・シーガルがアナログ盤の最初の2セットの レビューを書いています。 ここでも5つ星です。 「ケイト・ブッシュの過去の作品を愛でる理由がまた一つできました … アナログの2集はブッシュの 80年代の華麗な活躍を捉えており、1集はデビューから83年のドリーミングまでフルスロットルで変身を続けるさまを 見せてくれます。」

ケイト・ブッシュを表紙にフィーチャーした例のモジョにも、 評価の高いレビューがありました。 こちらは4つ星です。 ここでは待ちこがれていた過去未発表のあの曲に初めて書いていました: レビューアーのマーク・ブレイクはこう書いています「この未発表だったカントリー風のポップソングハミングを聴くと、 '70年代にKTブッシュバンドを従えて歌っている姿を思い浮かべることができるでしょう。 '80年代に魔物語からドリーミング、愛のかたちへと音楽的に発展していくありさまが 鮮やかに見えます。 ブッシュとガスリーの新しいカッティングで、聴いている者がその場にいるような感覚がもたらされました。 バブーシュカの砕け散るガラスやナインス・ウェイブでの氷の下に閉じ込められているような。 このリマスターで改めて以前の曲に親しみ、再評価する機会ができました。 レッドシューズでナイジェル・ケネディーとやっているイカレたインダストリアルロック、 偽りの綾を忘れてなかったでしょうか? また、B面の曲にもメインのストーリーを裏打ちする魅力的なサイドストーリーが 隠れています。 シンセポップとシャンソンの融合、ヌ・タン・フュ・パや、ラン・タン・ワルツでのブレヒト風のウンパッパは いかが? ケイト・ブッシュという人は全く予想を裏切ってくれます。 そしてもし、リマスターがカーテンコールを意味しているのなら、 ショウビズ界の定石に従って、アンコールを期待したいものです。」

最後に、UKのメトロ紙のクリスマスレコードの特集では、 プレゼントの提案としてリマスターのレア曲集から12月は魔法の月を取り上げています。 「Tucked away in the box-set of remasters out this month, on a final disc of remixes, covers and rarities is Kate Bush’s little remembered, genuinely magical, distinctly Bowie-esque 1980 Christmas single. So too is the gorgeous, brief acoustic number Home For Christmas from 1992. It’s Kate. It’s great. Obviously.” (How lovely to see this single cover appearing in print today – Remasters; job done!)

Read more about Kate Bush – Remastered here.

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