
2022年にヒットしたSFホラー映画「M3GAN/ミーガン」の続編が全世界で公開されました。「M3GAN/ミーガン 2.0」も引き続き、人工知能人形(model 3 generative androidから「M3GAN」)が自己認識を深め、人間の友達との間に入る者に対して敵対的になる物語です。前作の映画は1200万ドルという低予算に対して全世界で1億8100万ドルを売り上げ、批評家からは概して肯定的な評価を受け、ホラーとユーモアのあざといブレンドが評判でした。
「M3GAN/ミーガン 2.0」での重要な場面で、ケイトの古典的な曲「ディス/ウーマンズ/ワーク」が流れます。脚本と監督を担当したジェラード・ジョンストンは、ケイトのファンで、しばらく前からこの曲を使いたいとと考えていたということです。Forbes.comのインタビューでは、「脚本に入れてましたが、以前のドラフトでは状況が違っていて別の曲の方が良かったので、別の曲でした。前作のタイトルでミーガンにディス・ウーマンズ・ワークを歌わせることを考えましたが、その権利を取る時間がありませんでした。面白いアイデアでしたが、どうすることもできませんでした。続編でのシーンの文脈が変化して、母性に関するものになっていることに気付き、これが最も自然な曲の選択であると感じました。」

ジョンストンはケイトに個人的に手紙を書いたということですが、続けてこう言っています。「私はケイト・ブッシュの大ファンで、正直なところ、権利が得られるかどうかわからないじょうたいで、そのシーンを撮影しました。少し説得が必要でしたが、ケイトは承認するためには該当のシーンを見ないといけないと言い、結局認めてくれました。ケイトはお金を取っていません。私たちはできる限りの金額を差し出しましたが、ケイトはそれを慈善団体に渡しました。ますますファンになってしまいました。」
USAトゥデイでは問題の場面についてこう書いています。「印象的な曲がなければ、『M3GAN』映画にはならない。2023年の衝撃のヒット作では、辛辣なアンドロイドのミーガンが、孤児のキャディ(バイオレット・マグロウ)に向けてデヴィッド・ゲッタとシーアの「タイタニウム」をささやくように歌っていた。続編の『M3GAN/ミーガン 2.0』の予告編でも、同様にチャペル・ローンとブリトニー・スピアーズの印象的なメロディーが展開されている。

この続編での一番の見せ場は、ミーガンがケイト・ブッシュの『ディス・ウーマンズ・ワーク』を歌い始めるとても重要な転換場面だろう。このぞっとするほど陽気なパフォーマンスは、幼い姪の親として欠点を心配するキャディのロボット技術者であるジェマ(アリソン・ウィリアムズ)とのミーガンとの珍しく真剣な会話の後に始まる。ミーガンは静かなポップバラードを、表向きは彼女を慰めるために、独特の不思議な感じで使っている。」「M3GAN/ミーガン 2.0」は現在世界中の映画館で上映されています。
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