アンカット誌の最新号にケイト・ブッシュのカバー特集

アンカット誌も素晴らしいケイト・ブッシュのカバー特集を載せていて不思議のない雑誌ですが、次号（2023年9月号 ― 出版物です）もこの例により、お兄さんのジョン・カーダー・ブッシュによるケイトの素晴らしいポートレートをフィーチャーしています。この「オーキッド」フォトセッションの変種は今をさかのぼる1981年にレコード・ミラーの表紙に使われていたのを覚えています。今月号では「ケイトの名曲40曲の逸話」を特集しており、今週7月13日(木)から英国とアイルランドのショップで発売され、こちらからオンラインで注文できます。

私たちは実際にアンカットの特集を見てきました（本日発売です）が、非常に良い特集だと感じました。40曲の名曲の選択は非常によく考えられており、うまくキャリアをカバーしていて、10ページにわたる特集の中でそれぞれの曲は実際に制作に関わった才能ある人々の写真とコメントで飾られています。ドラマーのスチュアート・エリオット、エンジニアのピーター・ヘンダーソン、プロデューサーんのアンドリュー・パウエル、ギタリストのブライアン・バス、歌手ロイ・ハーパー、フェアライトのパイオニアリチャード・バージェス、ドラマーのプレストン・ヘイマン、エンジニアのテリ・リード、アイルランドのトラッドミュージシャンドナル・ラニー、ベース奏者ユース、ストリングスアレンジャーデイブ・ローソン、プロデューサージョー・ボイド、コンサーティーナ奏者アリステア・アンダーソン、サクソフォーン奏者ナイジェル・ヒッチコック、ボーカリストのロール・クリーム、アコーディオン奏者のクリス・ホール、ドラマーのピーター・アースキン、エンジニアのスティーブン・W・テイラー、ドラマーのスティーブ・ガッド、マルチ・インストゥルメンタリストのケヴィン・マカレアという面々です。すごいですね。

ニュースを送ってくれたアンカットの編集者のマイケル・ボナーさんに感謝します。このように書いています。

「6月には、『神秘の丘』のストリーミング回数が10億を超えましたが、これはケイト・ブッシュの不思議な傑作について長きにわたる奇妙な物語におけるまた一つの驚異的なマイルストーンです。そしてもちろん、彼女の人名録には他にも多く以前からの名曲があります。逃亡者についての奇妙なミニドラマ、雪だるま、二流役者、さらにはロックンロールの王様まで。そしてハープシコード、イリアンパイプ、食器を割った音、ブルガリアンボイスのトリオ、食器棚のドアの音さえ利用して、彼女の並外れた芸術的ビジョンを実現しています。

今月のアンカットでは、ケイトのケイトの名曲40曲をミュージシャンや関係者とともに祝い、過去50年間にわたって最高に冒険的で過激であった曲たちの背後にある魔法の思考と創造の謎を解き明かそうとしています。彼女のキャリアを作ったヒット曲から、B面曲やレア曲、クリスマスソングまでを取り上げます。

ある共演者はこう言っています。「彼女が教えてくれたのは、障壁はないということです。いろんなことをやるべきでないと言うような人はたくさんいます。しかし、ケイトはよく言うのです。『それは変でしょうか？』あるいは『どうすればこれを変にできますか？』」。

アンカット誌はこちらからオンラインで注文できます。