2015年12月17日木曜日

2016年からケイトの曲がUKのAレベルの音楽教材に加わります

Kate & learning なんと学校でケイトの勉強をする時代が来ました。 女性の作曲家を入れるべきだという運動が実って、 ケイトの作品がUKのAレベルの音楽のシラバスに追加されました。 2016年からポップスとジャズの教材のリストに、 ビートルズやコートニー・パインに並んで入りました。 入った曲は、クラウドバスティング羊の夢氷の下です。

学生のジェシー・マッケイブさんは、エデクセルのAレベルの音楽 のシラバスに63人の男性作曲家が入っているのに対し、女性が一人も含まれていない ことに気づきました。

エデクセルにその問題を連絡しましたが、 理事会は音楽の課程では生徒に「多様で変化を続ける音楽の遺産に触れ、深く鑑賞する」ことを 求めていると主張したにも関わらず、 音楽の担当は何も変えようとしませんでした。

ジェシーからのメールへの変身で、音楽の主任はこう書いています: 「西洋の古典では(その他の分野でも)女性の作曲家が多くないことを考えると、 採用できる女性作曲家は極めて少ないと考えられる」

その後、学生が立ち上げた Change.org の嘆願活動が4000もの署名を集めました。 そして、ジェシーも教育大臣のニッキー・モーガン、試験実施団体Ofqualの 専務理事のイアン・ストックフォード、ピアソンUKの社長マーク・アンダーソンといった 人に公開書簡を送りました。 ジェシーが訴えたのは、翌年のシラバスで 「女子生徒が作曲を志すような環境を作るために、 Aレベルのシラバスをより豊かなものにし、女性の作品が正当な評価を受けるようにする」 ということです。

エデクセルの試験を行っているピアソンは、2016年度版の Aレベルの音楽の教程に5つの女性作曲家の作品を加えました。 クララ・シューマン、レイチェル・ポートマン、ケイト・ブッシュ、 アヌーシュカ・シャンカール、カイヤ・サーリアホの作品です。 シラバスの全文がこちらから ダウンロードできます。

詳しくは、こちらのガーディアンの記事を ご覧ください。 (情報はトーマス・オーブンスさんから)

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