2025年7月30日水曜日

ケイトさん、お誕生日おめでとうございます。

イブニング・スタンダード・シアター・アワードでのケイト(2014年)

ケイトが67歳になる今日、素晴らしい誕生日の日が幸せな日になるように、みんなでお祝いしましょう。ケイトさんに、私たちから愛を送り、幸せをお祈ります。私たち全員の心からのお祝いです。xxx

2025年7月29日火曜日

プログ誌で「愛のかたち「40周年記念表紙

予想通り、各音楽メディアでは愛のかたち40周年記念を記事やカバー特集で祝うようですが、口火を切ったのは「プログ」誌で、最新号はケイトを表紙に起用し、無料のケイト・ブッシュ・アートカードも付いています。どちらもグイド・ハラリが1985年に撮影した写真を使っています。8月1日金曜日にイギリスとアイルランドのショップで発売になります(アメリカでは8月29日)。

編集者のジェリー・ユーイングさんからメッセージをもらいました。「今号ではケイト・ブッシュの5枚目のスタジオ・アルバム『愛のかたち』の40周年を祝います。プログレッシブ・ポップとプログレッシブ・ロックのほぼ完璧なブレンドで、片面の大成功したシングル曲と、その反対の面の素晴らしい「ナインス・ウェーブ」組曲が対になっています。ケイトを世界的な現象に持ち上げたアルバムのストーリーを語り、このアルバムが現在のミュージシャンに与えた影響を検討します。また、写真家のグイド・ハラリが当時撮影したケイトのプロモーション写真を公開しています。」

この号は、金曜日からここで購入できるようになります。

愛のかたち40周年

2025年7月28日月曜日

新しいポッドキャストエピソード – ドリーミングのビデオ

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャスト 第80回 – ブッシュ・テレグラフ ドリーミングのビデオ

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの新しいエピソードでは、ポールとダレルがケイトの多数のビデオカタログについて話します。「ドリーミング」は、ビデオの制作が最も盛んな時期の1つでしたが、悲しいことにそのほとんどは、1年後に「シングル・ファイル」がリリースされるまでは完全な形で見ることはできませんでした。「サット・イン・ユア・ラップ」、「ドリーミング」、「10ポンド紙幣が1枚」、「ガッファにて」について詳細に議論し、今日でもなお十分に評価できる作品だと強調しています。ケイトとパディのそれぞれのビデオの撮影に関する取り組みの話も引用されています。ポールとダレルはいつものように、いろいろなシングル曲やビデオの第一印象や、発売日にレコードショップに駆け込んだ経緯を回想します。彼らはまた、「トガリネズミの子」のリリースや最近のケイトのニュースについても話し、ケイトがいつ新しい作品をリリースするかということについて見解を語っています(写真コラージュはケビン・ホールさんから)。

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストはiTunes、Audible、Spotify、その他のポッドキャストアプリ、たとえばPodcast AddictやTunein、あるいは下のSoundcloudからも聴けます。

katebushnews.comでは9月に「愛のかたち」40周年を1か月を通して祝います

2025年7月24日木曜日

ピーター・リチャードソンがエディンバラでケイト関連のコミックストリップ映画を上映

ケイト・ブッシュとコミック・ストリップGLC、レ・ドッグス

今年のエディンバラ・フリンジ・フェスティバルの一環として、カルト的な古典コミック・ストリップ映画の独占上映と、作家であり監督のピーター・リチャードソンとゲストとのQ&Aが行われます。ケイト・ブッシュのファンにとって特に興味があるのは、映画GLC(ケイトがサウンドトラックを担当、ゲストにアレクセイ・セイルを迎える8月3日午後1時の上映の一部として、チケットはこちら)とレ・ドッグス(ケイトが主演、ゲストにスティーブ・オドネルを迎える8月8日午後1時の上映の一部として、チケットはこちら)でしょう。

ここでは、あまり詳しくない人のために、ケイトがコミック・ストリップ・プレゼンツのテレビドラマに関与した背景を少し紹介します。ケイトは1980年代にイギリスで注目を集めたイギリスのオルタナティブ・コメディアンを以前から称賛しており、「ザ・ヤング・ワンズ」をお気に入りの番組の1つに挙げています。

コミックリリーフのためにローワン・アトキンソンと「ドゥ・ベアーズ」を演奏するケイト(1986)

こうしたことがきっかけで、1986年にはコミックリリーフでローワン・アトキンソンとデュエットし、エクスペリメントIVのミュージックビデオにはドーン・フレンチとヒュー・ローリーが出演しています。その後にも、レニー・ヘンリー(「ホワイ・シュッド・アイ・ラブ・ユー」)、スティーブン・フライ(「雪のための50の言葉」)、ロビー・コルトレーン(「魔女」と「ディーパー・アンダースタンディング」)、のL・フィールディング(「ディーパー・アンダースタンディング」)といった人と、自身の音楽や映像のプロジェクトで共演しています。

レニー・ヘンリーとドーン・フレンチとコミックリリーフを宣伝するケイト(1986)

2014年にビフォー・ザ・ドーンの連続公演が行われた頃には、次に上げるような人たちがゲストで来ていたのは、驚くようなことではなくなっていました。ビル・ベイリー、リッキー・ガ―ベイズ、ドーン・フレンチ、フランク・スキナー、スティーブン・フライ、ジョー・ブランド、ノエル・フィールディング、シャロン・ホーガン、スティーブン・マーチャント、サー・レニー・ヘンリー、スー・パーキンス、スティーブ・クーガン、スティーブン・マンガン、リック・グリムショー、デビッド・ウィリアムス、ジョジー・ローレンス、サイモン・アムステル、ショーン・ロッケ、そしてクランキーズまで。こんな人たちがケイトの仲間です。

ピーター・リチャードソンが前年にケイトの「センシャル・ワールド」のすばらしいミュージックビデオを監督していたことから、1990年2月15日にイギリスのBBC2では、ピーター・リチャードソンが脚本と監督を手掛けたコメディーのアンソロジーシリーズ「コミック・ストリップ・プレゼンツ」のエピソード「GLC:ザ・カーネージ・コンティニューズ」が放送されました。この30分の番組は、1980年代にグレーター・ロンドン・カウンシル(GLC)を(ロビー・コルトレーンが演じる)ケン・リビングストンが乗っ取り、その後マーガレット・サッチャー首相によってい解散されるまでを描いたハリウッド映画のパロディで、チャールズ・ブロンソンやシルベスター・スタローンのスタイルのアクション映画として物語を再構築したものです。

「GLC:ザ・カーネージ・コンティニューズ」でケン・リビングストンを演じるロビー・コルトレーン

ケイトはこの回のインストゥルメンタルスコアと「ケン」というタイトルの主題歌を作曲して演奏しています。歌詞には、こうあります「Who’s the man we all need? Ken! Who’s a funky sex machine? Ken!」2014年、ケン・リビングストンはこう発言しています。「ケイト・ブッシュの新しいツアーのチケットを買われるかどうかわかりませんが、前に素晴らしい曲を作っているのをお忘れなく。『Ken Is The Leader of the GLC[ママ]』という曲で、私の家にもあります。とても良い曲です」

ケンは1990年のシングルラブ・アンド・アンガーのB面としてリリースされました。

また、1990年にBBCで番組が放送された翌週の2月26日にリリースされたシングル「ラブ・アンド・アンガー」の追加トラックとして、「ザ・コンフロンテーション」と「この家を出ていく前に」(どちらも同じ回のケイトのインスト曲)とともに、追加トラックとして収録されています。エピソードのサウンドトラックには他にもケイトのインスト曲やコーラスの小品、「神秘の丘」、「魔女」からの抜粋などがフィーチャーされています。

ケイトとピーター・リチャードソン ― 「センシャル・ワールド」のミュージックビデオのセットにて(1989)
ケイトの「センシャル・ワールド」のミュージックビデオを監督するピーター・リチャードソン(1989)
ピーター・リチャードソン
ピーター・リチャードソン

GLCの放送の数週間後、2000年3月8日に、もう1つ、ケイトファンにはもっと嬉しいことがあり、BBC2でピーター・リチャードソンが脚本と監督を担当したコミック・ストリップ・プレゼンツのエピソード「レ・ドッグス」が放送されました。ここではケイトは花嫁アンジェラの役で、結婚式を題材にしたシュールなコメディ映画の主演を務めています。「レ・ドッグス」はジェフリーとアンジェラの結婚式を祝うために大きなマーキーで演奏するバンドの名前です。

レ・ドッグスでのケイト・ブッシュ
「レ・ドッグス」でアンジェラの役を演じるケイト

披露宴の間に、新郎の父親と新婦が言い争いになり、銃撃戦が勃発して多くの客とレ・ドッグスが負傷したが、幸せなカップルは逃げ出します。現場をさまよったビクター(ピーター・リチャードソン)は、結婚式の写真を撮るよう頼まれ、アンジェラに夢中になっていることによる一連の夢のような幻想を見ます。出演はミランダ・リチャードソン、アレクセイ・セイル、ダニー・ピーコック、ジュリー・T・ウォレス、ティム・マキナーニー、キース・アレン、エイドリアン・エドモンドソン、スティーブ・オドネル。

レ・ドッグス」のシーンでのピーター・リチャードソンとケイト
ケイトを含むレ・ドッグスのキャスト
アレクセイ・セイル、ケイト、ミランダ・リチャードソン、ティム・マキナーニー、ダニー・ピーコック、ジュリー・T・ウォレス(「レ・ドッグス」)

ケイトはその後もコミック・ストリップと協力し、ピーター・リチャードソン脚本・監督のエピソード「ワイルド・ターキー」のためにホーム・フォー・クリスマス」を書いています。このエピソードは1992年12月24日のクリスマスイブに放送されました。この曲はルビー・ワックスとフィル・コーンウェル(ターキー)のシーンでフィーチャーされていて、エンドロールでも流れます。この曲は翌年の「モーメンツ・オブ・プレジャー」の12インチシングルに収録され、2018年にはコンピレーションCD「時・アザー・サイド」にリマスター版が収録されました。ピーター・リチャードソンは1993年の映画「ライン、クロス、カーブ」で狂った教授としてカメオ出演しています。

ケイトの歌が流れる中で優しいときを過ごす「ワイルド・ターキー」のルビー・ワックスとフィル・コーンウェル
ケイトの映画「ライン、クロス、カーブ」(1993年)での狂った教授役のピーター・リチャードソン

ピーター・リチャードソンのエディンバラ・フリンジの上映チケット:GLC(ケイトがサウンドトラックを担当、ゲストにアレクセイ・セイルを迎える8月3日午後1時の上映の一部として、チケットはこちら)レ・ドッグス(ケイトが主演、ゲストにスティーブ・オドネルを迎える8月8日午後1時の上映の一部として、チケットはこちら)。リサ・オリバーさんから知らせてもらいました。

2025年7月11日金曜日

ポッドキャスト新作:ティモラス・ビースティーズのポールがケイトとの仕事を語る

ダレルが、デザイン会社ティモラス・ビースティーズポール・シモンズと再び会話します。今回はポールがケイトとの作業で制作したビフォー・ザ・ドーンのアートワーク、フィッシュピープル・ロゴの更新版、愛のかたち(バスカビル版)ドリーミング(脱出王版)について話します。このポッドキャストでは、ポールは、自分と友人のアリスター・マコーレーが、大学時代から一緒にティモラス・ビースティーズを始めたこと、そしてどのようにしてこの名前を思いついたのかについても話しています。ティモラス・ビースティーズについては、アーティストのサイトまたはFacebookインスタグラムでご確認ください。

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストはiTunes、Audible、Spotify、その他のポッドキャストアプリ、たとえばPodcast AddictやTunein、あるいは下のSoundcloudからも聴けます。

ティモラス・ビースティーズによるフィッシュピープル・ロゴ
愛のかたち(バスカビル版)の見開き内側のアートワーク。
愛のかたち(バスカビル版)の見開き内側のアートワーク。
愛のかたち(バスカビル版)-―-表ジャケット
愛のかたち(バスカビル版)表ジャケット
ドリーミング(脱出王版)表ジャケット
ドリーミング(脱出王版)表ジャケット
2つの世界の間で – ビフォー・ザ・ドーンのためのデザイン – ティモラス・ビースティー 2014年
愛のかたち40周年記念 ― www.katebushnews.comで9月に予定

2025年7月4日金曜日

ケイトのサイトで神秘の丘の新公式アイテムが登場

ケイト・ブッシュ公式「神秘の丘」グッズ

ケイトは、公式サイトのショップを更新し、神秘の丘をテーマにしたTシャツ(黒と白)、長袖Tシャツ(黒と白)、黒のトートバッグをリリースしました。このシャツのデザインには、ケイトのお兄さんのジョン・カーダー・ブッシュが撮影したケイトの写真が含まれています。この写真は、1985年のオリジナルシングルリリースの裏ジャケットにも登場しているもので、レアリティCDコンピレーション「ジ・アザー・サイド」やアナログリマスターIVボックスセットのジャケットにも使われています。ジョンがケイトの背中に描いた歌詞もデザインに再現されています。

「神秘の丘」の白長袖シャツの後ろ側

ケイトがこのシリーズを今の時点でリリースした理由はまだはっきりしませんが、「神秘の丘」のリリース40周年は、数週間先の8月5日に迫っています。この秋には、ストレンジャー・シングスが再開するので、この曲に新たな関心が集まる可能性もあります。2023年にフィッシュピープルのサイトとショップがスタートして以来、新しい商品ラインが追加になったのは、フィッシュピープルのロゴのリブランドのようなイベントに関連して、あるいはイラスト入りアナログ盤シリーズのリリースに関連したアイテムなどに限られていました。このようなアイテムが出現したことに理由があるかどうか、時間をおいて確かめる必要があります。KBNのサイトとポッドキャストニュースとしては、もうすぐ、9月中に1か月をかけて、「愛のかたち」の特別な40周年を

katebushnews.comとしてお祝いする予定です。