今日のデイリー・メイルの記事で、 ケイトが『隠居生活を送っている』などという不正確な記述のある 記事をまたまた出してきたのはびっくりですが、 まあ驚くほどのことはないとも言えます。 ここでわざわざこのことを書くのは、このサイトの訪問者数が目立って上がったからです。 新しい訪問者の方には、ぜひデイリー・メイルのウェブサイトに あるファンの人が出したコメント を見ていただきたいと思います。:
「意味のないセレブリティの世界やマスコミから離れているからといって、どうして変人とか 言われないといけないんでしょう? … 人気をとることだけに一生懸命なアイドルを見て、 歌姫のように振る舞いながら育ち、 ヤクに手を出したり誰と誰が別れたとか書く雑誌を読んで、 結局は金と名声だけを望んでいるような若い女性は、 みんなこういう人を目標にするべきだと思います。」 カイラ・クレイ・フォックス
追記: デイリー・メイルに寄稿もしているジャン・モアは、この新聞記事に反応して こちらに書いています。
タイムズでは5月4日にケイトリン・モランがこう書いています: 「
今週もデイリー・メイルさんはおつかれ様でした。
あらゆる女性読者を自己嫌悪と事故虐待の神経症患者にして、
もしもゲイのムスリムが襲ってくるのが怖くて家から出かけられないようにしようとする
試みはまだ続いているようです。
火曜日に行われたサウス・バンク・スカイ・アーツ・アワードのレポートで、
メイルのオンライン版ではケイト・ブッシュの珍しいお目見えを歓迎して、
悪意に満ちた写真とコメントをつけ、 …
これはもちろん、恥ずかしがりの天才を扱う正しい方法です。…」
5月5日のデイリー・メイルでは、スザンヌ・ムーアがこう言っています。: 「アデルは今、マイケル・ジャクソンより売れてますが、 体重がどれぐらいかということを噂されています。 女王のような存在のケイト・ブッシュが現れたと思えば悪意のコメントを投げつけます。 ビョークが自身に影響を与えた人を並べると、それは『強迫観念』と呼ばれます。 リリー・アレンはちょっとお休み中というところでしょうか。 どうして素晴らしい女性アーティストを単にアーティストとして見られないのでしょうか? 英才教育を受けていたブッシュはマスコミから逃れて子供を育てることを選びました。 アデルはスレンダーなセックスシンボルとして自分を売りこむようなことを していません。 ビョークは今も最先端を走り、常に関心を集める存在です。 なぜこういった人たちを類型化して狂っているとか扱い難いとか言わないといけないのでしょう。 それぞれちゃんと仕事をしているというのに? じっさいのところ、彼女たちはそれぞれのやり方で分別のある判断をしているのです。」
もちろんこれは、今週のところちょっと本線から外れているだけの話で、 大方のところではケイトの作品は高い評価を受け敬愛される対象であり続けています。 最後に、ケイトのニューアルバムがどうしてこれほど高い評価を受けることに なったかを思い出すため、 もういちどケイトの新作のフィルム、アイダーフォールズ・アット・レイク・タホ を見てみましょう。Sean, Dave, Peter & Krys.
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