2011年11月16日水曜日

「深い喜びに満ち」: ハースト・レビュー

ジョシュ・ハースト はお気に入りです:

ある意味では、記号的で、身体的で、歴史的で、神話的で、官能的なものとしての、雪に関するアルバムです。 雪を想念として見て、また、物質的な世界の具体的な対象としても見ます。 思うに、これが意味するものは、これが歴史上もっとも奇妙でもっともエロチックなクリスマスアルバムであると いうことです。半分冗談ですが(クリスマスというのは1回しか出てこないので)、半分は本気です。 まぎれもない冬のムードがあり、そしてしっかりした焦点があるため全く目が離せません。 これは7曲の驚異的な歌でできている崇高なアルバムです。そして、ケイト・ブッシュ以外の誰も考案することが できなかった詩と遊びの真実の楽しみを示しています。 詩と音楽が、双発のエンジンとなり、曲の長さや雪のファンシーな表現から、 彼女自身の世界に浸りきったケイトのイマジネーションが飛び交うのを 見ているようです … 雪のための50の言葉は本当の驚異です。 重層的な意味と想念の安定した流れでじらしつつ、簡単にはまとめられないようなアルバムです。 揺り動かされますが、つかまえにくいもので、 それを捕まえて自分の前でダンスすることを許したときに初めて、 遊びに満ちた詩と魅惑的なロマンスの全てが見えたときに、喜びのときが訪れます。

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