2019年2月22日金曜日

ジ・アザーサイドのCDのリリースが3月8日に決定! ロケットマンのビデオもリリース!

The Other Sides

ケイトのレア曲、B面曲、カバー、リミックスを集めた4枚組のジ・アザーサイドが 3月8日に別々に発売されることになりました。 ご予約はこちらから。 いままでは、ケイト・ブッシュ・リマスターパート2のボックスセットの一部としてのみ 手に入れることができたものです。 曲目はボックスセットに収められているディスクと同じです。 また、アナログ盤のリマスターIVボックスセットにも同じ曲目が収められています。 ジ・アザーサイドの予約注文はこちらから。 ケイト・ブッシュリマスターについての 詳細はこちらで。 

このリリースのプロモーションのため、ケイトは1991年のロケットマンのビデオを 初めて公式に発表しました。 本日、 オフィシャルサイトで この曲について書いています 

ケイトの回想:

この曲がエルトン・ジョンのシングルで出たときに買ったのを覚えています。 もうこの曲ばかり掛けていました。 大好きな曲です。 70年代の中ごろ、ギターを弾くアーティストが多かったですが、 エルトンはピアノを弾いていて、彼みたいに弾けるようになりたいと思っていました。

何年か経って1989年、エルトンとパーニー・トーピンが、彼らの曲をそれぞれの曲ごとに 違うシンガーがカバーするという企画で トゥー・ルームズというタイトルのアルバムを作りました。 嬉しいことに、私にも参加しないかという誘いがあって、ロケットマンを選びました。 曲の仕上げについては全く自由にしていいと言われました。 自分が大好きな曲を好きにしていいと言われるとちょっと怖気づいてしまいましたが、 作業はとてもエキサイティングでした。 オリジナルと違う感じにしようと思って、 レゲエバージョンにしたら面白いかなと思ったんです。 アルバムからの最初のシングルにこの曲が選ばれたことには特別な意味を感じています。

そのことで、ビデオを撮るチャンスも与えられましたが、これは大歓迎で、 白黒の演奏シーンにしようと思いました。ミュージシャン全員と月も入れてね。

この曲では、私にとって特別なミュージシャンであり、親友でもある アラン・マーフィーがギターを弾いています。 彼はビデオを撮る直前に亡くなってしまい、撮影に参加することができなかったのですが、 ビデオの中では人が座っていない椅子に彼のギターが立てかけてあって、 それで彼の存在を感じられるのです。

当時のテレビ放送以来、初めてこのビデオが公式にリリースされることになります。
 

The Other Sides

Disc: 1 – 12″ Mixes
1. Running Up That Hill (A Deal With God) [2018 Remaster]
2. The Big Sky (Meteorological Mix) [2018 Remaster]
3. Cloudbusting (The Organon Mix) [2018 Remaster]
4. Hounds Of Love (Alternative Mix) [2018 Remaster]
5. Experiment IV (Extended Mix) [2018 Remaster]

Disc: 2 – The Other Side 1
1. Walk Straight Down The Middle (2018 Remaster)
2. You Want Alchemy (2018 Remaster)
3. Be Kind To My Mistakes (2018 Remaster)
4. Lyra (2018 Remaster)
5. Under The Ivy (2018 Remaster)
6. Experiment IV (2018 Remaster)
7. Ne t’enfuis pas (2018 Remaster)
8. Un baiser d’enfant (2018 Remaster)
9. Burning Bridge (2018 Remaster)
10. Running Up That Hill (A Deal With God) [2012 Remix] [2018 Remaster]

Disc: 3 – The Other Side 2
1. Home for Christmas (2018 Remaster)
2. One Last Look Around The House Before We Go……. (2018 Remaster)
3. I’m Still Waiting (2018 Remaster)
4. Warm And Soothing (2018 Remaster)
5. Show A Little Devotion (2018 Remaster)
6. Passing Through Air (2018 Remaster)
7. Humming (2018 Remaster)
8. Ran Tan Waltz (2018 Remaster)
9. December Will Be Magic Again (2018 Remaster)
10. Wuthering Heights (Remix) [2018 Remaster]

Disc: 4 – In Others’ Words
1. Rocket Man (2018 Remaster)
2. Sexual Healing (2018 Remaster)
3. Mna Na Heireann (2018 Remaster)
4. My Lagan Love (2018 Remaster)
5. The Man I Love (2018 Remaster)
6. Brazil (Sam Lowry’s First Dream) [2018 Remaster]
7. The Handsome Cabin Boy (2018 Remaster)
8. Lord Of The Reedy River (2018 Remaster)
9. Candle In The Wind (2018 Remaster)

ジ・アザーサイドの予約はこちらから

Vinyl box IV

2019年2月8日金曜日

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャスト: 呼吸、1980年、初回のファンコンベンション

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの最新号で、 ダレルとポールはティーンエージャーだったころ、ケイトの傑作『呼吸』のリリース前に 最初のケイト・ブッシュ・クラブのコンベンションに参加したころの話をしています。 参加したのは300人だけで、二人はその中でも一番若い参加者でした。 『呼吸』の片面だけのテスト盤についても触れています。 このテスト盤だけのエッチングなどリリース版との違いがあります。

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの購読は iTunesや その他のポッドキャストアプリ、例えばStitcherTunein あるいは下のサウンドクラウドでも聴くことができます。

2019年2月2日土曜日

ザ・ライン、ザ・クロス、ザ・カーヴのポッドキャスト: ボルグとバージの訂正

Laurie Borg

Laurie Borg

The Line, The Cross & The Curve さて、ポッドキャストのザ・ライン、ザ・クロス、ザ・カーヴの回の コメントを録音するとき、 最後のほうのクレジットの部分でちょっと急いでしまって、 直さないといけないような間違いをしてしまっていました。 『ローリー・ボーグ』という名前が出てきたとき、 "彼女"がダンスのシーンでケイトの足の代役をやっていたと言ってしまっていました。 ローリー・ボーグさんは実際は男性で、ピーキー・ブラインダーズとか ブラック・ミラーといったテレビ番組で有名なプロデューサーなのです。 彼は1993年のケイトのフィルムでのファースト・アシスタント・ディレクターを務めていました。 探していたのは、音が似ているルーシー・バージ だったんですが、彼女はどうやらクレジットされていないようです。

ルーシーはダンスと振付師をやっていて、現在はロイヤルオペラハウスの ヘンゼルとグレーテルの振り付けを担当しています。 1970年代にはルドルフ・ヌレエフの関わる作品でも踊っていました。 リンゼイ・ケンプは、2016年11月に ダンテ・マガジンでの ザ・ライン、ザ・クロス、ザ・カーヴについてのインタビューで ルーシーが参加していることを語っています。

ルーシー・バージ

「ケイトと最初のミーティングをやったときに、彼女は赤いトーシューズをはいて ポアントをやろうと四苦八苦していて、私はやめた方がいいと言いました。 ポアントで踊るのは楽しいかもしれないけど、ちゃんとしたトレーニングもなしにやるのは 危ないですから。 それで、私のところでバレリーナをやっていて、ランバートの リードダンサーでもあったルーシー・バージを呼んだんです。 彼女は振り付けも手伝ってくれましたし、ケイトの足の代役も務めてくれました。 これは誰も知らなかったでしょうね。」 ということで、ローリーさんとルーシーさんには申し訳ないことでしたが、 ちょっと脇道で面白いことが分かりました – ショーン