2016年12月22日木曜日

ホームグラウンドのオーディオアーカイブ ― 1978年分がオープン

クリスマスプレゼントにはちょっと早いですが、 ホームグラウンドのオーディオアーカイブの1978年分が、 アーカイブの目次の こちらでオープンしました。

初期の素材なので音質についての注意はいつもの通りです。 それでも、ケイトのキャリアの最初の1年を覗いてみるのは 面白いものです。 最初のラジオインタビューや、 「どこからともなく」現れた不思議なパフォーマーを なんとか見定めようとする DJや有名アーティストのコメントを聞くことができます。

2016年12月10日土曜日

ホームグラウンドのオーディオアーカイブ

ホームグラウンドのエディター陣は、 1982年の創刊以来ケイト関連のオーディオデータを蒐集してきました。 実際、ケイトのが嵐が丘でデビューした翌年の1979年から始まっているんです。 1978年から現在に至るラジオ番組や楽曲などの素材は、 もともと100本にわたるカセットテープのコレクションで、今はデジタイズしてMP3に なっています。

注意いただきたいのは、初期の素材の音質はまちまちだということです。 70年代後半から80年代前半にかけて集めたものは、 ローファイなトランジスタラジオやテレビにマイクを向けて 取ったオリジナルを何世代もダビングしてコピーしたものだったりします。 こういったファイルも、他にもっといい録音があるわけでもないので、 貴重な資料としてアーカイブに入れています。 MP3は確かにオリジナルの低品質を再現しているだけです。

アーカイブのインデックスページはこちらです。 もうすぐアーカイブを全面オープンする予定ですが、 とりあえず、4枚のシングルと1枚のアルバムが発表になった1980年を 公開しました。 準備出来しだい、どんどん公開していきます。 お楽しみに。

2016年12月4日日曜日

フェロー諸島のアーティスト ハイドリック・ア・ヘイグムが ケイトの映像や音楽から受けた影響を語る

Heidrik ビフォー・ザ・ドーンで熱を帯びているさなか、 ケイトに影響を受けたアーティストについてお知らせしたりするのも 悪くないでしょう。 フェロー諸島出身でアイスランド在住の映像作家でミュージシャンの ハイドリック・ア・ヘイグムは、その一人です。 最近彼は、「フューネラル」というタイトルのアルバムをリリースして、 良い評価を受けていますが、 彼はこのアルバムの収録曲全曲のミュージックビデオを作ろうと 計画しています。 (下に1つ例があります)

チェンジ・オブ・フレーム、レッド・ヘアー、モンスターといった甘く感傷的な 曲には、面白いメロディーの動きがありますが、 ハイドリック自身の映像や音楽の中に見られる北欧独特の影を見ることができます。 ハイドリックはケイトの作品の大ファンで、とりわけ音楽と映像との融合しているところが 好きだと言います。 これは彼の映像短編「マイ・ルーム」に表れていて、 ケイトの曲ディーパー・アンダースタンディングを再構成したような作品です。 これも下のリンクから見られます。 また、彼の85歳の祖母であるマリアと海との結びつきを描いたドキュメンタリー、 「ウェイブス」にもケイトの音楽の影響が見られます。 マリアさんは50年にもわたり一年中海で泳いでいて、 ハイドリックによれば、自然が彼女にとっての癒しであり指導者であったという ことです。 彼によると、ケイトのコーラル・ルームを聴いたのが この作品を作るきっかけで、 完成した作品に別の曲がつくまでの制作中はは、ケイトの曲が サウンドトラックになっていたということです。

Heidrik album ハイドリックさんから: 「私とケイトさんとは、映画が好きだという共通点があります。 彼女の歌詞にもメロディーにもそれが現れています。 とてもビジュアルな人ですね。それがたくさんのアーティストにインスピレーションを 与えている理由だと思います。 歌詞の作り方は素晴らしいと思います。エクスペリメントIV、ディーパー・アンダースタンディング、 ヘッズ・ウィ・アー・ダンシングといった曲ですね。 短編映画のような美しさがあります。 歌詞は本当に素晴らしい。そこは過小評価されていると思います。」 ハイドリックと友人のリー・カンプマンが愛のかたちを歌っている映像も 下に載せておきます。

ハイドリックのニューアルバム「フューネラル」はお勧めです。 iTunesSpotifyで、どうぞ。 彼の作品について詳しくは、フェースブックタンブラーツイッターサウンドクラウド本人のサイトでご覧ください。




2016年12月2日金曜日

ケイトがUKアルバムチャートの4位に! KTフェローシップの皆さん、おめでとうございます!

ケイトのビフォー・ザ・ドーン~夜明け前は11日にトップ5アルバムにランクインしました。 先週末には中間発表でトップセラーでデビューを飾りましたが (LP版CD版の予約売り上げが効いたようです)、 本日のオフィシャルチャートの発表によると UKのアルバムチャートで4位の座を守ったということです。

クリスマス前の時期にこのアルバムがこんなに良い結果を出していることで、 KTフェローシップの皆さん(写真下)はきっとすごく喜んでいることでしょう。 皆さん、おめでとうございます! そしてケイトさん本人にも このような仲間と一緒に作ったライブでチャートに復帰できたことについて、 お祝いの気持ちを伝えたいです。

追記: ケイト本人からオフィシャルサイト に感謝の言葉が上がっています:

今度のライブアルバムを応援してくださっている皆さん、ありがとうございます。 本当にうれしいです。3枚組のライブアルバムがこのようなチャートの上位に入るなんて、 すごいことだと思います。
皆さまにメリークリスマス。そして良き新年をお迎えください。
こころを込めて
ケイト

KT fellowship group photo