2023年5月22日月曜日

ポッドキャスト新作:ゲレド・マンコビッツのインタビュー

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの新しいエピソードでは、ダレル(ブッシュ・テレグラフ)が多数の作品を出しているロック写真家のゲレド・マンコビッツにインタビューしていますが、ケイト・ブッシュだけでなく、他の音楽会のレジェンド、例えばローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、マリアンヌ・フェイスフルなどの作品もあります。ここでは、ゲレドさんがキャリアをどのようにスタートしたか(俳優/コメディアンのピーター・セラーズのおかげというところがあるようです)を深く掘り下げています。天使と小悪魔とライオンハートの時代の象徴的な写真をケイトとの作業でどう制作したかを紹介します。

すべての写真セッションについて詳しく話してくれました。ライオンハートの見事なジャケットは彼の制作によるもので、今まで聞いたこともない興味深い詳細を聞くことができます。ポールとダレルは、これらの写真が最初に出版された1978年や1979年ごろの激動の日々についても回想します。

ゲレドさんの素敵な写真集WOW!はまだ在庫があり、購入可能です。このエピソードで言及されているゲレドのジミ・ヘンドリックスのジャガーEタイプのアートカー「エレクトリック・レディー」は、5月24日/25日にこちらで発表されています。また、ゲレド・マンコビッツのウェブサイトwww.mankowitz.comにアクセスして、インスタグラムでもフォローしてください。 #geredmankowitz

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストはiTunesやSpotify、その他のポッドキャストアプリ、 たとえばStitcherやTunein、あるいは下のSoundcloudからも聴けます。

[ここでお知らせですが、www.katebushnews.comでやっていることを気に入っていただいていたら、ランニングコストをサポートするために、ほんの少しでも良いのでHTTPS://KO-FI.COM/KATEBUSHNEWSにアクセスしてください]

7月にホームグラウンド/KBNによるケイトブッシュのお祝い

ディス・ウーマンズ・ワーク ー ロンドンのロイヤル・ヴォクソール・タバーンでケイト・ブッシュをキャバレーでお祝い

キャバレーvsキャンサーの募金活動 

満員御礼の昨年のショー「ディール・ウィズ・ゴッド」に続いて、ホームグラウンドとKateBushNews.comは、LGBTQ+の聖地で今年も、ケイト・ブッシュをテーマにしたキャバレーショーを開催し、キャバレーvsキャンサーのために資金を集めます。 

ディス・ウーマンズ・ワークは、ケイト・ブッシュの作品のお祝いの会で、ケイトの曲をつかったり、インスパイされたキャバレー、ドラッグ&バーレスクのパフォーマンスをフィーチャーします。嵐が丘からビフォー・ザ・ドーンまで、ケイトのすべてを表現します。 

キャストは近日中に発表されますが、昨年のショーにも登場していたスターに加えて新しく参加するエキサイティングなメンバーがいるはずです。このスペースとRVTのSNSをウォッチしておいてください。 

チケットは12ポンドで、販売はこちらで。

https://www.outsavvy.com/event/14473/this-womans-work-a-kate-bush-celebration

開場は午後7時、開演午後8時です。 

ロイヤル・ボクソール・タバーンは、ロンドン南部のボクソールに位置し、世界的に有名なLGBTQ+のライブができるクラブです。地下鉄、電車、バスのボクソールの駅から徒歩数分です。 

キャバレーvsキャンサーは、パフォーマーのローズ・ソーンが2014年に設立した独立のチャリティで、ホームグラウンドのデイブはこのチャリティのパトロンです。ライブイベントやオンラインオークションを通じて、癌の影響と闘っている家庭、特に子供たちを助けるために、資金を調達します。詳細はhttps://www.cabaretvscancer.co.uk/でご覧ください。

2023年5月17日水曜日

ディス・ウーマンズ・ワークがネットフリックスの影響で上昇

シャザムは世界中で4億5000万人以上のユーザーが使っているアプリで、短いサンプルでもデバイスのマイクを使って分析し、曲を特定できます。ケイトのディス・ウーマンズ・ワークは、数日前にストリーミングサービスで公開されたジェニファー・ロペス主演のネットフリックス映画『The Mother』でフィーチャーされたのを受けて、検索数が急増しています。ケイトの曲はこのアクションスリラー映画の最後の場面で使われています。ディス・ウーマンズ・ワークは、現在、米国で検索ランキングの1位であり、英国では2位、全世界では8位です。

昨年の夏の神秘の丘とは違って、iTunes、Spotify、世界中の公式チャートのトップに向かっている状況ではありません。それでも、ケイトの身を焦がすようなバラードを、ますます多くの人が発見しているのは素晴らしいことです。

2023年5月16日火曜日

ベーシスト、ジョン・ギブリン追悼

ケイトの音楽的な「ファミリー」の長年のメンバーであり、なんといってもKTフェローシップのメンバーである偉大なベーシスト、ジョン・ギブリンが、残念ながら日曜日にチェルトナムで71歳で亡くなったニュースを受けて、たくさんの人々がショックを受け、悲しみに暮れました。ケイトとは多岐にわたる仕事をしていますが、アルバム魔物語収録のバブーシュカ呼吸での演奏に始まり、センシュアル・ワールドレッド・シューズエアリアルディレクターズ・カット雪のための50の言葉のアルバムでも貢献を続けていました。ジョンのケイトとの最初の共作は、1979年のピーター・ガブリエルの曲「ノー・セルフ・コントロール」でした。また、2014年のビフォー・ザ・ドーンの公演ではケイトにベースギタリストに選任されています。ケイトの作品への貢献は計り知れません。

追記:公式サイトにケイトが、友人であるジョン・ギブリンについて素敵なメッセージを発表しました:

ジョンはみんなに好かれていました。 どこを取っても本当にすばらしい人です。 誰もが一緒に仕事をしたいと思うほど演奏の腕があって、誰もが友達になりたが るほど素敵な人でした。 もちろん私も大好きです。 40年以上にわたって親しく付き合ってきた大事な友人でした。 ともに支え合ってきたという気がする特別な存在でした。 ジョンさんと一緒にやるのは好きでしたが、それはミュージシャンとして卓越し ているからというだけではなく、とても楽しいからです。 声に出して笑うことがよくあって、そういうときには止めようとしてもだめで、 しばらく座り込んで笑い続けたものです。 音楽の中ではいつも新しいことを求めていて、 すごいと思うのは、まるで壁を破ったように、彼にしかできないようなすごいフ レーズを見つけるのです。 まさに歌っている感じです。 そうした姿を見るのは本当に嬉しく、刺激的でした。 素晴らしい人、そしてかけがえのないミュージシャン、渡しにとっては大事な友 人をを失ってしまいました。 これからは、もう今までの世界とは違うんだと思ってしまいます。
ケイト

プロデューサーのロバート・M・コーリッチは、「ベースギタリスト、ダブルベース奏者、アレンジャー、そしてオールラウンドのセッションミュージシャンとして驚異的な才能」と評しています。ジョンはスコットランドのベルシルにある音楽一家に生まれ、若い頃から音楽に興味を持ちました。10代の頃に様々なロックバンドやポップバンドで演奏し、そこから進歩を続けます。ジョンが最近一緒に仕事をしたバンドOsibisaのFacebookページより:

「ジョン・ギブリンさんの素晴らしい演奏能力は早い段階で注目され、すぐにピーター・ゲイブリエル、ケイト・ブッシュ、フィル・コリンズ、エリック・クラプトン、アニー・レノックスなどのミュージシャンとツアーやレコーディングをしました。シンプル・マインズのベーシストとなり、よくフレットレスベースを弾いていましたが、デレク・フォーブスに代わって3枚のアルバムで演奏した後、また以前のようにスタジオミュージシャンに戻りました。

キャリアを通して、幅広い音楽ジャンルをカバーする無数のアーティストやグループと共作しています。  その中には、ピーター・ゲイブリエル、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、ドノバン、ジュディ・ツーク、フィッシュ、マンフレッド・マン・アースバンド、ジョン・アンダーソン、ロバータ・フラック、マーク・ノップラー、ジョージ・マーティン、デビッド・シルビアン、スティング、ウェンデル・リチャードソン、ジョーン・アーマトレイディング、デイヴィッド・アーノルド、リチャード・アシュクロフト、エイジア、ビッグディッシュ、コリン・ブランストン、ブランドX、エルキー・ブルックス、ダンカン・ブラウン、サラ・ブライトマン、クリス・デ・バー、ブライアン・イーノ、エグザイル、ロバータ・フラック、アル・グリーン、スティーブ・ハーレイ、ナタリー・インブルーリア、デビッド・ノップラー、k.d.ラング、サイケデリック・ファーズ、ラルフ・マクテル、ジェリー・ラファティ、タニタ・ティカラム、スコット・ウォーカーなど、多くのアーティストがいます。

2016年のインタビューでジョンは、ケイトの復活ライブで演奏を頼まれたことの喜びを語っています。「ケイト・ブッシュさんから電話があって、『たくさんライブをやりたいんです』と、。本当に素晴らしいことでした。ケイトさんとは、1978年から一緒に仕事をしています。ケイトのバンドは、デビッド・ローズ、オマー・ハキム、ミノ・シネルという完璧なメンバーでした。私は本当に幸せなベーシストでした」。

ジョンさんの家族や友人、そして彼の死を深く悼む音楽界のすべての人々のことを想っています。

ジョン・ギブリン ー 1952年2月26日~2023年5月14日

2023年5月10日水曜日

戦争児童のために神秘の丘の音波のアートにケイトがサイン

ケイトは先月自宅で、チャリティのウォーチャイルド・UKの資金調達のために、彼女の曲神秘の丘の音の波形を使って作成した何枚かのアートワークにサインしましたが、その販売がちょうど開始しました。ウォーチャイルドのアンドリューさんより:

「ケイト・ブッシュさんにとっては実り多い年でした。まずネットフリックスによってチャートに返り咲きました。そして、ロックンロールの殿堂入りがありました。そして今、曲の波形のアートにサインです。これ以上何を求めることができるでしょう。冗談はさておき、ケイトと再び仕事ができることを嬉しく思っています。ケイトは10年ほど前、ティムがこの構想を始めたころ、数枚のオリジナルにサインしてくれました。しばらくして、幸いなことにもう一度つながって「神秘の丘」のプリントを100枚用意しました。「神秘の丘」は何十年も前からのヒット曲ですが、ネットフリックスのストレンジャー・シングスで大きくフィーチャーされたおかげで、昨年は本当に想像もできないほどの高みに昇りました。いくつかの国のチャートで1位に達し、アメリカのスポティファイでのストリーミングはほぼ10,000%も増加しました。ケイトは、2023年にウォーチャイルドUKが30周年を祝うのに合わせてサインしてくれました」

新しくサインされた音の波形のプリントについての詳細と購入はこちらから: https://soundwavesartfoundation.com/collections/Kate-Bush

2023年5月8日月曜日

追悼 ショーン・キーン

アイルランドの伝説的なフィドル奏者であるチーフタンズのショーン・キーンが、残念ながら76歳で亡くなりました。ショーンは、ケイトの「夜舞うつばめ」でフィドルを演奏しています。ご冥福をお祈りします。そして素晴らしい曲を残していただき、ありがとうございます。ご家族の皆さまや友人の方々のお悲しみはいかばかりかとお察しいたします。どうかご自愛ください。

2023年5月4日木曜日

ポッドキャスト新作。ケイトがロックンロールの殿堂入り(ニュースまとめも)

ケイトがついにロックンロールの殿堂に入ると本日発表されました。これを受けてケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの新作では、このニュースやケイトブッシュ音楽の世界の最近のエキサイティングなイベントをショーンが取り上げます。フィッシュピープルのブランド変更、state51 Conspiracy との新しいパートナーシップ、そして「透明人間になる方法」の新しいペーパーバック版、ケイトの最近の受賞候補入り、亡くなったギタリストのイアン・べアンソンの追悼などについて喋ります。    

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストはiTunesやSpotify、その他のポッドキャストアプリ、 たとえばStitcherやTunein、あるいは下のSoundcloudからも聴けます。

[ここでお知らせですが、www.katebushnews.comでやっていることを気に入っていただいていたら、ランニングコストをサポートするために、ほんの少しでも良いのでHTTPS://KO-FI.COM/KATEBUSHNEWSにアクセスしてください]

2023年5月3日水曜日

ケイトがロックンロールの殿堂入り

ケイトにとっては4度目の正直と言えるでしょう。今日、アメリカのロックンロールの殿堂に殿堂入りする7組のアーティストのうちの1人であると正式に発表されました。同時に殿堂入りするのは、ウィリー・ネルソンレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンミッシー・エリオットシェリル・クロウジョージ・マイケルスピナーズです。おめでとうございます。

更新:ケイトは、公式サイトでこのニュースへのコメントを出しました。

殿堂入りになったというニュースは本当に驚きました。  そんなことは決してないだろうと思っていたことですので。
   私に投票してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんに応援していただけるのは、とても嬉しいことです。とても名誉なことだと思います。
     入会の儀式のために、秘密の握手はどうするのか誰かに聞かないといけませんね。

ケイト

ケイトは2004年からノミネート対象(ノミネートされるには少なくとも25年以上のキャリアが必要)で、これまでも2018年、2021年、2022年にノミネートされていましたが、今年ついに殿堂入りとなりました。アメリカのチャートでの大活躍がおそらくこの結果を招いたのでしょう。

受賞者は、11月3日にブルックリンのバークレイズセンターで開催される式典とコンサートで祝福を受けます。ケイトが式典に出席したり演奏したりするつもりがあるかは、現時点では何も分かっていません。殿堂の会長兼CEOのジョエル・ペレスマンはローリングストーン誌に対して、ケイトが式典で演奏してくれることを期待していると語っています。「ドアは開いています。彼女しだいです」と述べています。もし彼女が演奏するのであれば、2014年のロンドンでの連続コンサート「ビフォー・ザ・ドーン」以来のライブとなります。殿堂入りについての詳細はこちらをご覧ください。

一般投票で選ばれた7人のパフォーマーの他に、殿堂の委員会によって選ばれた6組が受賞者に加わることになっています。歌手のチャカ・カーン、演奏家兼プロデューサーのアル・クーパー、作詞家のバーニー・トーピンがそれぞれ「卓越した音楽」部門で、そしてロックギタリストのリンク・レイ、ヒップホップのオリジネーターであるDJクール・ハークが「音楽的影響」部門で受賞しています。また、「ソウル・トレイン」のテレビ司会 者であるドン・コーネリアスが、アーメット・アーティガン賞を受賞しています。