2011年11月16日水曜日

「死んだトナカイを叩き」: ヴィーヴォシーン

ヴィーヴォシーンのマリン・ネルソンは長いトラックに容赦がありません:

離れるつらさとあられもない情事を詳述している13分にわたる歌などは、あんまりです。 タイトルトラックの中で、スティーブン・フライが雪を表現する50の言葉を文字通り朗読するころには、 あなたは凍傷になっていることでしょう。 あるいは、ちょっと失礼、などと言いたくなっているかも。 ケイト・ブッシュは、批評が難しいアーティストの1人です。 彼女の長く崇拝されてきた経歴は、独創性と輝きにあふれていました … 特に1978年以降ジャンルの壁をやぶりながらアルバムを発売していたアーティストとして、 彼女は先例のないレベルに立ちました … ケイト・ブッシュの強さは厳然とそこに存在します: 確固として。 横殴りの雪から耳をつんざくような静けさを作り上げたいと思えば、 彼女はそうします。 感情的な真実性があり、詩作の世界では彼女は比べるものがありません。 ケイト・ブッシュは、クリスマスの前に出せるよう計算してアルバムを 制作していたようには思われます。 しかし、あなたがシングルで、寒い夜に独りで静かにワインを飲んでいるようなひとであれば、 雪のための50の言葉は、どこか遠くに置いておくか、コースターとして使ってください。

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