2011年11月16日水曜日

「静謐で親密なアルバム」: ハイアー・プレインズ・ミュージック

ハイアー・プレインズ・ミュージックのサイモンさんも、何回も繰り返し聴きこんだようです:

雪のための50の言葉を最初に聴いたときには、 シングルとタイトルトラックを除いてはあまりピンと来ませんでした。 他はぜんぶ非常にくどい感じで、知的で感情に満ちてはいるものの、すぐに好きになるような パンチのあるフックがないという感じでした。 でも突然興味が湧いて、そのすぐには繰り返し聴こうとは思わなかった曲を再発見してみたいと 思いました するとにわかに歌の中のいくつかのセクションが意味をなし、歌のなかにまたいくつかの 歌があることに気づき、突然目の前が開けました。 エアリアルのように、この作品はちゃんと賞味しようと思えば 最初から最後まで座って聞く必要がある作品です。 曲は1曲1曲美しいですが、全体としてまとまると、 冬の厳しい寒さ、心の迸り、音楽と言葉でつくられる暖かみを作り上げており、 私がウィンターアルバムでの最高の例の1つだと言えます。

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