2011年11月17日木曜日

「いつものような驚くべきクオリティ」: ガーディアン

ガーディアンでの アレクシス・ペトライズの5つ星の好意的レビュー:

Guardian review

ケイト・ブッシュの雪のための50の言葉には、いっぱい奇妙なことがあります。 厳密にはこれはクリスマスアルバムではありませんが、季節ものであることは確かです。 最近の季節のアルバムといえば、個性を磨きながら活動を続ける著名な シンガーソングライターよりもジャスティン・ビーバーのような人が出すようですが。 この中では、ブッシュが雪だるまを作った後、 その雪だるまと寝て、悲しい結末に至るというストーリーのミスティーに 14分という時間をかけて、ありえないほど美しい作品を作っています。 … オーケストレーションの微妙な美しさや、生き生きとしたライブ感、 いままでのブッシュのアルバムでは見られなかったような ミュージシャン達が1つのスタジオに集まって作品を作っているような感覚が あります。 それを除けば、雪のための50の言葉は、 ロックの世界で他には誰にも発想できないようなアイデアで 埋めつくされてるという意味では、 いつものブッシュのような作品だと 言えるかも知れません。 紙に書いてみるとまったくばかげたように見えるアイデアを、 驚くような音楽に仕立て上げるさまは、まさにブッシュの世界としか言いようが ありません。 プロモーション嫌いは有名ですが、それとは別に、 彼女の作品作りへのアプローチについては、私たちが知ることのできない 領域があります。

0 件のコメント: