2024年10月25日金曜日

ウォー・チャイルドの資金支援のための新しい短編ビデオ「トガリネズミの子」。「スノーフレーク」シングルリリース。ケイトが新しい音楽を制作予定!

「トガリネズミの子」アニメーションのスチル

今朝、素晴らしいニュースがありました。ケイトはBBCのラジオ4の番組「トゥデイ」でエマ・バーネットのインタビュー(こちらから追っかけ再生できます)を受けて、戦争の被害を受けた子供たちのために資金を集める目的で脚本監督した新しい短編ビデオの公開について発表しました。新しいアルバムを作る考えについても語っています。白黒の4分間のアニメーショントガリネズミの子は2011年発表の曲スノーフレークの短縮版で、チャリティーの「ウォー・チャイルド」のための資金を集め意識を高めることを目的としています。(ケイトの公式サイトで必ずトガリネズミの子のストーリーを必ず読んでください)。

今日、ケイトの公式サイトで「トガリネズミの子」が公開されました。視聴は無料ですが、ケイトから視聴者に向けて、紛争に巻き込まれている子供たちを支援する団体を支援することが奨励されています。ケイトは次のように述べています。「この動画を見た方は、『ウォー・チャイルド』やその他の戦争下の子どもたちを支援する慈善団体に寄付をお願いします」ウォー・チャイルドはこちらのサイトで寄付を受け付けています。ケイトがイラストレーターのジム・ケイと共に制作した短編動画は、部分的には2022年2月のロシアのウクライナ侵攻に触発されたものです。「この作品には数年前から取り組み始めました、ウクライナ戦争が勃発してから間もないころで、誰にとっても非常にショックな出来事だったと思います」とケイトは話しています。

アーティストのジム・ケイによる「トガリネズミの子」の初期のコンセプトスケッチ

「これまでは長い平和な時期が続いていたということになります。もともと女の子が主人公の短編のアニメーションを作りたいと思っていました。実際に子どもたちが戦争に巻き込まれているのです。子供たちにとってどれほど恐ろしいことかに、注意を呼びたかったのです。

「そこで、あるストーリーボードのアイデアを思いついたのですが、実際には、人間よりも生き物の方が共感できるのではないかと感じました。そうして、小さなトガリネズミの子にすることを思いつきました」紛争が子どもに与える影響について振り返って、次のように述べています。「戦争は誰にとっても恐ろしいものですが、そうした状況では非常に頼りなく感じるので民間人にとっては特に恐怖が強いものです。子供にとっては、どれほど恐ろしいものであるか、想像もつきません」

スノーフレークのラジオエディットは、デジタルシングルとしてリリースされています。

ケイトは次のように付け加えています。「私たちは皆、非常に困難な時期を過ごしてきたと思います。私たちが生きているのは暗い時代で、程度は違っても誰もが疲弊していると思います。パンデミックを経験したことは大きなショックでしたし、その闘いが終わったら、なんらかの普通の生活に移れると感じていたと思います。しかし、現実には次から次へと事変が起こり、休みなく前よりも大きい戦争が起こっているように思います」イギリスのガーディアン紙はすでにケイトのアニメーション動画に5つ星の評価を与えています。「...この衝撃的な動画を見れば、子どもたちに対しての戦争の暴力を思って泣いてしまいます」また、アニメーション「トガリネズミの子」のコンセプトアーティストであるジム・ケイは、自身の公式サイトでケイトとの仕事について書いています。

ウォー・チャイルドはこちらのサイトで寄付を受け入れています

次のアルバムについて、ケイトは新しい音楽の制作を始めることについて「とても前向き」であると付け加えています。BBCラジオ4の番組「トゥデイ」で次のように語って、追求したい「アイデアはたくさんある」と語っています。「久しぶりですが、あのクリエイティブな空間に戻るのを本当に楽しみにしています」BBレポート

短編動画を予告する昨夜のケイトのサイトのスプラッシュページ
友人のファン、トーマス・ダニングさんの腕のタトゥー。お母さん手書きの歌詞です。今回のニュースで、とても喜んでいるようです。

2022年にウクライナで戦争が勃発したので、反戦アニメーションを制作しようと考えました。特に、戦争に巻き込まれた子どもたちに注意を集めたいと思いました。

息子が子供のころに歌っていた「スノーフレーク」という歌をもとに、ストーリーボードを作りました。彼のパフォーマンスは非常に感動的だと思いますし、もともとは彼が思春期に入る前の美しいボーイソプラノを留めておこうとして曲を書いたのですが、このアニメーションの文脈の中で、心に響く新しい意味を帯びてきました。

主人公を戦争に巻き込まれた子供にしたいと思っていたので、非常にラフなストーリーボードを思いつきで作りました。

最初は人間の子供、小さな女の子にしようと思っていたのです。コーカサスコビトトガリネズミ(ウクライナに棲息するトガリネズミ)にするというアイデアに落ち着きました。小さくて頼りない小さな生き物です。人間より弱く小さい動物の方が共感が強いかもしれないと思いました。

この小さなトガリネズミは、月明かりに照らされた冬の夜に戦争で荒廃した都市を旅しますが、最初は自分の周りの巨人の世界で何が起こっているのかに気づいていませんでした。ある種の精神的な存在、すなわち「希望」によって呼ばれていることに気づきます。

そして希望を探し始めます。頼るべきは希望だけというときもあります。

ウォー・チャイルドはこちらのサイトで寄付を受け入れています(そして、ぜひケイトの公式サイトトガリネズミの子とその制作に関与した才能ある人々についてのストーリーをお読みください)

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