2023年10月24日火曜日

ロックンロールの殿堂へのケイトの殿堂入り続報

ケイトのロックの殿堂入り候補の画像

11月3日(金)に予定されているケイトのロックの殿堂への殿堂入りについて、これまでに分かっていることの一部を紹介します。

殿堂とは1986年以来、300人を超えるパフォーマーがアメリカのオハイオ州クリーブランドにあるロックの殿堂に殿堂入りしています。この団体は、殿堂入りすることが「音楽における最高の栄誉」と説明していますが、実際のところは、毎年就任式が行われる米国で、より高く評価されていると言ってもよいでしょう。

ケイトはどのようにして殿堂入りしたかケイトは2004年からノミネート対象(ノミネートされるには少なくとも25年以上のキャリアが必要)で、これまでも2018年、2021年、2022年にノミネートされていましたが、今年ついに殿堂入りとなりました。アメリカでの(そして全世界の)チャートでの大活躍でこれが確かなものになったのでしょう。

ケイトのロックの殿堂入り候補の画像

殿堂入りの式典の日程はいつで、アメリカ以外で見ることはできるか授賞式は、11月3日金曜日の東部時間午後8時(米国) /深夜12時(英国/アイルランド)に生中継でDisney+のストリーミングチャンネルで流れます。ニューヨーク、ブルックリンのバークレイズ・センターで行われ、式典自体に出席するためのチケットはこちらで購入できます

今年は他に誰が殿堂入りするか今年はウィリー・ネルソンレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンミッシー・エリオットシェリル・クロウジョージ・マイケルスピナーズも殿堂入りし ます。一般投票で選ばれた7人のパフォーマーの他に、殿堂の委員会によって選ばれた6組が受賞者に加わることになっています。歌手のチャカ・カーン、演奏家兼プロデューサーのアル・クーパー、作詞家のバーニー・トーピンがそれぞれ「卓越した音楽性」部門で、そしてロックギタリストのリンク・レイ、ヒップホップのオリジネーターであるDJクール・ハークが「音楽的影響」部門で受賞しています。また、「ソウル・トレイン」のテレビ司会者であるドン・コーネリアスが、アーメット・アーティガン賞を受賞しています。

2023年のロックの殿堂入りメンバー

ロックの殿堂のケイトについてのコメントは殿堂のサイトにケイトについてのページがあり、その中で彼女をこう評しています。「魔法のようにビジョナリーで、歌も作詞作曲もこなし、いろいろな楽器も演奏し、プロデューサーもこなすケイト・ブッシュは、ロックの世界で独自のスペースを作り出しました。豊かなサウンドスケープ、前衛的な実験、文学的テーマ、サンプリング、そして演劇性で観客を魅了し、無数のミュージシャンにインスピレーションを与えました。」また、以下の「殿堂入りアーティストについて」の動画もまとめています。

ケイトは式典に出席するのかケイトが式に会場で出席するつもりなのか、ビデオや音声で進行に協力するつもりなのかは、まったくわかりません。ケイトが授賞式に参加したのは2014年が最後です。殿堂の会長兼CEOのジョエル・ペレスマンはローリングストーン誌に対して、ケイトが式典で演奏してくれることを期待していると語っています。「ドアは開いています。彼女しだいです」と述べています。もしもに備えて、チケットを購入してNYに旅行しようとしているファンを何人か知っています。幸運を祈ります。もし彼女が演奏するのであれば、2014年のロンドンでの連続コンサート「ビフォー・ザ・ドーン」以来のライブとなります。そしてほぼ29年ぶりに演奏がテレビに出ることになります。

賞の授与と殿堂入りのセレモニーの発表は、伝統的に殿堂入りしたアーティストにの影響を受けたアーティストがすることになっています。ケイト・ブッシュのファンであることを公言している歌手のセント・ビンセント(アニー・クラーク)がこの日にパフォーマンスを行うことが分かっていて、本人がSNSで誰かの発表をすることをほのめかしています。ケイトの友人であり、音楽界のアイコンであるエルトン・ジョンもこの夜に演奏する予定ですが、これはおそらく彼の曲作りのパートナーであるバーニー・トーピンを称えるためでしょう。この日に演奏する人としては、スティービー・ニックスクイーン・ラティファシーアもいます。

セント・ビンセントのロックの殿堂入り候補の画像とツイート

ケイトの殿堂入りについての発言はケイトは5月に自身の公式サイトで次のように反応しています。「殿堂入りになったというニュースには本当に驚きました。そんなことは決してないだろうと思っていたことですので。私に投票してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんに応援していただけるのは、とても嬉しいことです。とても名誉なことだと思います。入会の儀式のために、秘密の握手はどうするのか誰かに聞かないといけませんね。ー ケイト」

他にはケイトの名前は、ロックの殿堂の2023年版のさまざまな記念品に使用されていて、ここで販売されています。パフォーマーはアルファベット順にリストされているので、ケイトの名前が一番上に表示されています。

ロックの殿堂2023年記念品
記念品の写真はジェームズさんから
ロックンロールの殿堂2023年記念品 ー ギター型栓抜き

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