11月にはケイトのアルバムカタログが、新しいフィッシュピープルのロゴラベル付きで、通常の黒いアナログ盤とCDで再発行されます。さらに先週、UK、アイルランド、米国(他の国でもおそらく)のいくつかの独立系レコードショップで、ケイトのアルバムのゴージャスな新しいフィッシュピープルのインディーズレコードストア向けカラービニールエディションの予約注文を受け付け始めました。11月20日にリリースされる予定ですが、これは、世界中の新しいオーディエンスが近年TikTokや2022年の神秘の丘の大ヒットを通じてケイトの音楽を発見して以来、初めてのカタログ更新になります。
多くのファンは、2018年に購入したリマスターのアナログ盤を持っていてそれで満足かと思われますが(今度のリイシューは同じリマスター)、新しいファンがケイトのカタログのアナログ盤を新たに手に入れる機会となり、コレクターにとってはいつも望んでいたもの(しかしそんなものが出るとは思ってもいなかったもの)を手に入れるチャンスです。ケイト・ブッシュのカラービニールバージョンは、デビッド・ボウイ、アバ、ジョニ・ミッチェル、クイーン、カイリー・ミノーグ、フリートウッド・マックなどのアーティストのものと同様のものです。昨年の世界的な成功を受けて、ベストヒットアルバムのパッケージでの「銭稼ぎ」に興味を持つのではなく、アルバムカタログのプレゼンテーションと、特に実店舗での入手可能性に以前から気を配っています。このような「インディーズ」リリースが非常に支えになっている大切な商売です。
アナログ盤の再リリースに関連してケイトの新しいコメントが音楽出版業界で引用されています: 「アナログ盤でリリースされたアルバムの物理的な存在感を皆さんが喜んでくれているのを見るのはとてもエキサイティングです。私にとっても、特にティーンエイジャーのころはいつも楽しみでした。レコード店内のやかましいのも、その体験の一部でした。アルバムを買うのは一大イベントだったのです」
インディーズ・エディション(独立系のレコード店でのみ販売されているのが名前の理由)は、180gのカラービニール盤でアルバムのアートワークに合うような紙の帯が付いています。これは通常では、日本のアナログ盤でしか見られないもので、とても素敵です。スーパー・デラックス・エディションのサイトによると、「この色付きビニール盤は『無制限版』と呼ばれていて、継続的に生産される予定です。帯に記載されるプレス日付は変わりますが、他は変わりません」
ご存知のように、今年の2月にケイトのカタログの販売がState51 Conspiracyに変更され、公式フィッシュピープルサイトとソーシャルメディアチャネルも新しいロゴデザインに更新されて、さまざまな新しいフィッシュピープル商品が購入できるようになりました。アナログ盤レコードはオランダのレコード・インダストリーの工場でプレスされ、バーニー・グランドマンがカットした新しいラッカーが使われています。バーニーさんはジョニ・ミッチェルのアルバムカタログの最近のリマスタリングを監督しているので、これは音質が良くなることが期待できます。すでに知られているように、ケイトのリマスターはジェームズ・ガスリーが行いました。
アメリカ以外では、初期の3枚のアルバムはワーナー・ミュージック・グループが引き続き販売します。そのため、「天使と小悪魔」、「ライオンハート」、「魔物語」のインディーエディションのカラービニールは、アメリカからの輸入でのみ入手可能です。お近くの独立系レコード店で、アメリカのオンラインの独立系レコード店で予約できるかどうか聞いてみてください。たとえばラフトレードは、他のものと同様にカタログに乗せています。
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