2021年2月18日木曜日

「イッツ・ア・シン」の制作陣が番組で神秘の丘を使った経緯を語る

It's a Sin - Channel 4

画期的な大成功をおさめたチャンネル4のシリーズドラマ「イッツ・ア・シン」は、 さいきんのテレビ誌リースの中でもケイトの音楽がもっとも強い感動を呼ぶ形で使われた例でしょう。 ラッセル・T・デイヴィーズの脚本によるこの有名な5部作のシリーズは、 1981年から1991年のロンドンを舞台にしていて、 英国でのHIV/エイズ危機の期間を過ごしたゲイの男性のグループと友人たちを描いています。 このドラマはチャンネル4の歴史の中でも最も視聴された番組でした。 ガーディアン紙の本日の記事で、デイヴィーズと監督のピーター・ホアーが サウンドトラックで使った80年代の音楽について語っています。 そして、ケイトが神秘の丘の曲を使うことを許可した経緯についても触れています。

ピーター・ホアー: ケイト・ブッシュを入れたのはちょっと大胆だったかな。ラッセルが[曲]って書いてて、 みんなそれが脚本に入っているのは知ってて、なにか使うんだろうって感じでした。 ケイト・ブッシュとは思わなかったけど。 でも、この曲は良いんじゃないかと思った。最初、みんながテーブルを囲んで座ってるシーンで 流してたんだけど、今となると歌の内容があのシーンと同じことなので、無かった方がいいかな、 と思います。 みんな座りながらどうしたらいいんだ、って思ってる。 ジルが責任を引き受けようとしているけど周りはどうしたらいいかわからない。 この曲は女性と男性が立場を入れ替えるという内容で、だれかの役目を代わってやるというのは 関係したテーマなんですよね。 それは、だれでも良かった。リッチーは完璧じゃなかったけど、悪いことをしたわけじゃない。 彼のやったことには立派な理がある。 ちょうどそのときに起こった別のことでおかしくなっちゃっただけのことで。 後悔はしているけど、見ると分かるように誇りに思っている部分もある。

ラッセル・T・デイヴィーズ: あの曲を抜いてみたことがあるでしょう? だれかがちょっとどうかって言って、ピーターが音を抜いてくれたんだけど、 そうしたらあのシーンがまったくダメになっちゃった。

ピーター・ホアー: ラッセルにケイト・ブッシュさんが曲を使っていいってじきじきに伝えてくれたのは、その後だね。

ラッセル・T・デイヴィーズ: 許可をもらわないとダメなんだけど、ケイトからはなかなかもらえないんです。

イッツ・ア・シンはUKとアイルランドではAll4プレイヤーで観ることができます。

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