2019年3月28日木曜日

ポッドキャスト・エピソード: 1980年のバブーシュカと夢見る兵士


今回のポッドキャストのブッシュテレグラフでは、ダレルとポールの語りは とどまるところを知りません。 40年をさかのぼり、高校時代の友達に戻り、 1980年のケイトのリリース、バブーシュカと夢見る兵士を待っているときを思い出し、 この曲が今持つ意味を想います。

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの購読は、iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえばStitcherTunein、あるいは下のサウンドクラウドでも聴くことができます。

2019年3月14日木曜日

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストで25年ぶりに振り返るフルートピア

Fruitopia (collage)

もうあれから25年。 1994年にフルートピアの新発売に合わせて アメリカのテレビ用にケイトが制作した珠玉の小曲集ですが、 ファンにはとても嬉しいサプライズでした。 ショーンが振り返りますので、一緒にお聴きください。 ファンが聴いたことがないバージョンもあるかもしれませんよ。 これはたいへんな編集作業でした。 “Hey, Hey, Juice!”

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの購読はiTunesやその他のポッドキャストアプリ、例えばStitcherTunein、または下のサウンドクラウドでも聴くことができます。

2019年3月13日水曜日

BBCラジオ6ミュージックで、ジ・アザーサイドが今日のアルバムに!

The Other Sides BBC 6 Music

BBCのサイトから: 「本日選んだアルバムは、ジ・アザーサイドです。これはケイト・ブッシュの新しいCDセットで、リミックス、B面曲、レア曲、カバーが収められており、 セクシャル・ヒーリング、ロケットマン、キャンドル・イン・ザ・ウィンドなどが入っています。 水曜日には、このCDボックスから選ばれた曲のオンエアをお楽しみください。」

ショーン・キヴァニーはハミング、ローレン・ラヴァーンはザ・マン・アイ・ラブ、スティーブ・ラマックは愛無・スティル・ウェイティングをプレイしました。 ケイトのディス・ウーマンズ・ワークのB面曲がBBCで聴けるなんで、なんてすばらしい!  

2019年3月8日金曜日

ジ・アザーサイドのリリースに合わせ、リマスターの新しいCM

ケイトはケイト・ブッシュ リマスターのCDボックスの新しい広告を出しましたが、 その中にはUK、アイルランド、ヨーロッパで発売された4枚組CDジ・アザーサイド に収められているリマスターされた曲が何曲かフィーチャーされています。 注文はこちらから。 それ以外の地域では3月22日にリリース予定です。 ロケットマン、アンダー・ザ・アイビー、ユー・ウォント・アルケミー、ザ・マン・アイ・ラブ など、すばらしいリミックス、B面曲、映画のための曲、カバーがすべてリマスターで 収められています。

The Other Sides

2019年3月5日火曜日

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャスト – ブッシュ・テレグラフ: 若いファンが語るケイトへの愛と詩集のレビュー

Bush Telegraph Podcast

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの最新号では、 ブッシュ・テレグラフの2人、ポールとダレルが 若い世代のファンであるブレイドンに話を聞きます。 ダレルはサンフランシスコの健康食品店で、 19才のブレードンがケイト・ブッシュのTシャツを着ているのを見かけて声をかけたのです。 今回のブッシュ・テレグラフではまた、ケイトの新しい詩集「透明人間になる方法」の レビューで素敵なものを探り当てます。

ケイト・ブッシュ・ファン・ポッドキャストの購読は、iTunesやその他のポッドキャストアプリ、たとえばStitcherTunein、または下のサウンドクラウドからも聴けます。

ジェレド・マンコヴィッツが写真集「ケイト・ブッシュ: シンフォニー・オブ・ユー」を発表

Gered Mankowitz - Symphony of You

最近ものすごい規模のケイトの写真集ワオを発表したのに続いて、 写真家のジェレド・マンコヴィッツが全く新しい もう少しお手頃なケイトの写真集を2019年9月に発刊予定です。 予約購入はこちらから 

宣伝文から: 「シンフォニー・オブ・ユーは、 ケイトの音楽、その姿、インパクト、イマジネーションを称える写真集です。 ここに収められているのは、ジェレド・マンコヴィッツが捉えた ケイトの活動初期の息をのむような写真で、 その多くはいままで公開されてこなかったものです。 この本にはまた、さまざまな分野の著名人 – 流行の作家、受賞歴を持つミュージシャン、学者など – がエッセイを書いており、 ケイトが現代文化の幅広い領域に及ぼした影響について語っています。 シンフォニー・オブ・ユーは例を見ない写真集で、唯一無二のアーティストへの オマージュとなっています。」

また、写真家のマックス・ブラウンの新刊も、発売日は未定ですが準備中です。 彼は1979年のツアーでケイトの素晴らしい写真を撮影しています。下のサンプルをご覧ください。

Kate on stage 1979

Kate and Del on stage 1979

Kate on stage 1979

2019年3月4日月曜日

ジ・アザーサイド曲へのケイトのコメント – ザ・マン・アイ・ラブ

The Other Sides

今週の金曜日、3月8日にケイトの4枚組のレア曲集、ジ・アザーサイドがリリースになります。 ケイトはときおり公式サイトに収録曲についての コメントを発表していますが、 このたびザ・マン・アイ・ラブのビデオを1994年以来初めて公開しました。 ジ・アザーサイドの予約はこちらから。

ケイトのこの曲についての公式サイトでのコメント:

ジョージ&アイラ・ガーシュウィンが書いたロマンティックな曲ですが、 ラリー・アドラーがガーシュウィンの曲を集めたグローリー・オブ・ガーシュウィンという アルバムを作るときに、歌の依頼をもらいました。 アルバムのプロデュースはジョージ・マーティンですが、私は彼が大好きで、その才能、 制作にかける思い、そしてジェントルなお人柄も、優しくとても心惹かれます。 彼とラリーと共作の機会を得たのはたいへんな名誉で、二人は 全く違った人柄(ラリーはほんとうに個性的な人です)なのですが、 創作においては完璧なコンビネーションです。

この曲はシングルカットされ、ビデオはケヴィン・ゴドリーが監督でした。 ケヴィンとの仕事は、とても想像力にあふれていて楽しく、大好きでした。 ピーター・ガブリエルのドント・ギブ・アップのビデオで、 彼とロル・クレームと一緒に仕事をした経験もありました。 ケヴィンはとても伝統的な感じでビデオを作ることにし、それはとても曲に合っていました。  ゴドリー&クレームの2人は、10CCのバンドメンバーとしてそのインテリジェンスとウィットで 音楽界に足跡を残したのにとどまらず、 映像においてもそうそうたる幅広いジャンルのミュージシャンと組んで 世界を驚かすような作品を作ったとんでもない才能の持ち主です。

このビデオが公開されるのは、もとのテレビでの放送以来初めてのことです。

ショーンより: ちょうどシングルのリリースのころ、ラリー・アドラーがスカイニュースのインタビューを 受けたことがあって、ビデオについてこんなことを言ってました:

「今見たビデオの制作をいっしょにしていたとき、 足に痛風をわずらっていて、 ベッドに向かうたびにケイトが看護婦みたいに付き添ってくれたもんです。 可愛らしかったですね。」

ジ・アザーサイドの予約はこちらから。

The Man I Love single cover

2019年3月1日金曜日

ケイトのジ・アザーサイド曲へのコメント – エクスペリメントIVとアンダー・ザ・アイビー

The Other Sides

ケイトの4枚組のレア曲集CDジ・アザーサイド が3月8日に発売されるのに向けて、 ケイトがオフィシャルサイトでいくつかの曲を選んで、それにまつわるちょっとした話を書いています。 ロケットマン(前の記事をご覧ください)に続いて、エクスペリメントIV (この曲集には2バージョンを収録)とアンダー・ザ・アイビーを選んでいます。   

1986年のエクスペリメントIVのビデオについての ケイトのコメント:

コンピレーションのホールストーリーの追加曲として書いた曲で、シングルカットになりました。 この曲のビデオを作るということになって、ちょい役で出るだけでいいという話だったので、 すごく嬉しかったです。 曲のストーリーが映像で示すには難しいかもという曲だったので、 当時使われなくなっていた古い軍隊病院の素敵な建物で撮影をすることにしたんです。 とても大きな迷路のようなつくりの病院で、すごく長い廊下があったのもあって、 撮影にいいと思いました。 フローレンス・ナイチンゲールもその病院の設計に関わったと聞いています。 有名人として名前を貸したというのではなく、実際に病院の設計にパイオニアとして多大な貢献をしていて、 その後の病院の設計も変わったということです。

このビデオの撮影はなかなか大変なプロジェクトで、 楽な撮影ではありませんでした。 とても大きな建物で、照明も暖房もなくてじめじめしていましたので。 でも、ドーン・フレンチ、ヒュー・ローリー、ピーター・ヴォーン、リチャード・ヴァーノンといった 方々をキャストに迎え、すばらしいクルーと一緒に仕事をできるのは 夢のようでした。 その病院に一部とはいえ命を再び吹き込んだようで、奇妙で不思議な感覚がありました。 撮影からほどなく、建物はマンションに改築されています。 あの豪華な部屋には、兵士や看護婦が勝手にお茶を飲みに来たりおしゃべりに来たり しているかもしれませんね。

あのビデオのためにはレコーディングスタジオを作る必要がありました。 そこで自分のスタジオからテープレコーダーや備品を持ち出して、 ミキシングコンソールはアビーロードスタジオのご厚意で貸していただきました。 ビートルズが使ったコンソールですが、私も第二スタジオで魔物語のアルバムの 制作で使わせてもらいました。 なかなか特徴的な卓で、年代物の飛行機に乗ってたらぴったりだと思います。

撮影はたいへんでしたけど、とても楽しく、みんな一生懸命に遅くまで仕事をしてくれました。 出来上がりには満足しています。

アンダー・ザ・アイビーについてのコメント:

神秘の丘のB面用に曲を書かないといけないということになって、 この曲をあまり時間をかけずに作りました。 シンプルなピアノと歌だけの曲だったので、録音も難しくなかったです。

この曲のビデオを当時人気だったテレビ番組、ザ・チューブのためにアビーロードスタジオで撮りました。 番組のホストはジュールズ・ホランドとポーラ・イェイツで、ポーラの曲紹介がとても 心がこもっていたのを思い出します。

撮影はアビーロードの第一スタジオで行いました。大きなオーケストラや 合唱団、映画音楽なんかを録るとても広いスタジオで、 めまいがするほど天井が高いんですけど、第二スタジオで作業をしているときに、 仲のよかったエンジニアと第一スタジオの天井に遊びにいきました。 ハッチをよじ登ってキャットウォークに出ると、そこを這ってオーケストラが 下でやっているのを見たものです。 だれも二匹の悪魔がはるか頭上で雲の間をただよっているなんで 気づいてなかったでしょうね。 下を見ると怖いほどの高さで聞く音楽は天国のような響きで、 そこに行くのは大好きでした。 ハッチからバンジージャンプしたら面白いねとよく言いあってました。

このビデオが公式にリリースされるのは、最初のテレビ放送以来初めてのことです。

ジ・アザーサイドの予約は こちらからどうぞ。

愛のかたちのLPジャケットがダブリンでウインドミル・レーンの「アナログ盤の小道」の一部に

ダブリンにあるウィンドミル・レーンで録音された21の著名アルバム を並べた「アナログ盤の小道」が、今週スタジオのサイトで公開されました。 これは波止場に建てられたスタジオのもともとの場所を記念し、音楽の歴史を留めるために 作られたものです。 ケイトの愛のかたちのジャケットも歴史的なアルバムの1枚として選ばれています。 ウインドミル・レーンでこのアルバムがダブリンの風景の一部になったさまを ショーンが撮っていますのでご覧ください。 スタジオは90年代の初期に近くのリングセンドに引っ越しています。  

作品の1つはこのスタジオで録音とミキシングが行われた曲を含むU2の6枚のアルバムに 捧げられています。 もう一つの作品には、「スタジオの発祥の地で14年に渡り制作された 幅広いジャンルにわたる著名作品」を記念するということで選ばれた15枚のアルバムの ジャケットをディスプレイしています。 ジャケットは強化ガラスの下に埋め込まれ、その上を歩くことができるように なっています。 夜にはライトが点灯されます。 クラナドのシンガーであるモイア・ブレナンが除幕式に参加し、 スピーチで1980年代のスタジオでの楽しくクリエイティブな雰囲気について語りました。

Maire Brennan

ウインドミル・レーンのアナログ盤の小道の除幕式でのモイア・ブレナン(クラナド)