UKのシンガーソングライターのティム・アーノルドは ケイトの作品への尽きない興味がきっかけで、マイムアーティストのリンゼイ・ケンプ とステージでの共演を果たしました。 ティムとリンゼイがマンチェスターのブリッジウォーターホールで先月、 ホワット・ラブ・ウド・ウォントと題して 音楽、映像、写真、ダンスからなるインスタレーションを演じた際、 ケイトは二人に花束を贈呈しました。 このイベントの司会はケイティ・パクリックが行いましたが、 ケイトの贈った花を持っている出演者の写真をティムが ツイッターに投稿しています。
ティムの最近の インタビューで、 ケイトとリンゼイに関する彼の軌跡が分かるのですが、 その中にはまだ17才のときに「ライン、クロス、アンド カーブ」のセットを 訪れていたことが記されています。 その中から:
マイムのリンゼイ・ケンプさんと共演するきっかけは何でしたか?
リンゼイ・ケンプについて初めて知ったのはフレッド・バーモアルのケイト・ブッシュについての 本でした。 1987年のことで、トッテナムコートロードの街角のマクドナルドの地下で一人で座って、 エッグマフィンを食べてました。 そのときは12才の夏休みで、スペインの母の家から離れて ロンドンのチャリティーショップでアルバムや本を片っ端から漁っていたときでした。
グルジェフやウスペンスキー、コリン・ウィルソンなんかもケイト・ブッシュを 通して知りましたね。 でも、リンゼイさんのことは外せません。 地球外から来た天上の存在のようで、 UKのポップカルチャーに流れるルーツと土台を勉強していた時に、 私のイマジネーションに響きました。
初めてリンゼイさんを見たのは、ケイト・ブッシュの映像作品のライン、クロス、アンド カーブ のセットでした。 17才のときで、兄が制作に関わっていて、私を現場に誘ってくれました。 そのときのことはよく覚えています。 パパイヤを見たのも初めてで、あの映画に出てくるエキゾチックな果物がいっぱいでした。 兄がのぞき込むモニターでも、撮影の合間には実際にも、ケイトやミランダ・リチャードソン、 リンゼイを見たのを思い出します。 撮影の最後のほうには、すごく気分が上がって、自分が創作活動に入る将来を見たような気がしました。 で、そのあと1週間はマンゴーとパパイヤしか食べなかったほどです。
ロンドンで昨年行われたリンゼイさんのショウで会うことができました。 リンゼイさんが私のことを知ってて、私のアルバム「ソーホー・ホボ」を 聴いてくれていたと聞いたときはすごく嬉しかったですね。 ソーホーについて書いた曲を好きだと言ってくれました。 もうそれですっかり夢中になって、共通点がたくさんあることが分かって、 もう一緒になにかやらないといけないってことになったんです。
もっと詳しくはティムさんのオフィシャルサイトをごらんください。
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