ご存知のように、今年1月5日にデル・パーマーが世を去り、彼の遺志により、ご家族がデルの個人的なアイテム（楽器や機材、アートワーク、書籍など）を良い方に引き取ってもらおうと、オークションに出しました。その中にはデルのギターも何本かあり、ケイトのレコーディングで演奏されたものもあるはずです。その他には、デルの友人の楽器職人のクリス・ラーキンとAJ・“エグリー”・ルーカスによるカスタムメイドのギターがあり、その中には2018年/2019年のデルの最後のライブパフォーマンスで演奏したアップライトベース「エグリー」も含まれています。
友人のシーラ・ラーキン作の泣く女性の絵や、デル自身による水彩画や油彩画もあり、「Every Brush Stroke was torn from My Body」と刻まれたデル本人の絵具箱もあります。オークションに出ているアイテムには、カメラ、音楽や映画に関する本、ビンテージの戦争はがきなど、デルが生涯にわたって集めた個人的なアイテムも含まれています。脱出王のハリー・フーディーニのサイン入りはがきは、アルバム「ドリーミング」のジャケット写真で自分自身がその役を演じたときの記念品または贈り物だったようです。
出品物は、イギリスのレディングにあるシンブルバイ&ショーランド オークションの現地で、明日6月28日金曜日の午前9時から午後5時まで（現地時間）実物を見ることができます。オークションは現在オンライン入札期間中で、6月30日日曜日17:00（BST）に終了します。デルの財産はロット80から始まる番号で142点が出品されています。アイテムはこちらで見ることができます [注:この骨董品と収集品のオークションには470点が出品されているので、サイトで「Del Palmer」と検索すると対象の142点を見ることができます]。各アイテムの詳細な写真を表示できます。デルが一緒にいて、この宝物について語ってもらえたら良かったのですが。こうした品が売られているのを見るのは心が痛みますが、品物を競り落とした人が、私たちがデルのことを想うのと同じぐらい落札品を大切にしてくれることを願っています。
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