2022年8月19日金曜日

クリス・フィッツジェラルド-モリス:ホームグラウンド40周年記念号ハイライト

ホームグラウンドの新しい180ページ40周年記念号のハイライトの1つはホームグラウンドのクリス・フィッツジェラルド・モリスによる美しく示唆に富む記事です。ケイトの音楽に浸ってきな数十年にわたる彼女自身のファンとしての記憶だけでなく、ケイトが残した仕事が将来の世代によって大切にされ、引き継がれてゆく可能性があると書いています。「思い出の中を歩いていくような喜びです」ケイト・ブッシュのファンがこの記事を読むと、もちろん感動すると思いますが、誇りに感じワクワクして、そして少し物思いにふけることと思います。私はこの記事を読んでいろいろな感情が混じり合うのを経験しました。「スルー・リーブズ」というタイトルで、最初にクリスさんはホームグラウンドの初期に盛り上がったことを書いています。ケイトの素晴らしい両親であるロバートさんとハナさんをイーストウィッカムファームで訪問し、ファンのイベントや大会を開催しています(ビッグスカイのビデオ撮影にも参加しました!)。そして、ホームグラウンドのピーターとデイブとともに、エクスペリメントIVのビデオにもエキストラとして出演しています。たくさんの個人的で大切な思い出が共有されています。

1990年のケイト・ブッシュ・クラブ/ホームグラウンド・コンベンションでのデイブ、ケイト、クリス、ピーター、(半分隠れた)デル

クリスさんは次のように書いています。「年を重ねることで、物事がはっきりと見えてくることがあります。例えば私たちがいなくなった後に、持っているものがどうなるかということです。私にとっては、それは大事にしているケイトやご両親からのカードや手紙です。それだけでなく、ジョン(カルダーブッシュ)からのカードや手紙、エッセイや詩の原稿などもあります。こうしたものは、将来のために保存する必要があります」

保存することがケイトの遺産と将来の世代にとってどれほど重要になるかを説明するために、クリスは、英語の小説家、詩人、ジャーナリストであるヴィータ・サックヴィル・ウエスト(1892-1962)の生活と仕事について、長年研究をしてきたことを説明しています。彼女は、夫であるサー・ハロルド・ニコルソンと一緒に作りあげた有名なシシングハースト庭園で有名です。ヴィータの手紙や原稿の多くは英国と米国のアーカイブに保存されていますが、クリスは、シシングハーストを訪れたときにヴィータのライティングルーム(1962年の死後にそのままの状態で保存されている)に特別に招かれたことを非常に忘れられないものと説明しています。このライターの生活と仕事の証の宝物や記念品がいっぱいです。その影響を受けて、クリスは、現在から100年先の2122年にイースト・ウィッカム・ファームに造られたケイト・ブッシュ博物館の訪問に読者を案内します。これは読むに値する記事です。全てファンがいろいろな感情の混じり合いを感じることでしょう。

最新のホームグラウンドの134ページ特集号を無料でダウンロードして、クリスの記事やその他多数の記事(パディ・ブッシュやジョン・カーダー・ブッシュからの投稿を含む)を読むことができます。 

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