
ケイトのお兄さんのパディーからメッセージが来て、ウェールズでのコンサートのことを
知らせてもらいました。
「カーディフで今月22日、ジャスティン・ヴァリのコンサートがあります。
私も演奏しますよ。
200周年記念のマネー・フォー・マダガスカルというチャリティーです…
ウェールズの人に知らせてもらえますか?」
ご存知のとおりジャスティンさんは、ケイトのレッド・シューズやイート・ザ・ミュージックに
パディーとともに参加しています。
コンサートはカーディフのロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ドラマの
ドラ・スタウツカー・ホールで、9月22日7:30開演予定です。
当日は、ジャスティン・ヴァリ・クインテットとパディー・ブッシュに加え、
二ダム・アンサンブルもフィーチャーされます。
チケットは£17.50 (優待価格 £15)、12才以下の子供は無料です。
詳しい情報は大学のウェブサイトでご覧ください。
イベントのページから:
「何を記念しているかと言いますと、
1818年に起こった災害に始まる驚くようなウェールズの歴史の1ページなのです。
マダガスカルへの使節団が一人を残して全員、11週間以内に熱病で亡くなってしまいました。
生き残ったデヴィッド・ジョーンズはモーリシャスに戻って静養しましたが、
またマダガスカルに戻っています。
3番目に若いウェールズ人のデヴィッド・グリフィスと妻のメアリーは
1820年にその地に入っています。
その後の成り行きは驚くようなものでした: メアリーと二人のデヴィッドは首都に向かい、
マダガスカル語を学び学校を始めました。最初から女子生徒もいました。
たどり着いて3年しかたたない1824年にはすでに、2000人もの生徒が学校にいて、
母国語で授業を受けていました。
二人のデヴィッドは教会を建て、マダガスカル語での説教を始めました。
優秀な生徒の助けを得て、聖書の翻訳にもとりかかり、
1835年には完全版を刊行しています。

ラダマ王の要請で、アルファベットを使ったほぼ完ぺきに表音系の
マダガスカル語の記法を作り出しました。
その結果、マダガスカルの子供たちにとって読み書きを習うのは
ずっと楽になったのです。
音楽はマダガスカルの生活の隅々にまでしみとおっていて、
ジョージ4世王がラダマ王にピアノを贈呈したときには、とても感謝されました。
1820年代に王が作曲した曲もいくつか、コンサートの中で演奏されます。
二ダム・アンサンブル
パディ・ブッシュはマダガスカル人ではなくアイルランド人ですが、
マダガスカル固有の楽器であるヴァリハの名手として、
コンサートではジャスティン・ヴァリのグループに加わります。
ようこそパディーさん!
二ダム・アンサンブルはUKのオーケストラにも参加している才能あふれるウェールズのミュージシャン
がメンバーで、南ウェールズでは有名で、いくつもの記憶に残る良いコンサートをやっています。
会場のホワイエではマダガスカルの工芸品が展示され、
コンサートの前と中休みには最初の使節団に関するビデオの上演もあります。」