ネヴァー・フォー・エヴァーは北西部在住の4人組バンドで、
ケイト・ブッシュを愛し「その伝説のパフォーマーの音楽と視覚表現を再現する情熱」を
ともにしています。
セットリストは嵐が丘、バブーシュカ、神秘の丘、クラウドバスティング、
そして「あまり知られていない曲」も多数演奏するそうです。
ネヴァー・フォー・エヴァーの出演は5月5日、7:30です。問い合わせと予約は リッチフィールド・ギャリックまで。
ネヴァー・フォー・エヴァーは北西部在住の4人組バンドで、
ケイト・ブッシュを愛し「その伝説のパフォーマーの音楽と視覚表現を再現する情熱」を
ともにしています。
セットリストは嵐が丘、バブーシュカ、神秘の丘、クラウドバスティング、
そして「あまり知られていない曲」も多数演奏するそうです。
ネヴァー・フォー・エヴァーの出演は5月5日、7:30です。問い合わせと予約は リッチフィールド・ギャリックまで。
ブラインドオーディションで嵐が丘を選んだ出場者があり、ケイトによるその曲のオリジナルバージョンがオーストラリアの
トップ40に返り咲いたのに続いて、
ロシア出身のビクトリア・ボロニアという
「ボイス・オーストラリア」の別の出場者がバブーシュカで登場しました。
この人も予選通過し、今はデルタ・グッドレムのチームにいます。
1980にバブーシュカはオーストラリアのシングルチャートで1位になっていますので、 来週のチャートが楽しみです。
ローラ・バンティングが「ボイス・オーストラリア」で嵐が丘を歌ったことによって、 ケイトのオリジナル版がオーストラリアのトップ40 シングルチャートに39位に入りました。
追記: Noise11によるチャートコメント: 「ケイト・ブッシュの旧作の嵐が丘が 39位に返り咲いています。これはおそらくテレビ番組で出場者がこの曲をカバーしているのを 聞いて初めてこの曲を知った世代の人が支えているのでしょう。」
今日のUKシングルチャートで、マックスウェルのディス・ウーマンズ・ワークが 41位に、ケイトのオリジナルは63位に入りました。 どちらもトップ40には入りませんでしたが、テレビでこの曲をカバーしたパフォーマンスが 流れたことによって何千人かの人がダウンロードしたことになります。
追記: ミュージック・ウィークのチャートコメントより … 同じくボイス・UKでカバーされたことがきっかけで、マックスウェルのディス・ウーマンズ・ワークは 41位(7,072枚)でチャートインです。この曲は11年前、アメリカで58位にチャートインしています。 この曲のケイト・ブッシュによるオリジナル版は1989年に25位に入るヒットでしたが、 今週63位(4,813枚)に入っています。
金曜日のガーディアングレアム・トムソンの記事:
「大物のリスクテイカーのアイヴァー・ノヴェロ賞ノミネートのアルバムは、 女性ミュージシャンの将来を描いていると、 著名なファンが語っています。 …
今週のアイヴァー・ノヴェロ賞に、ケイト・ブッシュの最新アルバム『雪のための50の言葉』が ノミネートされたことは、彼女がまだ広く深い影響力を持っていることを証明しています …
セルフタイトルのデビュー・アルバムがマーキュリー・ミュージック・プライズと
2012のブリット・アワードにノミネートされた
アナ・カルヴィは、
ブッシュが2005年のエアリアルと雪のための50の言葉を通じて女性ミュージシャンの
将来を描き出していると信じています。
「彼女が自分の年齢、ファミリー、自分の人生を受け入れていて、
それでも本当にすごいアーティストであり続けているところが好きです。
私も20年後ぐらいにはそうなりたいと思っています。
ケイトのリスクを恐れないさまがとても好きです。
レコードでは声の使い方とかクレージーなこともやっていますが、
全てが彼女のアートに完全に組み込まれています。
それがとても素晴らしいと思います。」
パンクキャバレーデュオのドレスデン・ドールズのアマンダ・パーマーは、 ケイト・ブッシュが重要であり続けている理由は、 「反応する人でなく創造する人だから」だと信じています。 パーマーによると、 「彼女は、世の中を楽しませようとするよりも、 内面の美の女神を探求し、それを表現しているのです。 そういうアーティスト、そんなつながりを放っておかないアーティストは、 神のように尊敬されるべきです。」 」
みなさん、明日(4月21日土曜日)はレコード・ストア・デイで、 ケイトの限定版ピクチャーディスク、『タホ湖/天使にかこまれて』が発売される日であるのを 忘れてませんね? … UK国内向けに1000枚、(残念ながらアメリカ以外の)世界に1000枚がリリースされますが、 前にも申し上げたように、店自身もその日になるまで何枚手に入るかわからないので、 たとえば20枚オーダーを出していたとしても1枚しか手に入らないかもしれないし、 ゼロの可能性もあります。 だからレコード店にはできるだけ早く行くようにして、 バックアップの店も考えておいてください。 では、がんばってください。 2000枚全部が値上がり目的の人でなく実際のファンの手に渡るように祈ります。 ご健闘を。 Dave, Krys, Sean and Peter.
PS. デイブは明日の朝はやく中央ロンドンあたりをうろつきますので、 ソーホーあたりにいたらお会いするかもしれません。
UKシングルチャートの中間発表では、『ディス・ウーマンズ・ワーク』の2つのバージョンが両方とも トップ40にランク・インしています! マックスウェルが28位、ケイトのバージョンは38位です。 土曜日のブリテンズ・ゴット・タレントでこの曲が演奏されたのを 受けてのチャートインです。
このチャートは 日曜日から火曜日までの売上げなので、日曜日の午後に発表される最終のチャートでは 順位を落とすことでしょうが、 それでもこれは素晴らしいニュースで、ケイトの曲がまたこうやって評価されて 多くの人に聞かれるのはうれしいことです。
デイリー・テレグラフのニール・マコーミック:
「昨日発表されたアイヴァー・ノヴェロ賞のノミネートで、ベストアルバム部門は女性のみの戦いになりました。
この賞の68年に渡る歴史の中で初めてのことです。
前にも言いましたが、女性が音楽界を支配する時代なのです。
女性は強いと言いますが、ノミネートの3名は圧倒的です。
3人のそれぞれが男性に支配されてきた音楽業界に風穴をあけ、
自分の道を切り開いてきた素晴らしいシンガーソングライターたちです。
他の追随を許さない音楽の冒険者ケイト・ブッシュは53歳になりますが、 1978年以来、ユニークでことさらにエキセントリックでありながらも、 オープンで一般受けもする音楽をつくってきました。 この何十年間、女性のポップアーティストに期待されていたのはかわい子ちゃんでしかなかったんですが、 彼女はアーティスト志向の女性たちの目標として存在し、 内面的な心理描写と修辞的な美学で、本質的に女性的な作品を作り上げてきました。
最近20年ぐらいの間は子育てで半ば引退状態でしたが、 昨年の「雪のための50の言葉」で構想のユニークさや魔法のような技が全く損なわれて いないことを証明しました。 ポピュラー音楽の世界では、トップアーティストでさえ年をとるのは残酷なことですが、 ブッシュはオリジナリティと円熟で自分のポジションを確保し、 再び賞賛を受けることとなりました。…」
NME: 「アデル、ケイト・ブッシュ、PJハーヴィーが来月の アイヴァー・ノヴェロのベスト・アルバム部門に ノミネートされています。 ベスト・アルバム部門のノミネートが全員女性であるのは今回が初めてです。
アルバム賞
’21′ Adele
’雪のための50の言葉 ’ ケイト・ブッシュ
‘レット・イングランド・シェイク ’ PJ ハーヴィー
アイヴァー・ノヴェロ賞は作詞作曲の業績を称える賞です。 同業者の間で選考し、賞を授与します。
オーディション番組のことが話題になっていますが、ニュージーランドのローラさんがオーストラリアの
ナイン・ネットワークの『ザ・ボイス』の『“ブラインドオーディション』で、
嵐が丘を歌って選考に残っています。
「目を閉じて、耳を開いて。 ボイス・オーストラリアは2012年、音楽とソーシャルメディアの事件になります。 ザ・ボイスでは4人のスーパースターミュージシャンのコーチが12人のチームを、 アーティストの声のみによって選考します。 コーチとして競うのはシール、ジョエル・マデン、デルタ・グッドレム、キース・アーバンの4名で、 オーストラリアのこれからの声を探し当て、育てようとしています。 ブラインドオーディションでは、コーチが良いと思ったらボタンを押してそのアーティストをチームに 入れることになっています(全部で12人を選択)。 ボタンを押した時点で、椅子が回り、自分が選んだアーティストを初めて見ることができるのです。 もし2人以上のコーチが同時に選んだら、アーティストに決定権が移り、 自分が入りたいチームを選ぶことができます。 どのコーチからも選ばれなければ、そこで失格となります。… 」
ローラは、ジョエル・マデンがコーチのチームの一員になっています。
どこかで亡きヒューイ・グリーンが、ケイトが自分の番組『オパチュニティー・ノックス』から出たと いうことで喜んでいるかもしれません。 …
ケイトの嵐が丘がITVの「英国の人気ナンバー1シングル」で1970年代の候補に入っています:
「2012年はUKのシングルチャートが始まって以来60周年にあたります。
この60年の歴史を通じて、歌が私達の人生に影響を及ぼし、
この国の豊かな歴史を反映してきました。
そこで、英国の人気ナンバー1シングルを選ぼうということになりました。
ITV1の3回にわたる番組で、60曲の忘れられないナンバー1シングルを紹介します。
そして、チャートのトップを飾ったアーティストへのインタビューで各世代に愛されている
曲を見つけ出し、ヒットの秘訣を探ります。
そして、歴代最高のナンバー1シングルはどの曲かを決めるITV視聴者の投票の結果を
発表します。
…」
ケイトの1978年でのノミネートは1970年代のショートリスト のページに出ています:
「ケイト・ブッシュのレコード会社は、このエミリー・ブロンテのゴシック小説を題材にした 曲のリリースには反対でした。 18才の若さでこの曲を書いたケイトは自分の意見を通し、そうしてその『嵐が丘』によって、 ケイトは自作の曲でナンバー1を獲った初の女性アーティストとなったのです。」
投票はこちらから。
どうも本人はこの曲がマックスウェルの曲だと信じていたようですし、審査員も誰も
それを質しませんでしたが、エセックスのホープという女性は、ケイトのディス・ウーマンズ・ワークを歌って
審査員を圧倒していました。
ホープは最初、ジェシーJのママ・ノウズ・ベストをやろうとしましたが、 サイモン・カウエルが『もうこの曲は聞き飽きたよ。だれか別の人の曲をやってくれないかな。』 と言ったので、ホープはケイトの曲に切り替えて、観客からスタンディングオベーションを 勝ち取りました。そして審査の次の段階に駒を進めることになりました。
追記:この番組の結果、ディス・ウーマンズ・ワーク (両バージョン)が i-tunes トップ20に選ばれています。
さらに: ラジオ・タイムズより:
「ホープ・マーフィーはアップミンスター出身で、エセックスのひとであることを公言していました。 まだ16才ですが、しっかりとしたブロンドとバリーM流の化粧で、 すでに地方特有の頑固で落ち着いた感じを醸し出しています。 大きなパブやレストランを仕切っているところを想像できるでしょう。 そしてその声! クリアで、難なく危ういほどのレンジをこなすところなどは圧巻です。
彼女はマックスウェルの(本当はケイト・ブッシュですが)のディス・ウーマンズ・ワーク を歌いましたが、 この思いがけない選曲は、審査員のサイモン氏がプロデューサーの 『曲を変えるように言う』というメモをみて曲を変えるように伝えたことで 実現しました。 ひどい話ですが、今やもうそんなことはどうでもいいことです。」
昨晩の Maaike Breijman のトリビュートライブについてLSMedia:
「観客の中には、ケイト・ブッシュが過去一度だけリバプールでライブをやった時の オーディエンスがいたかもしれず、 … その人は30年を経て、英国のポピュラー音楽の女王の官能的で刺激的な名曲を Maaike Breijman という才能が2セットにわたって演じたのを目撃したわけです。 … 音楽を演奏するということにおいて衣装替えをたくさんしようという女性は あまりいないと思われますが、Maaike がステージに現れて、 天使と小悪魔、ジェイムズ・アンド・コールド・ガン、バブーシュカといった曲を 演奏し始めると、 観客はそのステージがアートの領域にあるということを思い知ります…
この火の第2幕もまた印象的で、 ディス・ウーマンズ・ワーク、あの神秘の丘、クラウドバスティング、そして衝撃の嵐が丘まで … これは単なるライブステージではなく、この世代でもっとも敬愛される作曲家の作品を 祝福する祭典、あるいはそれ以上だったかもしれません。 …とても意味のあるステージで、 音楽の本質を捉えた瞬間であり、 それゆえ観衆が大絶賛をしたわけです。 …」
ニューヨーク・タイムズ ではテオ・ブレックマンの1月のライブを回顧し、新しいカバー・アルバムをレビューし、本人へのインタビューも行なっています:
「高校のとき、彼女の音楽に夢中になりました、とブレックマンさんは言います。 10代の最後ぐらいにジャズに興味を移してゆくまで、 ひっきりなしにブッシュの音楽を聞いていたそうです。 そして2005年のエアリアルを聴いて、また旧作を聴いてみたということです。 『今聴いてもこれはすごい、前よりもいいかもしれない!』と思ったそうです。 ということで、ブレックマンは、『今までにだれも彼女を正しく作曲家として認めて来なかったので』、 このプロジェクトをやることにしました。 『カバーバージョンはいくつもありますが、それだけのことで、本当はすごく難しいです。 音域も広いのもあるし、音の飛び方も普通じゃない。 転調や変拍子も。 変なところがいっぱいで、もちろんそれが好きで、だからこそカバーしようと思ったんですけど。』 …」
NPRで、 ラブ・アンド・アンガーのテオのバージョンをレビューしています:
“テオ・ブレックマンによる名曲『ラブ・アンド・アンガー』の解釈は注目に値します。
ブレックマンのバンドは、ジャズ的な解釈に合うように原曲のリズム感を緩めつつも、
曲の勢いと素朴な感性を損なわないようにしています。
贅沢なアレンジの中で彼の透明なバリトンが歌うと、言葉に絶するような苦痛、
失望、忘却と開放の苦しいプロセスといったテーマが良く伝わります。
こういった様々な感情の交じり合ったさまを、音響的にも感情的にはクリアーに表現しています。
… ブッシュの作品の意味を把握して表現するためには、
明晰な頭と深い心が必要となります。
ブレックマンは彼特有の巧みさでこれを表現しています。
」
デイリー・テレグラフ 4月2日:
「 第16回のサウス・バンク・スカイ・アーツ・アワードの ポップ・ミュージック部門で、3人の女性シンガーがしのぎを削ります。
2012年のノミネートは女性アーティストのみで、PJハーヴィーのレット・イングランド・シェイク、 ケイト・ブッシュの雪のための50の言葉、アデルのベストセラー『21』です。 …」