ケイトが新しいアルバムのアイデアを練っていることを認めたのがすでに話題になっている中、ケイトと息子のアルバート・マッキントッシュが来年の第67回米国グラミー賞にアートディレクターとして2つの部門でノミネートされたことが発表されました。2023年に発表した「愛のかたち」の特別版で、バスカビル版は最優秀レコーディング・パッケージ賞にノミネートされ、ロスト・アット・シー・ボックスのアート・ピース(同じく「愛のかたち」のエディション)は最優秀ボックスまたはスペシャル・リミテッド・エディション・パッケージ賞にノミネートされました。これらのリリースについての詳細は、こちらのオリジナルのニュース項目で読むことができます。ケイトとアルバート、そしてチームの皆さん、おめでとうございます。きっとお喜びのことと思います。受賞者は、2025年2月2日にロサンゼルスで開催されるグラミー賞受賞セレモニーの当日に発表されます。
グラミー賞は、アメリカ合衆国のレコーディング・アカデミーによって、音楽業界における顕著な業績に対して毎年授与される賞です。当初は、トロフィーに金色の蓄音機が描かれていることから、グラモフォン賞と呼ばれていました。音楽のさまざまジャンルだけでなく、レコードパッケージ、歴史的な録音、制作、エンジニアリング、作曲、編曲などについえ、94もののカテゴリーがあります。このあたりのどちらかといえばきらびやかではないグラミー賞トロフィーのほとんどは、最も人気のある「一般部門」のポップカテゴリで占められるライブショーであるグラミー賞のテレビ放送に先立って、当日午後に事前に放送される「プレミアセレモニー」で授与されます。これまでもケイトは、1988年に最優秀コンセプト・ミュージック・ビデオ賞に愛のかたち、1991年には最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞にセンシャル・ワールド、1996年に最優秀ミュージックフィルム賞にライン・クロス・カーブでノミネートされています。
注目すべきは、アメリカでのケイトの経歴と地位について言うと、ほぼ30年ぶりにグラミー賞にノミネートされたことであり、フォーブス誌も「明らかに、レコーディングアカデミーの選者が、彼女の作品と才能を認めようとしたようだ」と評しています。ケイトが2022年にアメリカでチャートでこれまでで最大の成功を収めたことと、昨年ロックの殿堂入りを果たしたことに続くできごとです。フォーブスはまた、ケイトはこの2つの部門で厳しい競争に直面するだろうが、「両方の賞ではないにしても、1つでは有力な候補と見なされるだろう」と書いています。彼女は、グラミー賞を受賞したことがなく、その遺産が長年にわたって成長している多くのアーティストの一人です。
ティモラス・ビースティーズのアートワークで飾られた愛のかたちのバスカヴィル版は、ケイトとチームがプロジェクトのために特別に開発・製造した太陽電池LEDライト付きの初めてレコードとしての革新性で有名でした。回路基板は、このパッケージ専用に設計されており、標準的な見開きジャケットの標準的な厚さに収まるようになっています。このリリースには、ケイトが監督・脚本を担当したクラウド場スティングをテーマにした特別な短編フィルムが付属しています。グラミー賞の最優秀レコーディング・パッケージ賞の歴史と基準についての詳細はこちら。
一方ケイトは、ロスト・アット・シー・ボックスのアートワークの販売ごとにウォーチャイルドに寄付を行っており、このチャリティには最近ではケイトの美しいトガリネズミの子のアニメーションのリリースでも支援しています。ロスト・アット・シー・ボックスの中には、2枚のアナログレコードが入っていて、白いアナログ盤の溝のない方の面にUVプリントされています。ケイトは去年こう言っています。「アルバムと壁に掛けられるアートワークのハイブリッドを作ろうと考えました。オークションでチャリティのウォー・チャイルドのためにデザインした作品をもとにしています」 グラミー賞の最優秀ボックスまたはスペシャル・リミテッド・エディション・パッケージ賞の歴史と基準についてはこちら。